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夏の甲子園では3回戦に進出 -日大三高野球部2023-

2023年09月05日 | 高校野球
もう9月に入ったけど、先月甲子園に出場した、母校・日大三高野球部の試合を振り返ってみる。
昨年の聖光学院戦と同様、初戦は球場で生観戦しようと思い、関西の天気予報をチェックしながら、
試合3日前に、往復の新幹線とホテルがセットになったツアーを申し込み、甲子園の入場券も確保。
去年ここで文句言ったけど、雨天順延でも払い戻しはしない
そして、転売ヤーの高値販売も野放しにしている、高野連の対応は絶対におかしい。
対策はいたって簡単、前売りや指定席券は廃止し、当日に自由席を販売という、以前のやり方に戻すだけでいいのに。

幸い、天候は大きく崩れることなく、甲子園球場は日程を順調に消化していき、


三高は当初の予定どおり、大会4日目の8月9日、第二試合に登場。


相手は兵庫代表の社(やしろ)。公立校とはいえ、激戦区の兵庫県を勝ち抜き、昨年夏から3季連続で甲子園に出場。
ある意味、三高より格上もいえる。まったく二宮(主将)め、相変わらず悪いクジを引きやがって…。
ところで、私が購入した席は「内野一塁側・中段・12段71番」だったのだが、 

※中段のどの席になるかは、客側は選べない

中段エリアの一段上がった場所の一番前で、しかも右端だったため通路に出やすく、快適であった。 


しかも、私の座った位置はこの日、11時頃から銀傘の日陰に入り、日光を遮断。
チームのクジ運はよくなかったが、私が引いたクジ=購入した座席は、なかなか恵まれていたようだ。
試合開始前、両チームのスタメンが発表された。三高はエース安田など、西東京大会の準々決勝以降と同じメンバー。


その直後にベンチから出てきた、個人的に一番頼りにしている古賀、秘密兵器から主軸にレベルが上がった針金、
そして、あまりアテにしていない意外性の男(?)、森山らの素振りを撮影。


この直後にプレイボールとなったが、普段の試合と同様、観戦と応援に集中したため、写真は一切なし。
ここからは試合経過を簡単に記述。表が社で裏が三高。
1回裏 先頭の古賀がヒットで出塁し、一死二塁のチャンスも、二宮らが凡退し無得点。
2回裏 ヒットで出塁した針金が盗塁を決める(エンドランで打者が空振り)も、やはり後続倒れ無得点。
3回裏 ヒットの安田を二宮がセンターオーバー二塁打で還し先制。場内がどよめいたので、一瞬入ったかと思ったよ。
5回表 ここまで走者を出していない安田が、二死から初安打を浴びる。ひそかに完全試合を期待していたのに。
5回裏 森山の二塁打が飛び出し、池内の犠牲フライで追加点。その後、二宮がヒットで続くも、一塁走者古賀の暴走でチェンジ。
不満の残る攻めだったが、珍しく森山が打ったのだから、儲けものと思っておこう。
6回裏 二死から針金の二塁打などでチャンスを作るも森山が凡退。ランナーがいるときはダメか。
7回表 先頭打者四球からバントで送られ、この試合最初のピンチも、後続を抑える。
7回裏 二死から池内、二宮が連続ヒット。相手の悪送球があり、池内が一気に生還し3点目。
二宮はこの日3安打。クジ運の悪さを自らのバットで挽回した形となった。
8回裏 またまた二死から大賀ヒット、森山二塁打でチャンスを作るも、安田は最終回の投球に専念するため(?)凡退。
三高打線は11安打を放つも、後半は二死からの攻勢が目立ち、さらに岡村と佐々木が無安打のため繋がらず、3点どまり。
9回表 三者凡退に抑え2安打完封。安田の生涯最高(たぶん)のピッチングで三高勝利!


甲子園球場 第105回全国高校野球選手権記念大会
8月9日 1回戦 対社(兵庫)

社000000000→0
三00101010×→3


5年ぶりに耳にした、聖地甲子園での勝利の校歌は、やはり格別である。


お土産売場では自分用に、最初の方に載せた、この日の試合を示す「対戦看板のマグネット」800円を購入。

※自宅冷蔵庫に貼り付け

なお、マグネットは上部分のみなので、掲示物を貼る場合は、上下逆にしなくてはいけない…。


ハナシは戻って、お土産購入後、球場の外を歩いていたら、小倉全由前監督に遭遇。
私が声をかけようとした瞬間、別のオバハン団体(生徒の母親?)が近付き、記念撮影を要求。
それを見た他の観客も集まりだし、いつの間にか、小倉さんとの記念撮影を待つ行列ができてしまった。


笑顔で応じていた小倉さんだが、クソ暑い中、長時間立ちっぱなしでの撮影は、かなり気の毒。
私が割って入り、「炎天下だし、小倉さんに申しわけないだろ!」と注意すべきだったかなあ。
ちなみに、私が伝えたかった言葉は、「監督、教え子たちの甲子園勝利、おめでとうございます」だ。
前監督の名声をさらに高める、初戦突破を成し遂げたメンバーたちを誇りに思った、この日の甲子園であった。

当日の夜、宿泊先で「熱闘甲子園」を視聴し、試合を振り返ったのだが、
キャスターの斎藤佑樹が、安田とのインタビューも交え、彼の投球についてくわしく解説していたのだが、
「安田はチェンジアップだけでなく、球速はあまりないが、タテ回転のストレートも武器」などと、
対戦相手のヒントになりそうなことを、ベラベラしゃべってやがる。
OBになってもまだ、三高の邪魔をしやがるとは…だから早実は嫌いなんだ(怒)

試合の翌日には帰京し、2回戦からは現地観戦はせず、自宅でテレビ観戦。
2023年度チームの試合は、普段はバックネット裏からの観戦が主体で、テレビで観るのは初めてなので、
選手の顔は投手の安田くらいしか知らなかったが、今年の三高、面白い顔のヤツが多いな(笑)
2回戦の相手は、これまた公立校で、春夏通じて甲子園初出場の鳥栖工。
初戦は辛勝だったようだし、西東京の予選みたいに楽勝かと思ったが、そうは行かないのが甲子園。

先発した2年生左腕の谷亀が、初回二死から連打を浴び先制される。
タイムリーになった三遊間への打球は、ショートが横っ飛びしていれば、走者は三塁どまりだったはずなのに。
その裏、二宮のタイムリー二塁打ですぐに追いつくも、2回表もピンチを迎えたところで谷亀から安田に継投。
4回裏に一死満塁の好機を逃した直後の5回表、安田が相手打線を三者三振に抑え、1-1で5回終了。
6回裏、森山のタイムリー二塁打で逆転。関西出身だからか、普段と違い甲子園だと打つんだな。
7回裏は二宮の二塁打などで無死二、三塁も無得点。二宮、ここまで初戦から7打席連続安打。
二宮は、昨年の聖光学院戦でも2打数2安打を記録しており、甲子園での打率は相当高い。
8回裏に、安田が自ら二塁打を放ち、池内がタイムリーで還し3点目。最終回も安田が抑え、三高が逃げ切った。

8月14日 2回戦 対鳥栖工(佐賀)
鳥100000000→1
三10000101×→3


スコアボードの写真は当然なく、撮影したのはテレビに映った、退場していく三高メンバーの画像のみ。


相手の鳥栖工は、三高の攻撃を粘り強く凌ぐ、いいチームだった。
話題になっていた、ベンチから終始檄を飛ばしていた女子マネージャーも、敵ながらアッパレだった。
試合中は常に険しい表情で、「オイこらお前、絶対打てよこのヤロウ!」などと叫んでいたと思うが(違うか)、
敗戦決定後は一転、穏やかな表情を見せて仲間を労っていたのには、ちょっとウルっときたね。
彼女や鳥栖工部員のためにも、三高にはこの後も勝ち続けてほしかった

3回戦の相手は、春夏通じて3度目の出場となるおかやま山陽。
過去の甲子園では未勝利だったが、今大会では日大山形、大垣日大を破り2勝を挙げている。
日大系列では実績最上位の三高としては、負けるわけにいかなかったのだが、エース安田が序盤から打ち込まれてしまう。
先述したように、数日前に斎藤佑樹が絶賛、そして解説したストレートを、おかやま打線がキッチリ捉える。
5回裏には、ショートの悪送球とレフトのファウルフライ落球もあり、致命的な4失点。
ふたつのエラーがなかったら、2失点くらいで済んだだろうが、ショートもレフトも下手だから仕方がない。
次の回の攻撃で、チャンスで登場した代打が見逃し三振に倒れたところで、さすがの私も敗戦を覚悟した。
それでも、5点差で迎えた最終回、大賀と森山の連打で無死一、二塁となったときは、最後の反撃を期待してしまった。
次打者は二遊間へのライナー併殺。あの打球が抜けていたら、二塁走者が生還できなくても無死満塁。
そこからは、安打製造機の古賀、西東京では打率.500を誇った池内、7打席連続安打を含め、甲子園では絶好調の二宮、
そして、2回戦から四番を任されている、最後の夏で素質開花の針金らが控えていた。
ひょっとしたら、甲子園史上に残る逆転劇が見られたかも…と期待したくなる打線だったし、
いろいろ不満も述べたが、今年の三高、結構いいチームだったよ

8月17日 3回戦 対おかやま山陽(岡山)
三001001000→2
お11004001×→7


観戦中は飲酒しまくっていたため、試合終了後は即、現実逃避するかのように意識を失う。
なので写真はまったくなく、今回はスポニチさんのサイトから画像を拝借。
 (C)スポーツニッポン

泣くな二宮、泣くな安田、君たちはよく頑張った!
彼らだけでなく、三高の選手たちは、持てる力を存分に発揮したと思われる。
甲子園で3回戦進出=全国ベスト16は胸を張っていい大健闘だ。
2023年度チームの皆さん、3回戦進出おめでとう、そして1年間お疲れさまでした

すでに2年生主体の新チームが発足し、次の日曜日には公式戦初戦を迎えるが、
今年のチームについては、甲子園での慶応応援団問題も絡めて、最後にもう一度語ってみたい。
次回高校野球ブログ「日大三高野球部2023 完結編」に続く。
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