今日の東京新聞「こちら特報部」では、標記の件を取り上げている。
ついこの前の茨城新聞には、「県が出向させている市町村の副市町村長は引き上げ」の記事が出ていた。
この件でも、桜川市も困惑していた。たしかに、橋本前知事は、おおくの副市長らを出向させていた。しかし、これは、橋本氏が市町村をコントロールしたいためであった面は否定しないが、市としては、適任者がいないので、お願いしていた面もある。
特に、市長が行政の専門家ではない場合は、県の行政に精通した人が派遣されれば、一安心というものである。
これを、ミソもクソも一緒にして、立ち切ってしまうというのは、自民党もあまりにも度量がない。
また、今回の「案件」は、いくらなんでもひどすぎる。
新聞によると、「県の秘書課から『地元の自民県議か、自民県連に話をとおしたか』と言われた、それだったらもういいと、面会をしなかった」。
大井川知事に10月、あいさつのため県の秘書課に面会をもとめた、ある市長はあきれたように話す。
これでは、自民党は大井川知事の門番か。
共産党の江尻加奈県議は、「行政のトップである知事への面会を、一政党にすぐない自民党に許可するのは、まことにおかしな話。
こんなけち臭いことにうつつを抜かしている自民党は、肝っ玉が小さいと言わざるを得ない。