菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

ドイツ・メルケル首相と日本・安倍首相の「言葉」

2020年03月26日 20時54分10秒 | 国政
 今日のしんぶん赤旗の潮流欄に、ドイツのメルケル首相と安倍首相の「話し方」の違いが紹介されている。私は、安倍首相の「話し方」「語り方」が、原稿を読むだけで、機械的な言葉に、いつも空々しさを感じている。顔を見るだけでいやになってくる。その理由を書いているので、紹介したい。

 ドイツ・メルケル首相と日本・安倍首相の「言葉」

 ドイツのメルケル首相は赤ちゃんの頃、一家で旧東独に移りました。その7年後、「ベルリンの壁」がつくられ崩壊までの35年間、閉ざされた国家で過ごしました。

 「旅行や移動の自由を苦労して勝ちとった私のような人間にとって、そうした制限は絶対に必要な場合にのみ正当化されます」。「民主主義国家において、そういった制限は簡単に行なわれるべきではありません」

 コロナ危機に際し、メルケル首相は国民にそう語りました。そして民主主義国家である以上、自分たちの政治的決定は透明性をもち、詳しく説明されなければならないと強調しました。

 民主主義国家としてあるべき姿を示しながら、感染拡大を防ぐために苦渋の決断。国民の心情に訴えながら協力と連帯を呼びかける姿がそこにありました。だからこそ、このスピーチへの共感がひろがっているのでしょう。

 ひるがえって、この国の首相はどうか。「一律休校、特措法」どれだけの負担や制約を国民に強いることになっても、心に響く言葉もなく原稿を読むだけ。記者の質問にもまともに答えない。国のよってたつ基盤さえ語れないリーダーに苦難の打開は託せず、国民の声で変えなければ。

 メルケル首相は伝染病が教えてくれていることがあると。「私たちがどれだけ脆弱であるか、どれほど他者への思いやりのある行動に依存しているか。同時に、私たちが協力していくことでいかにお互いを守り、強めることができるか、とうこと」を

 
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