相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

御府内八十八ヶ所霊場、東京三十三観音の「観谷山聖輪寺」

2019-09-03 14:11:51 | 寺院
渋谷区千駄ヶ谷に大和長谷寺末、真言宗豊山派寺院「観谷山聖輪寺」はある。創建年代等は不詳であるが、神亀2年(725)行基菩薩が開基、宥光(明暦3年1657年寂)が中興開山であるが、江戸時代初期の起立と推定される。行基菩薩が北越を旅の際、休息中に谷より聖如意輪観音が現れ彫刻と仏縁を諭され古木を加持し3尺5寸の如意輪観音像を彫って石の上に安置した。山号を谷山とし古来「千駄谷観音」と呼ばれた。仙寿院交差点を直進し左折した右手に「寺号標石」が構えられている。それを抜けると左手に入り母屋づくりの「本堂」、その奥に「庫裡」があり、右手に鐘楼がある。日当たりの良い境内と墓域は四季折々の花々で彩られる。当寺は御府内八十八ヶ所霊場10番、東京三十三観音霊場13番である。(1908)




 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紫色の実が可愛い「ムラサキシキブ」

2019-09-03 11:27:00 | 
近くの公園に「ムラサキシキブ」(紫式部)が紫色の小さな実をたわわにつけている。「ムラサキシキブ」はシソ科の落葉低木で日本各地の林などに自生している。果実が紫色で美しいことから観賞用に栽培された。紫色の実の清楚な美しさを平安美女の「紫式部」にたとえた。また、紫色の実をびっしりつけることから「紫重実」、「紫敷き実」(むらさきしきみ)と呼ばれていたが、次第に源氏物語の作者「紫式部」を連想させて「ムラサキシキブ」となった。(1908)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする