ノーヴァ・スコシャ州のとある高校に端を発し今高校生達の間に広がっているイジメ反対運動。何かほのぼのとしたものを感じました。
九年生(日本の中三に当たる)の少年がある日ピンクのポロシャツを着て登校し、いじめにあいました。それを見て憤慨した二少年が翌日ピンクのシャツを着て学校に現れ、しかもデスカウント・ストアで５０着ものピンクのシャツを買って来たのです。そして彼らのアイデアは他校の生徒達の間にも広まっていきました。
ある学校の生徒達はピンクを着る日まで決めてこの運動に乗り出しています。
ピンクはシャツに限りません。頭の飾り、靴、何でも良いのです。髪をピンクに染める者、ピンクの自転車で登校する少年も居ました。
学生達が自発的に始めた運動であることがポイントです。この運動が世界中に広がることを期待しています。
CBCのニュース記事
実は私も日本の子供達の間にもこのアイデアが一日も早く広まることを願っているのです。自殺の話など実に多すぎますものね。
ただ、日本のマスコミが気付くまで時間が掛かるかもしれません。。。と言うのもつい最近の話なので。
そんなわけで、此処に載せたら読んでくれる人の中には語り伝えてくれる人もいるかと、つまり口コミを期待しました。
「いじめ」は必ず有るというオーストラリアの学校。「いじめ」は無いとする日本の学校。
日本の学校の上にでんと構えている教育委員会そのものが諸悪の根源と私には思えます。
子ども達もいじめを見て見ぬ振りする、から、自分も一緒にいじめ側にまわっていじめられることから防御しようとする。
こんな風土にピンクの二少年は出てこない。
まず、大人から勇気を持つことが大事かもしれません。
見て見ぬ振りは大人側に多いと思うからです。
でも、日本にも必ずこの二少年のような考え方の子供はいるはず。そういう機会に未だ出会っていないのでしょう。待ちましょう、その日を。