「座間吹奏楽愛好会」(通称:ざますい)は1975年8月座間市内の有志により結成された座間市を中心に活動をしている「吹奏楽団体」である。会員は座間市を中心に、隣接市町から集まった会社員、公務員、どこかの社長、高校生など34名(2022.6現在)のメンバーで構成されている。1977年12月に記念すべき「第1回定期演奏会」を開催以後年1回開催している。2000年11月の第21回定期演奏会からは現在の音楽監督でもある飯田学氏を迎え活動中である。2015年には創立40周年を迎えた吹奏楽団である。しかし2000年の1月よりコロナウイルスが拡大しそのお陰で練習も制約を受け、まして三密の塊の中の「定期演奏会」はこの2年間中止を余儀なくされた。しかし今年は感染者減少により3年振り「第41回定期演奏会」が10/10 、13時30分よりハーモニーホール座間「大ホール」において開催された。観客は6割くらいであろうか? 3部構成で第1部は「春の猟犬」、「風紋」、「マードックからの最後の手紙」。第2部は「宝島」、「ジャパニーズ・グラフィティーⅧ 〜ウルトラ大行進!」「ウルトラマンのうた〜ウルトラセブンのうた〜ウルトラマンタロウ〜帰ってきたウルトラマン」、第3部は「交響組曲」、「もののけ姫」、「オペラ座の怪人」が演奏された。久しぶりの演奏会にすっかり酔いしれた。(2210)
相模原下溝に昭和29年に築造された相模川系横浜水道局の沈殿処理に使われている「相模原沈殿池」はある。まるで湖のようであるが、相模湖で発電に放流されたあと、沼本ダムで取水、ずい道を通って津久井分水池、下九沢分水池へ送られ、更にずい道を通りここ「相模原沈殿池」へ送られなんと88万3千㎡の水を貯水できる。この貯水量はも横浜市民が一日に使用する水量の7割に当たるという。沈殿池は鉄柵で囲われているが散策コースの一つとなっており、沈殿池の取水口近くの張り巡らされた「オイルフェンス」の上には沢山の「カワウ」が休息中である。カモ、コサギ、カルガモ、カワラヒラなどが泳ぎ休息しており人気のバードウォッチングのスポットで「かながわ探鳥地50選」でもある。間もなく12月には「渡り鳥」もやってくる。「鳥撮」が忙しくなりそうである。(2210)
10月に入り数日前より20度を下回る気温で冬のような今、公園や道路脇の植え込み花壇や個人のお家の庭に秋の花に混じって縞模様の花姿が美しい「タイワンホトトギス」(杜鵑)が咲き始めた。この花はユリ科ホトトギス属の多年草。名の通り台湾ではごく普通に見られる花のようである。花期は9~10月で一見小さなユリのようで茎はまっすぐか斜めに伸び、茎先に腺毛のある散房花序をつけ独特の花模様をした直径2~3cmで紫色の斑点のある数個の花を上向きに咲かせている。なんとも可憐で魅惑的な花である。開花期間は夏から晩秋までと長く咲き続けことから「永遠にあなたのもの」、「秘めた意思」、「永遠の若さ」という花言葉がある。(2210)