菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

開示請求1万5千枚、ほぼ全てが真っ黒ースリランカ人女性死亡の真実ー北丸雄二氏の指摘

2021年08月20日 06時58分19秒 | 日々の雑感
 スリランカ人女性ウィシュマさん死亡事件は、テレビでも報道されるようになり、「人権無視」の残酷な扱いが明らかになりました。
 今日の東京新聞・本音のコラム欄で、「不都合な事実」と題して、ジャーナリストの北丸雄二氏が書いている。怒りをもって、紹介したい。

 不都合な真実
 北丸雄二


 スリランカ人女性ウィシュマさん死亡事件で名古屋入管が開示した開示した関連行政文書を見ましたか?
 段ボール箱3個分1万5千枚以上のほぼ全てが真っ黒。衝撃の「のり弁」状態で開示は実質的実施されていないのに、15万円以上の「開示実施」手数料はしっかり請求する。安倍政権から続く行政のここ数年のブラックボックス化は本当に目にあまります。
 モリ・カケ・サクラの文書改竄や隠匿、日本学術会議会員の任命拒否や内閣人事局による恣意的な省庁幹部人事、関連企業による相次ぐ官僚接待の責任、五輪経費のケタ外れの肥大やコロナワクチン確保発表とその反故の経緯など、全部が全部「丁寧に説明する」というお題目だけでその実全が闇のまま。かろうじて森友の「赤木ファイル」で黒塗りが少なかったのは、あれは財務省の微かなに残る良心だったのか?
 衰弱するウィシュマさんを笑いながら放置死させたのは、入管による未必の故意の殺人にも相当します。その不都合な記録を隠すのはコロナ対策で感染者が増える」との詭弁で抑制し、感染実態の事実に向き合わない政府の体質そのものです。不都合な事実もすべて開示するー五輪不祥事やコロナ不手際を返上し、世界に恥じぬ民主国家の再生をめざすなら、次の政権の第一歩はそこからしか始まりません。
(ジャーナリスト)
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