明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

イタリアンな餃子酒場 国分寺『ハルダイニング』

2018年06月12日 | 餃子
店頭に「餃子」の文字を見つけたら、ついつい興味を示してしまう私。
先日は、国分寺をプラプラ歩いていたところ、写真の提灯を発見。


のイタリアンカラーに「肉餃子」の文字。店の外観も、中華食堂ではなくレストラン風。
↑の緑、白、赤をそれぞれ色づけしたら、パソコン画面だと白が見えなくなっちまった。マヌケだね。
お店の名前は『ハルダイニング』。正式名はアルファベットの「HARU DINING」かな。
こういう、ヨコ文字のオシャレな店は苦手なのだが、変わった餃子が食べられそうなので入ってみることに。
あとで調べたら、当初はイタリアンのお店だったが、最近餃子をメニューに加え、夜は洋風居酒屋に業態替えしたらしい。

入店した途端、厨房の店主に、「いらっしゃい。1階席と2階席、どちらにしますか?」とたずねられ、
すぐ目の前で調理風景が見られる、1階のカウンター席を選択し、とりあえずビールをオーダー。
料理メニューを拝見すると、パスタや洋風ツマミの他に、たくさんのオリジナル餃子が。


トマトにチーズにペペロンチーノなど、イタリア~ンを軸とした、多国籍な味付けが特徴のようだ。
まずは基本の「国分寺肉餃子」と、「じっくり煮込んだ自家製ミートソース餃子」を注文。
店主はさっそく、たっぷりのお湯が入った鍋に餃子を入れ、同時進行でソース作りにとりかかる。
ちょっと気難しそうな風貌の店主だが、調理の様子を見ると、腕が一流なのはわかった。
予想に反し、ミートソース餃子580円(外税、以下同)が先に登場。餃子はどれも、1人前4個。


まずはソースをひと口。さすがはイタリアンの専門店。トマトと肉の旨味が強い、コクのあるソースだ。
自家製らしい餃子は、やや大ぶりの肉多めタイプ。ただし、食べた瞬間のインパクトは、ミートソースの方が強い。
ビールをお替りしたところで、焼き餃子320円が到着。ビールは中生で、確か480円。


茹でてから、さらにフライパンで焼き色を付ける分だけ、時間がかかるようだ。
酢、醤油、自家製ラー油も一緒に提供されたが、さっきのミートソースに付けて食べる方がウマい
お次も、イタリアンっぽい「ゴルゴンゾーラとモッツァレラのクリームソース餃子」580円を追加。


昔、ゴルゴンゾーラのパスタを頼んだところ、あまりの臭さに降参し、大量に残したことがあったが、
ここのソースはイヤな匂いはほとんどない。モッツァレラと混ぜたからかな?
チーズ入りの餃子はいくつか知っているが、本格的なチーズソースがかかった餃子は珍しいはず。
最後にひとつ残った餃子で、チーズソースの最後の一滴まで、意地汚くすくい取ったよ
ドリンクをウーロンハイ380円に替え、さらに「あんかけキノコのペペロンチーノ餃子」460円を注文。


キノコがたっぷり盛り付けられた、餃子らしからぬ洋風料理のようなひと皿が出てきた。
ペペロンチーノなので、赤唐辛子も入っている。せっかくなので、そばに自家製ラー油も垂らしてみた。


わかりづらいけど、オレンジ色したつぶつぶ入りの液体がラー油ね。
味付けは、塩分と辛さがちょうどいい具合で、オリジナル餃子では、これが一番気に入った。
以上、個性豊かな餃子を4皿・計16個たいらげ、ソースまで舐めまわしたから、さすがに満腹になった。

それから数ヶ月後、別の店で飲んだ帰りに再訪し、とりあえずウーロンハイを注文。
以前はなかった、「ドリンク類70分1500円で飲み放題」も始めたらしい。シラフだったら挑戦したのに…。
飲み食いしたあとだったので、この日は「グリーンカレー餃子」と、デザートとして「カルボナーラ」を注文。
グリーンカレー餃子530円は、本来パクチーが乗るのだが、私は苦手なので抜いてもらった。


あまり辛くなく香りも少なく、カレーっぽくないソースだった。パクチーがあってこそ、成り立つ料理なのかも知れない。
ただし、餃子の中身の肉が、以前より粗挽きというか、歯応えが強くなっていた。これなら、濃厚ソースに負けないかも。
続いてはカルボナーラ900円が登場。麺はスパゲティとフィットチーネから選べるが、無難なスパゲティにしておいた。


生クリーム多めで、玉ねぎも入るやさしい味わいで、まさにデザート
この日はクリームソースが人気だったらしく、私のカルボナーラで「今日の生クリームがなくなった」と店主がぼやいていた。
次回は、ソースがしっかり絡む、フィットチーネ麺で作ってもらおう。あ、麺の代わりに餃子でもいいな。
なお、店内壁には、サッカー日本代表選手たちの顔写真が貼ってあった。店主はサッカー好きなのかも。
もうすぐ開幕する、ロシア・ワールドカップ開催中は、サッカー好きが大挙来店して、盛り上がるのかな。

このお店のおかげで、餃子は中身の具だけでなく、外からかけるソースで変化を楽しめること、
そして、中華だけでなく、イタリアンなど洋風の調理法でも美味しく食べられることがわかった。
餃子の新たな可能性を教えてくれた、ハルダイニングさんに感謝したい。



ハルダイニング HARU DINING
東京都国分寺市南町3-18-4
国分寺駅南口から徒歩約90秒
営業時間 11時半~14時、18時~23時
定休日 不定休
※夜は1ドリンクの注文が必須

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 飯田橋駅近くのラーメン店で... | トップ | 意外にウマイ!? パインラー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

餃子」カテゴリの最新記事