清く豊かに川は流れる母なる川と言われる「相模川」はその源を富士山(標高3,776m)に発し、山梨県内では「桂川」と呼ばれ、山中湖から笹子川、葛野川などの支川を合わせ、山梨県の東部を東に流れて神奈川県に入り「相模川」と名を変え「相模ダム」、「城山ダム」を経て流路を南に転じ、神奈川県中央部を流下し、中津川などの支川を合わせて相模湾に注ぐ幹川流路延長113km、流域面積1,680k㎡の一級河川である。流域の土地利用は山地等が約73%、水田や畑地等の農地が約7%、河川・湖畔が約3%、宅地等の市街地が約12%となっている。下流部の厚木市等の市街化地域には人口が集中している。富士箱根伊豆国立公園および丹沢大山国定公園と2つの県立自然公園に指定されている等、豊かな自然環境に恵まれている。また相模川の水は上流部は主に発電用水等として利用され、中下流部では農業用水、水道用水等として利用されており、現在では神奈川県の給水人口の約6割に水道水を供給するなど、生活を支える重要な川である。昭和橋は神奈川県厚木市上依知と相模原市南区当麻とを結ぶ相模川に架かる橋であるが、数百m上流「新昭和橋」(昭和54年竣工)が架かる。令和元年東日本台風の被害で休止していた河川敷左手にある5面のグラウンドを持つ広場は復旧が終わり、また利用できるようになったということから大勢の人が集まりどうやら軟式野球かソフトボールが行われていた。川では船も出て、陸では4、5名の釣り師が盛んに竿を垂れていた。( 2009)






