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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

団地西通りの懐かしいケーキ屋さん 武蔵村山『シャトー洋菓子店』

2021年10月18日 | スイーツ、おやつ
女性読者の少なそうな拙ブログで、意外と閲覧数が多いのが「スイーツ」の記事。
長ったらしく下品な文章ゆえ、途中でやめちゃう方が大半だろうけど(泣)、それでも閲覧数には含まれる。
今回は、武蔵村山市にある素晴らしいケーキ屋さんを紹介するので、なんとか最後まで読んでいただきたい。
お店は、村山団地近くの団地西通りにある、『シャトー洋菓子店』
「洋菓子店」の呼称がふさわしい、懐かしい雰囲気のお店だ。

※上の「PA~」は、パティスリーって読むのかな?

同じ通りにある『弘華飯店』さんで食事した帰りに、ちょいとのぞいてみたところ、
シュークリームとプリンが安かったので、2個ずつ買ってみることにした。


店主に注文を告げると、「今からクリームを詰めますので少々お待ちください」と言い、奥の作業場へ。
こちらのお店では、シュークリームはオーダーが入ってから、皮にクリームを入れて完成させるようだ。
しかも、マヨネーズ容器みたいなヤツから、クリームをにゅるにゅると絞り出す方式でなく、
店主はスプーンを使い、ひとつひとつ丁寧にカスタードクリームを詰め込んでいた。
もうこの時点で、「あ、ここのケーキは絶対ウマい」と確信したよ。

帰宅後に撮影したのがこちら。「シュークリーム」は120円、「濃厚プティング」は180円。


シュークリームはすでにひとつ取り出し、プリンは左側の方だけフタを取った。
取り出したシュークリームがこちら。自宅まで運んでいる途中で、形を崩してしまった。


粉砂糖がかかったシュー皮が、薄黄色したカスタードクリームをふんわりと挟んでいる。
スプーンで詰めていただけあって、クリームはやや硬めで、柔らかいプリンのよう。
甘さ控えめのやさしい風味で、ガキの頃に食べたシュークリームを思い出した。
最近のシュークリームは、クリームが山盛りだったりと見た目も派手で、それはそれで美味しいのだが、
クリームパンと同様、こういう素朴なタイプの方が私は好きだ。 ※神楽坂『亀井堂』さんの閉店は残念

一方の濃厚プティングは、玉子型のかわいらしい容器に入っている。


硬いタイプではなく、なめらかな歯触りで、シューに入ってたカスタードクリームを、凝縮したような味わい。
食べ終えた容器は再利用できそうだし、180円はかなりお得だよ。

お店のHPによると、ここシャトー洋菓子店は創業から40年以上。商品については、
「安心の無添加です。甘味料、膨張剤、防腐剤などを使っておりません」と断言。
カスタードクリームのやさしい味わいは、甘味料を使っていないからか、と納得。
あと、防腐剤未使用だと、ロスが出やすいから大変だろうけど、無添加は客側にとってはうれしいよね。
また、1週間前に予約すれば、オリジナルのデコレーションケーキも作成してもらえるらしい。
 ※お店のHPより

価格は4080円~とのこと。ドラちゃんのケーキ、私も食べてみたいぞ。
無論、お店で売っている他のケーキも食べたかったので、数日後にまたまた団地西通りを再訪。

ハナシは逸れるが、西通りがあるならば、当然東通りもある。
下記の標識を初めて目撃したときは、「団地妻通り!?」と一瞬誤読してしまった。


今回のブログタイトルも、当初は「団地妻に人気のケーキ屋さん」だったが、お店に失礼なので変更した。
と、よせばいいのに、数少ない女性読者を不快にさせたところで、本題に戻ることにしよう。

2度目に買ったのは、シュークリーム2個と濃厚プティングの他、「いちごショート」370円と、「アップルパイ」290円に、
ショーケースで「人気No1ケーキ」と紹介していた「モンブラン」400円を購入。あと、袋代が10円。
実は、入店時にいちごショートはなかったのだが、「お時間いただけたらお作りしますよ」とのことなので、
先に支払いだけ済ませ、近所の『弘華飯店』で食事をしてから戻ると、すでに完成・箱詰めされていた。


皆さんも、こちらに入店したとき、お目当ての商品がなかったとしても、店主に確認してみるといい。
時間帯やケーキによっては、その場で作ってもらえる場合があるかも。

帰宅後、アップルパイなどは家族にあげてしまったので、いちごショートとモンブランを紹介。
いちごショートは、これぞ「ケーキの王道」と言いたくなる正統派。


ほどよい甘さは、シュークリームと共通。スポンジがしっとりしているのも気に入った。
一方、HPで「高級和栗を使い洗練された風味」と解説していたモンブランは、


さすがは高級和栗…というのはウソ。お店には申しわけないけど、栗の味なんて全然わからないよ。
ただし、栗とクリーム2種との組み合わせが絶妙で、美味しかったことだけは間違いない。


その後は、お世話になった方へのお土産などに、シャトーさんのケーキを何度か購入した。
みんな「美味しい」と喜んでくれたが、値段を知ったら、安さにビックリするのでは。 
デパ地下のケーキなんか、平気で1個1000円近くするからね。私の認識ではホール(丸ごと)の値段だよ。

つい先日は、自宅で食べるために購入。10月以降、10円ずつ値上げしたようで、シュークリームとプリンは130円、190円に。
ただし、さっき紹介したモンブランなどのケーキ3種は、現在の価格にしてある。
店主が奥で作業をしている間に、店内の商品を撮影してみた。まずは全体図。


お店の面積はそんなに広くないけれど、ケーキの種類は豊富。ショーケースのケーキを、3回に分けて撮影。
下のシュークリームは見本なので、実際は3個以上用意されている。注文後に仕上げるのは先述した。


「かぼちゃプリン」はハロウィンシーズン限定かな?


いわゆる「ケーキ」以外にも、カステラやゼリーなども販売している。


ショーケース以外にもいろんな商品があり、贈呈用商品の詰め合わせや、


カスタードクリームには欠かせない、お店使用の玉子も売っている。玉子かけご飯にしてもウマいかな?


他にも、自家製のクッキーや小分けされたバウンドケーキ、
武蔵村山地域ブランドに認証された「むらやまロール」1350円というロールケーキも販売している。

この日私が選んだのは、下記の4種類。


左から「カーディナル」370円、「レアチーズ」330円、「チーズスフレ」330円、「モカロール」225円。
この中から、私自身が食べたことのなかったカーディナルを紹介。


ネットで調べたところ、「カーディナルシュニッテン」というケーキがオーストリアにあるそうだ。
スポンジではなくクリームが主体のお菓子らしい。なるほど、大部分がクリームだ。


とはいえ、クリーム自体が甘すぎず、くどくないため、2種の果物の酸味とマッチし、なかなか美味しい。
カーディナルって、他のケーキ屋でも売ってるのかな。あったとしても高いんだろうな。

最初の方で書いたように、お店の歴史は長いから、店主は二代目のようだ。
直接たずねてみたとき、うっかり「マスター…じゃなくてシェフは二代目ですか」と聞いてしまった。
正しくはパティシェかな? 呼び方の正解はわからないが、二代目は正解であった。
まあ、呼び方はどうであれ、彼が作るケーキが素晴らしいことに変わりはない。
コロナ禍に関係なく、営業時間は朝早くから20時まで。驚いたことに年中無休だって。
いろいろと大変だろうが、これからも、安価で無添加でうまか~なケーキを作り続けてほしいね。
上の赤字部分、強引に韻を踏もうとしたら3個目で大失敗…というか、こんな終わり方イヤだなあ。



シャトー洋菓子店
東京都武蔵村山市学園3-64-19
多摩都市モノレール上北台駅から徒歩約14分、桜街道駅からは約18分 近くにバス停もある
営業時間 9時~20時
定休日 基本的にナシ
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