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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

安くてウマい開運どんぶり 高幡不動『四八天丼』

2021年02月25日 | 丼もの
緊急事態宣言を受け、【近所の飲食店を巡る(ただし、近所=徒歩60分圏内)】シリーズ。 
今回の舞台は、立川駅から多摩モノレールを利用すれば10分ほどで着く高幡不動。
徒歩だと、モノレール沿いに歩けば約1時間。ただし、日野橋→新川崎街道ルートを利用すれば、47分くらいで行ける。
紹介するお店は、以前、高幡山を紹介したとき、最後に触れた『四八天丼』さん。


安くてウマい天丼専門店として、近隣住民に人気のお店だ。
名物の「四八天丼」は、海老、イカ、穴子、カボチャ、オクラ(←お店の表記より、以下同)が乗り480円。

※店内で食べると味噌汁付き

四八というお店の屋号も、この価格が由来となっている。
数年前、やむなく530円に値上げし、現在は540円になったが、今でもじゅうぶん安いといえよう。
天ぷらタネは、当然ながらどれも揚げたてのサクサク。上記のタネでは、私はイカが気に入った。
自家製の甘辛タレは、粘度はなくサラッとしたタイプで、一般的な天丼よりクドさを感じない。
個人的には、天丼チェーン『てんや』よりも好みである。

さっきの写真の四八天丼は、高幡山登山(登山といえるレベルではないが)の帰りに食べたのだが、
その前に、天ぷら&ビールも楽しんでいた。


画像左から「唐揚単品」150円、「ビール」400円、ふた切れあるのが「穴子天」120円、「ミニかき揚げ」150円。
上記は2年前の価格で、最近、残念ながらビールがなくなり、唐揚げも200円(単品は販売休止中)になった。

※最下段、右から二番目の空白が、かつての「ビール」ボタン

マヨネーズ無料の鶏唐揚げや、安価な穴子天やかき揚げは、ビールのつまみにピッタリだったのだが、
ここ四八天丼さんは、普段はお参り客などで相当混むらしく、長居する飲み客は迷惑なのかね。
それでも、揚げたての天丼を安く食べられるお店として、個人的には重宝している。
しかもこちらは、元々近所の『開運そば』というおソバ屋さんの支店である。
さっきの店頭写真の看板のアップ。左には開運マーク、右には「開運そば支店」の文字が。


運が開ける天丼とは、実にありがたいではないか!
ただ、何度も食べている私には、まだ開運の気配は見受けられない(泣)。

現在でも540円とお安い天丼だが、「かき揚げ丼」450円、「ガッツ丼」500円など、さらに安価な商品もある。
昨年、別の店で飲んだ帰りに寄ったときは、閉店間際だったので、ガッツ丼のお持ち帰りを購入。
ガッツ丼とは、豚肉、ネギをニンニク醤油で味つけ、玉子と海苔を添える、いわゆる「すた丼」風のメニューだ。


上記画像は、出来立てを撮影しようと、モノレール高幡不動駅のベンチで撮ったものだが、
フタを開けた瞬間、ニンニクの匂いが充満し、周囲からにらまれてしまった。
帰宅後に、さっそく食べてみたけど、ニンニク風味のタレだけでなく、刻みニンニクも入っている。これは匂うワケだ。


紅生姜や刻み海苔、玉子との組み合わせも絶妙だし、私のようなニンニク好きなら、絶対満足できるテイストだ。
揚げ物のカロリーが気になる方は、ぜひガッツ丼を試してほしい(←カロリーの差はないのでは?)。

ただでさえ安い四八天丼さんだが、さらにお得な回数券もある。


この回数券は、1杯あたり50~100円割引なのだが、買ったその場で使えるのがいいね。
しかも、過去には「ご飯の大盛無料」サービスもついていたようだが、ご飯の量をたずねた際、
「んあ? 大盛だよ!」などと憎たらしい返答をしたバカがいたとかで、廃止された模様。
上記の貼紙画像で、黒塗りされた箇所には、「態度悪いヤツには使わせない」のようなことが記してあったはず。
私も昔、不向きながら接客業をやっていたので、店主の気持ちはよ~くわかる。
こちらのような安価な飲食店に対し、「安く食事させていただき申しわけない」と感謝するどころか、
「こっちは客だぞ」とばかりにデカい態度を取るヤツって、相当民度が低いと思う

なお、こちらのお店には、さらに重要な厳禁ルールがある。それは【空いてる席に荷物を置かない】だ。
その注意書きに気づかず荷物を置くと、メチャクチャ怒られるとの報告がネットに上がっている。
確かに、席数の限られた人気店にとって、その行為は営業妨害になる。
「今は空いてるんだし、客が来たらどかすからいいだろ」という意見もあるだろうが、
外から店内の様子を見て、客だろうと荷物だろうと、席が埋まっていたら入店を遠慮する方もいるからね。
「メチャクチャ怒られる」とは、私はその場面を見たことがないし、そもそも真偽不明なのだが、
店主はおそらく、席を占拠することに対し、異様に怒りが沸くタイプなのかもしれない。
私も、入口ドアを開けっぱなしにする客に、周囲が引くほど怒り狂うので、またまた店主の気持ちはよ~くわかる。
無論、店主は偏屈な方ではなく、常識的な態度の客には、ごく普通に接しているのでご安心を。

500円前後の丼メニューが主流の四八天丼さんだが、千円超の豪華商品がふたつある。
それが、以前は正月限定だった、1000円の「味彩」と1200円の「至福」だ。


上記はひどい写真でわからないだろうから、以下で実際の画像を紹介する。
こちらが「味彩天丼」。太いえび天2本、カニカマ(ハーフ)、玉子、なす、アスパラが乗る。


海老は通常の倍以上あるサイズ。普通の店なら、この海老2本だけで1000円くらいするでしょ。
珍しいカニカマの天ぷらや、歯応えのあるアスパラに、油と好相性のなすと、脇役たちもいい仕事している。
最後は、玉子天ぷらを割り、タレのかかったご飯に黄身ちゃんをとろけさせる、言うまでもなく最高である。
↓私の撮影センスがないだけで、実際の見た目はもっとウマそうだし、実際ウマかったよ!


そして先日は、最高価格の「至福の海老天丼」1200円を食べてきた。


具材は太いえび天5本、以上! 単純明快ながら疾風怒濤の商品(←意味不明)である。
大きい海老天が5本も並ぶ、まさに至福の丼ゆえ、いつまでも眺めていたい気もしたが、
せっかくなので熱々のうちにかぶりつく。サクサクプリプリ、やっぱりウマい!
1本目は白いご飯と、2本目はタレのかかったご飯と食べ、3本目は卓上の紅生姜と一緒に。
そして4本目以降は、厨房の店主にお願いし、マヨネーズを追加してもらう。

※予想以上にたっぷりのマヨであった

こちらは唐揚げだけでなく、天ぷらにも無料でマヨを足してくれる、デブにはやさしいお店である。
デブといえば(←失礼なつなぎ)、壁にはホンジャマカ石塚さんのサイン色紙も飾ってあるぞ。
初めてやってみたけど、中華料理の「海老マヨ」みたいで、なかなかイケた。
5本目は七味&マヨ状態にして、残ったご飯とともに、一気呵成にかきこんだ。
なお、こちらの丼にはフタがないので、海老天の尻尾の置き場所に困る方もいるだろう。
私は、1本食べ終えるたびに、尻尾からダシが出るのも期待し、味噌汁に投入していった。
さすがにこの作法は、我ながらお行儀悪い(というかビンボくさい)と感じたので、おススメはしない。
ところで、行きも帰りも歩きだが、カロリーの摂取と消化、どっちが多いのか? マヨが余計だったか…。

立川から高幡不動へのウォーキングは、多摩川と浅川を超えるため、冬の季節は風がキツイ(←だから歩くなよ)。
桜の開花はさすがにまだだが、徐々に気温が上がってきて、日が暮れるのも遅くなってきた。
春が待ち遠しい、今日この頃である。



四八(よんぱち)天丼
東京都日野市高幡149
京王線高幡不動駅から徒歩約2分、多摩モノレールの駅からは徒歩約5分、立川駅からは徒歩約45分
営業時間 月~土11時~19時半、日11時~16時、時間不定ながら中休みあり
定休日 火曜
※ラストオーダーは30分前
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