山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

木津川周辺のカヤツリグサ

2008-07-21 22:35:17 | 単子葉類

カヤツリグサ <カヤツリグサ科カヤツリグサ属>

狭義のカヤツリグサはこの品種を指す。三角で節のない茎を、両端からふたつに裂き、蚊帳を吊ったような四角を作って

子供たちが遊んだことから蚊帳吊草とよばれる。

遊びの中から身近な自然を学んでいく。私にはまだそんな子供時代があった。夏になって蚊帳を張って寝たのも

今では懐かしい思い出だ。

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アオガヤツリ <カヤツリグサ科カヤツリグサ属>

木津川周辺では主に水辺近くで見られる。形が面白い




イガガヤツリ <カヤツリグサ科カヤツリグサ属>

京都府レッドデーターブック記載 絶滅寸前種 

小穂が集まって栗のイガの様な形をしているところから、この名前がある。京都府では過去、北部日本海方面、

加悦町、網野町、西舞鶴の3個所で標本が採取されたのみで、その後公式に生息は報告されていない。

典型的な内陸盆地の城陽市内で見られるのは珍しい。別種の可能性もある





メリケンカヤツリ <カヤツリグサ科カヤツリグサ属>

熱帯アメリカ原産の帰化植物。他のカヤツリグサ科と比べかなり大きいので目立つ

今のところ生息数は多くないが、他府県の例を見ると今後増えてくるかもしれない。

コメント (2)
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