12月議会速報
市長選挙の政策に関連して
今回の市長選挙は、主に2人の候補者の側が、政策チラシをだして、政策戦になったわけです。その政策の中でも、実現性を考えれば、いかがなものかと思われるのがいくつかありました。それについて、行政当局としての見解を伺いました。これは選挙が終った今だからこそ、聞くことができたものです。
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「ロードパークに道の駅の建設は可能か」
菊池議員の質問
ある候補者は、北関東高速道の桜川筑西ICのロードパークに、「道の駅」をつくると発表しました。もちろん、言論は自由でありますが、市長に挑戦している方が、ロードパークの位置づけを知らないで、このような政策を発表するのは、無責任極まりないと考えています。
私の理解では、この場所は、道路扱いされている土地であり、テントなどで催しには使用することはあっても、トイレをのぞくと、恒久的な建設物をつくることは不可能と聞いていました。この認識は間違っているのでしょうか。行政当局としての見解を伺います。
建設部長の答弁
このロードパークは、暫定供用中のICの完成形(カタツムリ型)ができるまで、市の要望で、休憩所施設として整備したものです。この旨、市と国で「覚書」を交わしています。菊池議員の認識で間違いありません。
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桃山学園完成後の洋式トイレ率は?」
菊池議員の質問
以前から、小中学校のトイレの洋式化率を質問していた方がおりました。その時も気になっていたのですが、再度確認させていただきます。今現在は、様式トイレの割合は、真壁地域と岩瀬地域では、真壁地域の方がひくいと認識しています。しかし、来年4月に、桃山学園が完成しますと、その比率は逆転するのではないでしょうか。
教育部長の答弁
現在 岩瀬地域 38% 真壁地域 24%
桃山学園完成時 岩瀬地域 38% 真壁地域 53%
注)大和地域は、一番高い 61%
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「上曽トンネル総工事費115億円」
菊池議員の質問
市長選挙で、「議員だより第6号」には、上曽トンネルの総工費115億円との数字が掲載されました。これは、上曽トンネルの総工事費と理解してよろしいのでしょうか。6月議会では、上曽トンネルの工事費が未定のまま、合併特例債事業が決まってしまいました。これに、かかる、合併特例債費用を示していただきたい。
建設部長の答弁
10月2日に、県道路建設課から上曽トンネル計画の断面図(案)、全体事業費(案)等を示された基礎資料の説明を受けました。断面は1.5m増えて9.5m。全体事業費は115億円とする内容です。
合併特例債の費用額は、桜川・石岡両市の工事額は、施工区間の延長割が、まだ示されておりません。しかし、概算で計算しますと、市の負担分は54億円になります。
これをもとに合併特例債の起債額は25億円を考えております。
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