相模太夫の旅録=Tabi Log

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麻布に佐賀歴代鍋島藩主の菩提寺「興国山賢崇寺」

2019-12-30 09:51:15 | 寺院
港区元麻布に佐賀歴代鍋島藩主の菩提寺として知られている曹洞宗寺院「興国山賢崇寺」はある。創建は寛永12年(1635)、開基は鍋島忠直。本尊は釈迦。麻布十番駅より「大法寺」の手前の仙台坂脇を左脇に構えられた寺号標より石畳の参道を進と右に重厚な入り母屋づくりの「本堂」、参道正面に「鐘楼」がある。空襲焼失前は「本堂」、「庫裏」、「開山堂」、「霊廟鐘」、「土蔵」、「位牌堂」など大規模な伽藍を擁していた。「鍋島家の墓所」、江戸時代の大名家の墓級に匹敵する一族の統一された五輪塔の墓が並んでいる。二・二六事件の「青年将校のお墓」もあり、江戸時代における「プロシアの交使館」でもあった。400年近い寺歴を有する古刹の本堂と境内裏に聳える独特の形をした「元麻布ヒルズ」の新旧の構図&融合は今ならではのものか。(1912) 


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