某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

税金滞納ー処分?

2014-08-01 01:35:57 | ちょっと面白い話
 今日市県民税滞納のために督促状が来た。納めないと差し押さえられるらしい。平成23,24,25年度分。市県民税は銀行口座からの自動振り込みになっているのに何だ、まだ取るのかよ、とびっくりした。市役所に問い合わせて分かった。昔納付していた厚生年金の分が今年6月から支給されたので、その分税金が増えたのだ。税の自動振り込み分はもう4月に全部取ってしまったから、追加分の税金は取れなかったわけだ。いやいやがっちりしている。追加の税額年4000円。前に書いたように、昭和23年~24年(高校生)にアルバイトをしていて、厚生年金にはいっていた。当時は給与明細などと言う物は無かったから厚生年金に加入しているとは全然知らなかった。それが見つかり、お陰で、今年6月から年金が少し増えた。ほんとは平成元年からもらえるのだが、20年までは時効で支給なし。支給しなかったのは役所が怠慢だったからだろうに、勝手なものだと思ったが、よく見つけてくれた、と感謝もしていた。
 年金は減っているから、昔の分が新たに加わっても増えたという実感はない。だが、色々な税金や保険だけは増えた。加えて今度は3年分遡って未納と来た。まあまあ貧乏人からだけは、きちんと取るなぁ。「とよた」が何年もの間法人税ゼロだったというのを思い出して、嫌になった。
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弟の訃報

2014-07-31 21:33:03 | ちょっと面白い話
 義弟が最近亡くなった。私よりはるかに若い。今年になって私より10歳も若い人々が何人も亡くなった。その度に落ち込む。お前もそんな年になったのだ、順番がちょっと違うだけだよ、と、どこかで誰かが言っている。でも悔しい。彼等にはまだまだ力があった、凄い仕事が出来る男たちだった、と。
 義弟は凄いアコーディオン弾きだった。独学で、古典曲から流行の歌まで、何でも即座に弾きこなした。シベリアから引き上げてきた人々を中心に活動していた帰還者楽団、名を変えてカチューシャ、そして新宿の歌声と、節を屈することなく、一途に音楽の道を突っ走ってきた。峠三吉の詩「にんげんをかえせ」に曲を付け、広島の大会に呼ばれて演奏した。嫁さん(義妹)が、生まれて初めて新幹線に乗った、と喜んでいるのを聞いたときは、悲しいほど嬉しかった。あんなに夫婦で音楽一筋(しかもみんなの好きな、一本筋の通った歌ばかり)に一生暮らしてきた人は珍しい。音楽の友社から彼の作曲や編曲がいくつも出版されている。今となっては貴重な彼の足跡の一つだ。
 
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ヒトラーの兄貴の嫁さんはアイリッシュだった

2014-07-31 21:20:51 | ちょっと面白い話
 今日のインディペンデント紙(イギリス)に面白い(私が知らなかったと言う意味で)記事があった。
 アドルフ・ヒトラーの異母兄にアロィス・ヒトラーと言うのがいた。1911年の夏、ダブリンの名物「ホース・ショウ」でアイルランド娘ブリジッドと会い「ドイツでホテルを経営している」と言って仲好くなる。実はダブリンのシェルバーン・ホテルと言う(今もある)ホテルのボーイだったが、こんなことはよくある話(嘘はヒトラー家の特技。)やがてイギリスにわたり結婚し、子供が授かる。パトリック・ヒトラーと名付けられる。いかにもアイリッシュな名前だ。アドルフ・ヒトラーがイギリスに来て、兄貴のオーストリアでの兵役を免除するよう工作した、と夫人のブリジッドは書いているらしいが、歴史家は、此の日時にヒトラーはドイツにいた、と調べ上げて、その話は嘘と決めているらしい。
 やがてアロイスは妻子を捨ててドイツに帰り、死亡通知をブリジッドに送り再婚する。後に重婚罪になる。パトリックは一度叔父ヒトラーに会いに行くが、その後母子でアメリカに移住し偽名で暮らす。パトリックはアメリカ軍に従軍し武勲をたて勲章を授与される。叔父の軍隊と勇敢に戦ったわけだ。
 前から少しずつ言われていたことではあるが、嫁さんがアイリッシュだったとは知らなかった。アロィスがどのような政治的信条の持ち主だったかはまだわからないが、ひょっとすると、アイルランドやイギリスで一時台頭したブルー・シャーツと言うファッシスト集団とかかわりがあるかもしれない。いやいや、現代史と言うのは、毎日新しいネタが飛び込んでくるから、油断も隙もない。もし今日これを読まなかったら、とたんに「もうご引退ですか」と誰かに引導を渡されるだろう。運動不足になるな。
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