
買い物に行きました。買った物が少なかったので、"1~8個まで"のエキスプレス・キャシアーに並びました。私の前に並んでいたおばあさんに、キャシアーが「今朝あなたが来た時より暖かくなっている?」と訊いています。「暖房入れたと思うけど。。」
このおばあさん、今日二度目なの?と思ってちょっと目を丸くしていたら、「手がかじかんでねェ」等と言っています。今朝買い物に来て店の中が寒いと苦情を言ったのかもしれないと見当が付きました。車をもう運転しない人だと、一度に沢山持てないから何度か来る、というのも分かります。孤独なので店で人々と言葉を取り交わすのも楽しみなのかもしれません。私の買ったパプリカを見て「それ、素敵ねェ」と言ったのも会話を始めたかったからなのかもしれないのです。それなのに私は「フンフン」と喉の奥で返事していました。冷たい。
実際今日は毛糸のコートを着ている人も見ました。裸でジョギングしている人も勿論いましたけど。私自身は散歩にやはりナイロン地の裏付きジャケットを羽織りました。途中で脱いだけど。23℃だから、決して寒くは無いのですが、朝の内は13℃位だったから、このおばあさんの手がかじかんでも可笑しくは無いかな、です。
帰宅すると電話メッセージが入っていたので、折り返し掛けてみると。。。
この秋の紅葉ツアーの変更でした。凄いとんぼ返りで、オタワからモントリオールに行ったり来たりの可能性もありそう、と言う話。アルゴンキンは乾燥していて、葉がストレスで茶色になっているという情報です。
暑さはあまり当てにならなかったか、とガックリ。水不足ではいくら暑さだけ満足でも木だって堪ったものではないでしょう。
来月下見に行く予定なので、その時もっと良く分かるでしょうけど。
何が何でも毎年の狂人的な九月を無事乗り越えなければ、と悲壮な決心を新たにしました。
そして、FIT(Foreign Individual Tour)は困ると言う話。
さんざん時間を掛けて旅程を組んであげたら、高すぎるから自分でやる、と言ったそうです。こういう只働きは旅行業には付き物ですが、アルゴンキン公園でカヌー・ツアーをするのに、本当に自分で出来ると思っているのか、しかも五才と九才の子供を連れて、日帰りでやると言うのです。
トロントから列車でハンツヴィルまで行って、そこからタクシーで公園に入って。。。と考えると却って高くつくでしょうのに。
カヌーも借りなければならないし、タクシーは待たせておくつもりなのか。帰りたくなってから呼び戻すとしても、ハンツヴィルからは公園に入るだけで一時間掛かると言うのに。
それに、子供を連れてカヌーに乗せて、事故を防げるのかと言うことも話題になりました。なれたガイドを付けてこそ安心していられるのに。
最近の日本からのツアーは「安かろう悪かろう」の傾向が強くなっているようですが、安けりゃ良いと言うものではないと思うのですね。特にカヌーなど、誰でも出来るようでそうでもないものは。
コリァンの学生達のツアーで救命胴衣を着けておらず、溺死者が出ると言う事故も最近あったそうです。
写真は天高く昇る滝のしぶきです。ず~っと上流から撮ったもので、手前の水は発電所の一つに使う貯水池。
日本も夕方の風は秋の気配がします。今朝は涼しいと思ったのですが、ブログにコメントを書いていたら汗びっしょりです。現在室温29℃。台風の影響が風も湿っています。
爽やかな空気の中歩きたいですね。
こんなきれいな空や、すがすがしい空気を楽しめる時間はとても少ないです。
それにしてもカヌーの親子、事故が起きないといいですけど…。