相模線「相武台下駅」傍の踏切のそばに小さな花壇と片側に10本ほどの「ハナモモ」が植栽されミニ並木となつている。今年は桜と同様開花が早いようで今、色とりどりの可愛らしい花をほころばせ通行する人の目を和ませている。「ハナモモ」は花を観賞するために改良されたモモである。新磯地区には線路沿いに数百本のサクラ(ソメイヨシノ)植栽されており毎年4月初めには「新磯さくらまつり」が開催されるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止により中止となった。桜花の咲く時期に前後して「ハナモモ」は開花の最盛期を迎え、艶やかなピンクや赤、白の花を咲かせ彩る。モモは古来より中国では災いを除き、福を招くとされてきた。日本への渡来は古く、弥生時代といわれている。『古事記』にもイザナギが黄泉の国から逃げ帰る時に悪鬼にモモを投げつけて退散させたと記され、古い時代から栽培されていた花木である。2003






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