今日、午前10時から、桜川臨時議会が開かれました。これは、中核病院建設の建設推進会議の設置むけた補正予算を議決するために開かれました。900万円の補正予算を全会一致で可決した後、議員提案の形で、「県西総合病院存続に関する決議」が全会一致で可決されました。
決議文を紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
県西総合病院存続に関する決議
県西総合病院は、昭和25年北那珂村診療所を前身に、昭和33年岩瀬町立国保病院として開設。その後、昭和43年に4町1村(旧明野町・旧協和町・旧真壁町・旧岩瀬町・旧大和村)で現在の県西総合病院が設立されたものである。以来46年間にわたって救急指定病院、災害拠点病院等地域医療の中核を担ってきた。
また近年は、平成16年の国の医療制度改革による医師引上げ、平成23年3月の東日本大地震等、厳しい条件の中でも現在1日平均400人の外来と150人前後の入院患者の命と健康を守っているところである。
桜川市は、医療機関が少なく、2次医療に加え、1次医療も県西総合病院が担っている現実がある。
県西総合病院の機能が無くなれば、桜川市は、医療過疎に拍車がかかり、さらなる住民負担が懸念される。
このような状況に鑑み、桜川市議会では、昨年12月13日(金)の全員協議会に於いて『県西総合病院存続を前提』とし、全員賛成で筑西市との『中核病院建設基本的事項について』の合意を了承したところである。このことは大塚市長も承知しており、今後とも市長の責務を十二分に発揮していただきたいと思う次第である。
以上、桜川市議会は県西総合病院の存続を求め、ここに決議する。
平成26年1月24日
桜川市議会
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・