木版画の愛好者(シニアのグループ)による「版酔会」が9/24~9/30まで「相模大野ギャラリー」において「第22回 版画展」を開催している。版酔会は相模原市の高齢者を対象とした学習の場のあじさい大学の版画科の修了者が主体の木版画の サークルで設立後21年になるという。期間中は会員24名の作品が52点展示されていた。特別企画展として「再発見!!さがみはら」の木版画20点も併設されていた。時間は午前10時から午後6時までである。木版画といえば学校の授業で習った記憶があるが、それ以来年賀状づくりに一回か二回彫刻刀を持った記憶があるくらい。完成までにとにかく時間を要する版画であるが、日本においては古くから経典や仏画、版本などの印刷に用いられ代表的のは江戸時代の浮世絵である。この木版画を趣味とされている「版酔会」会員の力作にただただ魅入るばかりであった。(1909)