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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

超(×6)大盛の陰でまたまた問題作が! ペヤング「豚骨臭やきそば」

2020年11月11日 | ペヤング
一部マスコミでも話題になった、ペヤングの新作「超超超超超超大盛ペタマックス」。
通常サイズの約7.3倍となる、麺量660グラム、総カロリー4184という規格外の商品だ。
発売日が11月2日。直後は見かけなかったが、3日後に地元のコンビニに置いてあるのを発見。


ヨコだけでなく、実はタテの幅も広いため、まるでホールケーキが入る箱のよう。
左隣に並んでいる、通常のカップ麺8個分ほどの設置面積を必要とする、お店泣かせの商品である。
せっかく見つけた新作であったが、今回の商品は買う気になれず、そのまま店を出た。
理由のひとつが、前回のペヤングブログでも危惧した塩分の量。
食塩相当量24.6グラムというのは、高血圧の私にとって命とりになり、主治医が激怒するレベルである。
何回かに分ければいいのでは、という意見もあるだろうが、こういう商品は一気に喰わなくては意味がない。
だいたい、分けて食べるのならば、通常の2倍サイズ「超大盛」を4個買えばいいし、そっちの方が安価である。
超大盛はコンビニで230円くらい、私が愛するドン・キホーテ立川店では、いつでも200円以下で販売している。

※この日の税抜158円は、通常サイズの定価より安い!

一方のペタマックスの定価は、豪華ボックス仕様(?)のためか、税抜980円とカップ麺にしては高額。
税込だと千円を超えるため、230×4=920円のバラ買いの方が、断然お得である。
以上ふたつの理由から、高血圧かつドケチの私はペタマックス購入を断念し、もうひとつの新作を探すことに。
その新作こそ、今回のブログタイトルである、ペヤング豚骨臭やきそばであった!

正式名は「モノホントンコツMAXやきそば」定価205円。


製造元のまるか食品HP(上記画像もここから借りた)の商品説明では、
「九州豚骨ラーメンのような豚骨臭」、さらに「※風通しの良い所での調理をおススメします」という気になる文言が。
ペヤングは今年5月にも、私が未食の「豚脂MAXやきそば」という商品を発表しており、パッケージはよく似ている。
今回は「豚骨臭」を前面に押し出した商品らしい。ペヤングめ、相変わらずマニア心をくすぐりやがる。
発売日はペタマックスと同日の11月2日。こちらも地元では見当たらず、6日後の8日にようやく、荻窪のドンキで発見。
そして昨夜の深夜、匂いで迷惑をかけぬよう、家族が寝静まった頃を見計らい、こっそり調理・実食してみた。
麺はいつもの揚げた香りのするヤツ。具材は先述の豚脂MAXと同じと思われる、ネギ、メンマ、ナルト。


開封した時点では、気になる匂いはない。右のオレンジ色した「ソース袋」が、悪(?)の根源だろう。
具材を投入し熱湯を注ぎ、箱の上にソースを載せて温める。3分たったらお湯を捨て、

※意外とナルトが多い

ひとまず自分の部屋に戻る。キッチンでソース袋を開封すると、豚骨臭が残り迷惑がかかると思ったのでね。


液体が飛び散ったときの対策にタオルを敷き、万全の状態で、いよいよ豚骨臭タレをぶちまけた。


茶褐色のソースは、確かにちょっと匂うが、この程度なら他社のカップ麺でも嗅いだ記憶が、と油断していたところへ、


湯気と一緒に臭気がダイレクトに襲いかかってきた途端…うおっ、確かにくせえ!
ただし、以前紹介した、下井草の豚骨ラーメン店『御天』ほど強烈ではない。
まあ、長時間煮込んだ豚骨臭を、3分で再現できるわけはない。というか、自宅部屋で再現されたら困る
それでも、カップ麺では史上最狂レベルの臭さだろう。よ~く混ぜてからいよいよ実食。


食べてみたところ、臭さよりも油(脂)の多さが気になった。
ソースの原材料で、最初に記載されている(=最も多く含まれる)のがラードで、容器の下には結構な量が溜まっている。


味は九州豚骨ラーメンというか、一時期東京で流行した、背脂ギトギトラーメンのよう。

※惜しまれつつ閉店した、池袋『一秀』の「特製ラーメン」

九州ラーメンということで、おろしニンニクを追加してみたのだが、元の匂いが強くほとんど感じられず。


混ぜ方が足りなかったのか、時折、猛烈に臭い部分に当たったりして、悶絶しながらも完食。


ご覧のとおり、食べ終えたあとの容器にも、大量の油が残留。総カロリーは694だが、不健康なのは間違いない。
ラードのお蔭で食後は唇プルプル。しばらくリップは要らないが、匂いがバッチリ部屋に残ったため、消臭剤が必要に。
「ファブリーズ」も効果がなく、深夜のクソ寒い時間帯に、窓を開けて換気するハメになった。

結論:「モノホントンコツMAX」は、オススメできない。
個人的には、下記画像の「チョコレートやきそば ギリ」に次ぐワースト2位。「豚骨臭+やきそば」って、無意味だからね。


チョコ味の詳細は、最初の方でも触れた、前回のペヤングブログの後半部でご確認を。

ここからは、前回文末で「次回紹介する」と約束した、「超超超大盛 GIGAMAX 関西風天かす」のリポートを。


今年7月の発売で、定価は429円。総カロリー1939の危険物だが、なんとかひとりで食べ切ったよ。
中身はこちら。ソース、キャベツ、大量の揚げ玉。関西風天かすというネーミングゆえ、揚げ玉が主役のようだ。


「GIGAMAX」らしく麺は300グラム。通常(さっきのモノホントンコツも)は90グラムなので3倍以上の量になる。
こちらが湯切り&ソース混ぜ直後。具材がキャベツだけなのは不満だが、甘口ソースがいい香り。


そこへ、「後入れかやく」の揚げ玉をドバっとぶちまける。


揚げ玉には、青海苔と刻み紅生姜が含まれており、存在感あり。ただ、これって「関西風天かす」なの?
さっきも書いたが、原材料に果物を使用したソースが甘く、私好みの味であったが、途中でちょっと飽きた。
なので、おろしショウガと紅生姜も加えてみた。たぶんマヨネーズも合うと思うよ。


その前に食べた「超超超大盛ガーリックパワー」と比較すると、難なく食べられた。
ただ、私もいいトシなので、通常の3倍以上の「GIGA」シリーズからは、もう引退かな…。

最後にもう一度、「モノホントンコツMAX」について。
私自身は気に入らなかったが、味ではなく「匂い」をフィーチャーした、
ペヤングの狙い自体は面白いと思った。ただ、匂いの選択と発する匂い自体が悪すぎただけで(笑)。
今後は「ペヤング うなぎ屋さんの店頭の匂いやきそば」など、まともな香りの商品を出してほしい。意外と売れるのでは?
間違っても、食品からはかけ離れた、「体操着の匂い」や「脱ぎたてブーツ臭」といった、
マニアックかつ変態チックな商品だけは、絶対に販売しないでほしい。
ちなみに私の好みの匂いは……少ないブログ読者がさらに減りそうなので、やめておこう(苦笑)。
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