「グランプリ」と聞いて、真っ先に頭に浮かぶモノはなんだろうか?
漫才の「M-1」か格闘技の「K-1」、あるいはそれらの語源になったと思われる、モータースポーツの「F-1」か。
競輪ファンの私はもちろん、競輪グランプリなのだが、残念ながら賛同者は少なそうである。
世の中には、大小様々なグランプリがあるようで、今回のブログタイトルのように、
「全国丼グランプリ」というのもあるようだ。
皆さんは知ってた? 私はつい最近まで聞いたことなかったよ。
その存在を初めて目にしたのは、茗荷谷駅近くの『札幌軒』さんに足を運んだところ、
店頭や店内に、「丼グランプリ受賞!」のノボリや告知ポスターがあったからだ。
あとで調べたところ、【全国丼連盟】という団体(?)が認定したもので、これまでに5回開催されたらしい。
※全国丼連盟HPより
その過去5回で、毎回「金賞」を獲得しているのが、札幌軒さんの「肉丼」だという。
※同じく全国丼連盟のHPより
炒めた豚肉と野菜、上記写真にはないが生玉子もつくので、「スタ丼」に近い料理かな。
そういえば、スタ丼の元祖とされる国立のお店も、屋号は『サッポロラーメン』だ。
札幌軒という屋号ゆえ、かつては味噌ラーメンなどの麺類がウリだったのかもしれないが、
店員さんたちのユニフォームの背中には、「ここでしか食べられない肉丼…」のような文が綴ってあり、
実際、客のほとんどが肉丼などご飯モノを注文するので、味噌ラーメン単品を食べている客は、見たことがない。
丼グランプリの存在を知らなかった私でさえも、初訪問時に頼んだのは、
お店自慢の「肉丼」にチャーシューも加えた、その名も「ブーブー丼」。名前がイイね!
オーダー後、まずは生玉子とスープ、茹でもやしが到着し、
続いてブーブー丼の本体が登場。価格は790円。ちなみに肉丼は740円で、「チャーシュー丼」740円もある。
肉がすき間なく盛られているので、少しだけ食べてスペースを作り、玉子ちゃんを流し込み、紅生姜をトッピング。
甘辛タレで炒めた豚肉に玉ネギとニラ、しっかりと味が染みた柔らかチャーシュー、そして熱々ご飯に生玉子。
これでウマくないワケがない!
もりもり、ガツガツ、ぶーぶーと口に運び、あっという間にブーブー丼を完食。スタ丼ほど、メシの量は多くなかった。
食後の満足感は、さすがは「丼グランプリ金賞」のお店、といえよう。
ところで、このグランプリは、どうやって決めているのだろうか?
年に1度、どこかの会場で、各店舗が腕を振るい、提供された丼を厳正に審査…とかはやってない様子。
どうも、丼連盟会員の投票で決めているようだが、これだと、癒着が横行しそうな気がする。
とはいえ、さほど世間へ強くアピールしているグランプリでもなさそう(失礼!)なので、気にすることはないか。
ちなみに、金賞は札幌軒だけでなく、お菓子の「モンドセレクション」のように、複数の店舗が受賞している。
へそ曲がりゆえ、「グランプリ」や「三ツ星」などの権威や肩書には、さほど興味がなく、
ましてや「食べログで3.5以上」といった、価値のない点数にこだわるヤツを、心の底から軽蔑している私だが、
札幌軒さんは、ウマいめしをガッツリ食べられるお店として純粋に気に入ったので、その後も何度か通っている。
以下で、これまでに食べてきた料理を、紹介していこう。
こちらは、チャーハンの玉子焼き乗せ、その名も「チャン玉」700円と、
ご飯モノにセットとして付けられる「半ラーメン・しょうゆ味」200円。
残念ながら、チャン玉は要するに玉子多めの炒飯だし、醤油ラーメンはよくあるタイプの味であった。
こちらのお店は、生玉子、ニンニク、キムチ、コーンなどのトッピング(50円~)があるが、
数量限定の無料トッピングがある。その商品名はズバリ「アブラ」!
※ヘタな写真で申し訳ないが、「禁断のトッピング」のコピーが秀逸
肉丼などに使用する豚肉の余った脂肪分を集めたもので、こちらがその肉丼+アブラである。
アップにした写真がこちら。一見タケノコに見えなくもないが、れっきとした脂身である。
真っ白ではなく茶褐色なのは、味付けしてあるから。食べてみると、脂身が多すぎるチャーシューのような印象。
豚肉好きの私にはたまらんが…身体によろしくない気がするので、その後は頼んだことはない(苦笑)。
つい先日は、他の店で飲んだあとに、もう少し飲みたくなり立ち寄った。
注文したのは白ホッピーセット400円と、焼餃子350円、そして肉丼のアタマ(おかずだけ)580円。
写真は撮り忘れたが、ホッピーセットのナカは意外と濃い目。ただし、使用しているのは「酎五郎」という、
大五郎の類似品みたいな(メーカーはアサヒなので、ほぼ一緒?)、悪酔いしそうな焼酎だった。※案の定、悪酔いした
以前は、餃子は酒と一緒に頼むと300円だったのだが、現在はそのセット割引きは廃止したようだ。
手作りの餃子は、この日はちょっと焼き色が強く、反対に野菜主体の中身の味は淡白だった。
ホッピーを飲み終わったが、まだ肉丼のアタマがだいぶ残っている。
しかし、焼酎は先述のように危険なタイプだったので、悩んだ挙句に半ライス150円を追加。
予想通り、半というより3/4くらいのライスがやってきたので、これに肉野菜を乗せ、ハーフ肉丼を作って食べた。
結局、満腹と泥酔が重なり、苦しくなってしまった。やはり、飲んだあとに立ち寄ったのは失敗だったか。
次回は、シラフ&空腹で訪れ、じっくり飲もうと思う。
茗荷谷という街は、あまり散策したことはなく、飲食店の情報もほとんど知らないのだが、
以前紹介した激安牛丼の『丼太郎』と、ここ『札幌軒』は、絶対に押さえておくべし!
札幌軒
東京都文京区大塚1-4-10 2F
地下鉄茗荷谷駅から徒歩約1分
営業時間 月~土 11時~24時
定休日 日曜
※お店のデータは「全国丼連盟」HPより。23時閉店との情報もあり
漫才の「M-1」か格闘技の「K-1」、あるいはそれらの語源になったと思われる、モータースポーツの「F-1」か。
競輪ファンの私はもちろん、競輪グランプリなのだが、残念ながら賛同者は少なそうである。
世の中には、大小様々なグランプリがあるようで、今回のブログタイトルのように、
「全国丼グランプリ」というのもあるようだ。
皆さんは知ってた? 私はつい最近まで聞いたことなかったよ。
その存在を初めて目にしたのは、茗荷谷駅近くの『札幌軒』さんに足を運んだところ、
店頭や店内に、「丼グランプリ受賞!」のノボリや告知ポスターがあったからだ。
あとで調べたところ、【全国丼連盟】という団体(?)が認定したもので、これまでに5回開催されたらしい。
※全国丼連盟HPより
その過去5回で、毎回「金賞」を獲得しているのが、札幌軒さんの「肉丼」だという。
※同じく全国丼連盟のHPより
炒めた豚肉と野菜、上記写真にはないが生玉子もつくので、「スタ丼」に近い料理かな。
そういえば、スタ丼の元祖とされる国立のお店も、屋号は『サッポロラーメン』だ。
札幌軒という屋号ゆえ、かつては味噌ラーメンなどの麺類がウリだったのかもしれないが、
店員さんたちのユニフォームの背中には、「ここでしか食べられない肉丼…」のような文が綴ってあり、
実際、客のほとんどが肉丼などご飯モノを注文するので、味噌ラーメン単品を食べている客は、見たことがない。
丼グランプリの存在を知らなかった私でさえも、初訪問時に頼んだのは、
お店自慢の「肉丼」にチャーシューも加えた、その名も「ブーブー丼」。名前がイイね!
オーダー後、まずは生玉子とスープ、茹でもやしが到着し、
続いてブーブー丼の本体が登場。価格は790円。ちなみに肉丼は740円で、「チャーシュー丼」740円もある。
肉がすき間なく盛られているので、少しだけ食べてスペースを作り、玉子ちゃんを流し込み、紅生姜をトッピング。
甘辛タレで炒めた豚肉に玉ネギとニラ、しっかりと味が染みた柔らかチャーシュー、そして熱々ご飯に生玉子。
これでウマくないワケがない!
もりもり、ガツガツ、ぶーぶーと口に運び、あっという間にブーブー丼を完食。スタ丼ほど、メシの量は多くなかった。
食後の満足感は、さすがは「丼グランプリ金賞」のお店、といえよう。
ところで、このグランプリは、どうやって決めているのだろうか?
年に1度、どこかの会場で、各店舗が腕を振るい、提供された丼を厳正に審査…とかはやってない様子。
どうも、丼連盟会員の投票で決めているようだが、これだと、癒着が横行しそうな気がする。
とはいえ、さほど世間へ強くアピールしているグランプリでもなさそう(失礼!)なので、気にすることはないか。
ちなみに、金賞は札幌軒だけでなく、お菓子の「モンドセレクション」のように、複数の店舗が受賞している。
へそ曲がりゆえ、「グランプリ」や「三ツ星」などの権威や肩書には、さほど興味がなく、
ましてや「食べログで3.5以上」といった、価値のない点数にこだわるヤツを、心の底から軽蔑している私だが、
札幌軒さんは、ウマいめしをガッツリ食べられるお店として純粋に気に入ったので、その後も何度か通っている。
以下で、これまでに食べてきた料理を、紹介していこう。
こちらは、チャーハンの玉子焼き乗せ、その名も「チャン玉」700円と、
ご飯モノにセットとして付けられる「半ラーメン・しょうゆ味」200円。
残念ながら、チャン玉は要するに玉子多めの炒飯だし、醤油ラーメンはよくあるタイプの味であった。
こちらのお店は、生玉子、ニンニク、キムチ、コーンなどのトッピング(50円~)があるが、
数量限定の無料トッピングがある。その商品名はズバリ「アブラ」!
※ヘタな写真で申し訳ないが、「禁断のトッピング」のコピーが秀逸
肉丼などに使用する豚肉の余った脂肪分を集めたもので、こちらがその肉丼+アブラである。
アップにした写真がこちら。一見タケノコに見えなくもないが、れっきとした脂身である。
真っ白ではなく茶褐色なのは、味付けしてあるから。食べてみると、脂身が多すぎるチャーシューのような印象。
豚肉好きの私にはたまらんが…身体によろしくない気がするので、その後は頼んだことはない(苦笑)。
つい先日は、他の店で飲んだあとに、もう少し飲みたくなり立ち寄った。
注文したのは白ホッピーセット400円と、焼餃子350円、そして肉丼のアタマ(おかずだけ)580円。
写真は撮り忘れたが、ホッピーセットのナカは意外と濃い目。ただし、使用しているのは「酎五郎」という、
大五郎の類似品みたいな(メーカーはアサヒなので、ほぼ一緒?)、悪酔いしそうな焼酎だった。※案の定、悪酔いした
以前は、餃子は酒と一緒に頼むと300円だったのだが、現在はそのセット割引きは廃止したようだ。
手作りの餃子は、この日はちょっと焼き色が強く、反対に野菜主体の中身の味は淡白だった。
ホッピーを飲み終わったが、まだ肉丼のアタマがだいぶ残っている。
しかし、焼酎は先述のように危険なタイプだったので、悩んだ挙句に半ライス150円を追加。
予想通り、半というより3/4くらいのライスがやってきたので、これに肉野菜を乗せ、ハーフ肉丼を作って食べた。
結局、満腹と泥酔が重なり、苦しくなってしまった。やはり、飲んだあとに立ち寄ったのは失敗だったか。
次回は、シラフ&空腹で訪れ、じっくり飲もうと思う。
茗荷谷という街は、あまり散策したことはなく、飲食店の情報もほとんど知らないのだが、
以前紹介した激安牛丼の『丼太郎』と、ここ『札幌軒』は、絶対に押さえておくべし!
札幌軒
東京都文京区大塚1-4-10 2F
地下鉄茗荷谷駅から徒歩約1分
営業時間 月~土 11時~24時
定休日 日曜
※お店のデータは「全国丼連盟」HPより。23時閉店との情報もあり