相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

文京区大塚にある真言宗豊山派大本山「神齢山護国寺」

2015-07-29 18:08:26 | 寺院
地下鉄護国寺駅を降りた文京区大塚に真言宗豊山派大本山寺院「神齢山悉地院大聖護国寺」はある。元和元(1681)年、五大将軍徳川綱吉の生母・桂昌院の祈願寺として建立され、江戸の真言宗の寺院の中では最大の規模を誇る。本尊は如意輪観世音菩薩である。開山は上野国碓井八幡の僧・亮賢。当寺の敷地は5万坪と広大でである。半分は墓所となっている。境内にはまず「仁王門」、中門「不老門」、正面には都内最大級の木造建築「本堂」、元禄時代の建築の粋を結集した、「月光殿」、重層入母屋造りの「鐘楼」、寄棟造りの「太子堂」、宝形造りの「薬師堂」、「多宝塔」、本坊に通じる「惣門」、数多くの「茶室」の伽藍が建ち並びどれも歴史的見地からも希少価値があることが窺える。文化財として「本堂絹本著色尊勝曼荼羅図」指定されている。当寺は「御府内八十八箇所 87番」「江戸三十三箇所 13番」「東国花の寺百ヶ寺 東京3番」札所である。ここの墓地には明治の元勲(三条実美、大隈重信、山形有朋、田中光顕等)の壮麗なお墓もある。今日ここを訪れ参拝したことも運命と言わざるをえない。(1507)


















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