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相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

身代わり観音の伝えある「龍澤山祥雲寺」

2022-08-23 10:31:52 | 寺院
町田市高ヶ坂に相州大住郡日向村「石雲寺」末、曹洞宗寺院「龍澤山祥雲寺」は鎮座する。大永6年(1526)開山、小田原北条家が武運長久祈願、檀信徒の帰依にと創建。本尊は釈迦如来。江戸期に幕府より寺領15石のご朱印状を拝領している。両脇に仁王像を配し「鐘楼」を兼ねた二階建て「山門」を潜ると正面に鉄筋コンクリート造りの「本堂」と「客殿」、「庫裡」がある。本堂左に「観音堂」がある。門柱そばには「掃除小僧」、鯉が優雅に泳ぐ美しい池、その周りに「七福神」、境内には大きな「水子観音」、「十二支の石像」が奉納されている。最近になって観音堂左に「五百羅漢像」が祀られた。当寺は「武相卯歳48ヶ所霊場の37番霊場」で聖観世音菩薩、「武相寅歳25ヶ所霊場の19番霊場」で薬師瑠璃光如来を本尊としている。本堂の左側の観音堂に安置されている観音様は「身代わり観音」の伝えがある。宝暦の時代、寺の山林田畑を自分のものにしようと目論んだ百姓が僧を相手に訴訟を起こすも敗訴。逆上した百姓が僧に切りかかるも不思議なことに僧は無事で代わりに観音像の右肩に刀痕があったと郷土史に記されている。(2208)
 
 
 
 
 
 
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「さがみの仲良し小道」で一会の「アブチロン」

2022-08-23 07:30:16 | 道・緑道
相模原市南区大野台3丁目から南区相模台3丁目にかけて総延長5キロメートルに亘って「相模原の道・橋・花ーさがみはら百選ー」の一つ「さがみの仲よし小道」がある。かつての「相模原台地」に昭和23年から16年をかけ「畑かん水路」が造られたが、その後相模原台地は現在の市街地として発展、この水路敷きを活用した緑道が現在の「仲良し小道」である。平成16年3月現在3.6kmが緑道として整備され今や地域住民のコミュニティーラインとなっている。その「仲良し小道」緑道沿いの随所に植栽された「桜」、「ハナモモ」、「藤」、「アジサイ」、「ムクゲ」、「フヨウ」など四季の花で彩られる。丁度中間地点に熱帯花木の一つでどこかフヨウかハイビスカスに似ている「アブチロン」が黄色とオレンジ色の花姿を披露中である。ブラジル原産のアオイ科イチビ属(アブチロン属)の低木、つる植物である。アブチロンの原種は半つる性の「メガポタミクム」と低木の「ストリアツム」が交配親である。下向きに釣り鐘型に垂れる様に咲く花姿がなんとも可愛らしい。(2208)
 
 
 
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