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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

意外にウマイ!? パインラーメン専門店 町田『パパパパパイン』

2018年06月18日 | ラーメン、つけ麺など
昨日17日は、母校三高グラウンドで、甲子園の常連である愛知・中京大中京との練習試合。
グラウンド内は撮影禁止なので、スコアだけ遠方からズームで撮った。


練習試合
日大三12-5中京大中京

最近、センバツ優勝の大阪桐蔭にも練習試合で勝ったらしい、全国屈指の強豪相手に快勝。
エース中村は、4回で降板したものの、5打数5安打3ホーマーと打撃で大活躍。
春までは控えだった選手たちも、だいぶ成長した様子で、野手陣の層の厚さは頼もしい。

試合終了後は、せっかく町田市に来たので、バスで町田駅に向かい、ランチを食べていくことに。
今回のブログのテーマは「高校野球」ではなく、「ラーメン」だしね。
お目当てのお店は、かつて西荻窪で営業していた、ラーメン専門店『パパパパパイン』
店名通り、パイナップルを使った異色のラーメンだが、町田移転後もかなりの人気を博している。
13時30分に到着したところ、近くの味噌ラーメン店はガラガラなのに、ここだけ行列ができていた。
入口には写真の看板があり、観光地のようにパインの穴から顔を出し、記念撮影をする家族連れもいた。


小さなお子さんは微笑ましいが、薄汚いラーメンオタクや食べロガーらしき輩まで撮っていたのは見苦しかった。
穴のフチには、そいつらの脂ぎった顔が触れたはずなので、撮影の際はまず、消毒した方がいいと思うぞ。
客席数9のところ、私の前には18人並んでいたが、予想より回転が早く、25分ほどで入店できた。

メニューは醤油、塩、つけめん、辛口などいろいろあるが、こちらはパイナップルラーメン専門店ゆえ、
麺類にはすべてパイナップルが入っている
私は「パイナップル塩つけめん」800円の具だくさんバージョン「いっぱいん」+250円に、
食前酒として「パイナップルワイン」450円を選択。すぐに、ワインが登場した。


飲み水用のコップはパイン色、布巾にはパインの模様と、店内の装飾品や什器類もほぼパイン関連だ。
ワインは、パインの甘い香りがほのかに漂い、ぶどうワインより飲みやすい気がした。
数分後、「塩つけめん・いっぱいん」(←正式名称)がやってきた。


麺はかなりの細麺。茹で上がりが短時間で済むから、客の回転も早いんだね。


こちらがつけダレ。赤い糸唐辛子と緑の青菜、そして黄色いパインのコントラストが不気味…イヤ、鮮やかである。


塩ベースのスープだけをひと口味わってみると、パインと魚介が合わさったような、正直ヘンな味。
この第一印象の悪さは、つけめんだけではなく、他のラーメン類でも同様である。
ただ、スープがなじむのか、舌が慣れるのかはわからんが、徐々に美味しく感じるようになるから不思議。
この日も、細麺をつけてズルズルすすっていくうちに「あれっ、ウマい!?」と思ってしまった。

「いっぱいん」の具材は、最初にも書いたパイナップルが5~6個、


写真のように分厚いチャーシューが2個、


そして、パイン果汁の色と味を浸み込ませた、「パイナップル味付玉子」が丸ごと1個。


このパイン玉子は、まるで洋菓子店の高貴なデザートのように美味しい。
麺類は何を食べてもいいけど、味玉は絶対トッピングした方がイイよ! ※単品だと120円
麺とほとんどの具をたいらげたあとは、つけ麺ではよくある「スープ割りのサービス」をいただく。
「温かい和風出汁」と「冷たいパイン出汁」があるそうなので、パインをチョイス。


さっき載せた写真より、だいぶ黄色っぽくなったね。甘じょっぱいスープを飲み干しごちそうさま。
店員さんに「町田店は、いつも行列ができるんですか?」とたずねたら、「おかげさまで、土日は結構混みます」とのこと。
失礼だけど、西荻窪にあった頃は、私自身は行列を見たことがなかったのでビックリしたよ。

こちらの店主は、確か有名店で修行しており、ラーメン屋としての基礎はしっかりできている。
近所には『81番』というお店で、普通のラーメンを提供している。81番とは「No.81」=「ノーパイン」の意味らしい。
だが当店では、過去にはパイン以外の果物などを用いた、多くの問題作(?)を世に発表してきた。
イチゴ使用の「ススススストロベリー」や洋梨の「ラララララフランス」、レモンの「レレレレレモン」、
さらには「パパパパパンプキン」、「マママママンゴー」、「コココココーン」もあったそうだ。
私の知人たちは、「コココココーヒー」と「カカカカカルピス」を食べ、「意外とウマい」と語っていた。

上記メニューは、「マズそう」「ふざけてる」or「斬新だ」「食べてみたい」と意見は分かれるだろう。
私は当然後者なので、これらの限定メニューに挑戦したことがある。
それが、メロンを使った冷製ラーメン「メメメメメロン」920円だ。


メロンとの相性を考慮し、中央に生ハムを飾ってあるのがニクイね。
いざ食べたら、ちゃんと商品として成立しており、店主の鬼才ぶりに、大いにうならされた。
また、かつて淵野辺にあった姉妹店の『クラー軒』では、チョコ担々麺も食べた。
商品名は「カカカカカカオ」で780円。見た目はまるでココアだ。


本来はパクチーが乗るのだが、苦手なので抜いてもらった。山椒が効いた、甘辛いラーメンだったよ。
なお、メロンは夏季、カカオはバレンタインの2月に販売しているそうなので、マニアの方はぜひ。
ちなみに現在の限定販売は、「生グレープフルーツそば」らしい。「ググググ…」ではないのね。

「おいしさより面白さを追求する」のが店主のモットーらしいので、今後も面白いラーメンを発表してくれるだろう。
私の希望は「カカカカカスタード」だ。麺との相性はともかく、甘~いのを作ってほしいね。
駅からはかなり遠い場所にあるが、同じ町田市にある母校野球部の諸君も、『パパパパパイン』に負けないよう、
5年ぶりの夏の甲子園を目指し、ガガガガ頑張ってくれ



パパパパパイン
東京都町田市原町田3-1-4 町田ターミナルプラザの2階奥
JR町田駅ターミナル口から徒歩約90秒、小田急町田駅から徒歩約7分
営業時間 11時~15時、18時~21時
定休日 水曜
※系列店『81番』は店舗から徒歩約2分
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