山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

草むらの妖精たち~木津川河川敷の草花

2008-07-06 17:11:41 | Weblog
木津川堤防の散歩道も暑くて歩くのが億劫になる季節を迎えた。

見られる花も少なく、ウォーキングを楽しむ人の数も少なくなっているようだ。
高齢者の場合は、特に熱中症にならないように、早朝か夕刻の比較的涼しい時間帯を利用するのが良いだろう。

ここでは、この季節にも出会える可愛い草花を少し取り上げてみます。



コマツナギ <マメ科コマツナギ属>
漢字で書くと”駒繋ぎ”となる。馬をつなげるほど茎が丈夫なことに由来する。
全体に草のようにみえるが、小低木に分類されているらしい。



ネジバナ <ラン科ネジバナ属>
公園の芝生などでもよく見かける花だが、ラン科に属するというのは、今回調べてみて初めて知った。
そういえば一つの花を良く見ると、なるほど確かにランの形をしている。
名前の由来に説明の必要はなさそうだ。見れば判る!捻じれた花だからネジバナ



イソトマ <キキョウ科ラウレンティア属>
オーストラリア・西インド諸島原産の帰化植物。園芸種として市販されているものを含め、葉や茎から出る白い液は猛毒。
目に入ると失明するともいわれている。


こんな花にも出会ったが、名前は調べても判らなかった。今日の宿題ができた。



帰り道、無花果畑の傍の藪に、キイチゴがたくさん実を付けていた。

昔は、農家の人が農作業の合間に、おやつとして食べたそうだが、今は食用にはしていないとのこと、
もっぱら鑑賞用らしい。一粒頂いたが味はなかなかのものだった。

キイチゴの種類について訊ねてみたが、
よく分からないとのことだった。それにしても、現代は飽食の時代。これを採っていく人はいないらしい。

このキイチゴの実が熟すると、いよいよ梅雨があけ夏本番だ。今年も半分が過ぎた。




コメント (5)
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