★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

棚からぼた餅

2009-12-29 12:01:29 | 雑  記
勢い良く立ち上る滝のしぶき今日は火曜日、ゴミの日です。
でも、誰もゴミを外に出していません。
向かいのおじさんも向こうの通りの家々も。。。
フ~n、今年はもうゴミ集め無しかな?

何故かゴミ集めのカレンダーを長いこと貰っていない私は向かいのおじさんを目安にしています。私が間違ったゴミを出していると、「今週はグレーよ」などと知らせてくれるくらいの人なのです。

その後また外を見たら左隣の大きなゴミ箱が出ているではありませんか。

そこでインターネットで調べようと。。。
が、調べ方が悪く肝心のページが出てきません。

その時電話が鳴りました。誰だか分からない電話には出ないことにしているので、ディスプレーを確認すると・・・「Niagara Recycle」ですって。
ゴミ屋さんです。
これぞ棚からぼた餅。
まさかわざわざ知らせの電話を掛けてくれたわけでもないのでしょうけれど、受話器を取れば「フランクお願いします」
もちろん間違い電話です。「あなたが電話掛けてくれた序だから。。」
と私。今年はもうゴミ集めがないことを確認しました。

今年も後二日半で終わりです。


良い新年をお迎えください。

エスペラントの父ザメンホフ
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クリスマス・デーは静かで。。

2009-12-25 13:19:19 | 季 節
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今朝早々と息子は God-brother と「アヴァター」という映画の切符があるとかでトロントの近くまで出掛けました。朝食持参、車の中で食べるのです。
嬉々として朝食用サンドウィッチを作り、トラヴェル・マグに熱いコーヒーを満たして出て行きました。
彼らが出掛けた後は静かで。。。小鳥やリスさえ姿を見せません。

夕食の支度は午後になってから心配すれば良いのですから、昼食は昨日の残りのスープとラヴィオリで済ませ、後は昼寝と行こうかという時間です。

この小さな家が子供たちで満ちていた時代にこんな静かなクリスマス・デーはありませんでした。11時頃にはみんなが祖父母の家のクリスマス・ツリーの下に集まり、贈り物を開き、賑々しかったものです。
ヨーロッパ出身の祖父母のディナーは正午なので、その後クリスマス・ディナーという運びで、この日は一日が何となく賑やかに終わってしまう日でした。
夫が逝ってから初めて自宅で迎えるクリスマス・デーでもあります。
静か過ぎるほど静かな理由は、今日は何処も開いていないので通る車もまばらだからでしょう。

息子からのクリスマス・プレゼントは「Planet earth ; The complate series」のDVDでした。
このシリーズはTVで時々見ていて、あの空中撮影はどうやって撮ったのか不思議でしたが、息子によるとグライダーを使っているのだそうです。それも改めて確認したいところです。

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ご 馳 走

2009-12-24 08:56:22 | 食 生 活

息子の帰省を知って「何かご馳走作ってあげるの?」との友人からの便り。。
ご馳走?
ご馳走とは何ぞや。
子息の友人夫妻が来るので、鍋にしようと思う、とは彼女の予定。料理が出来る人は良い。それを喜んで食べてくれるのがお客だから、それも良い。
鍋かァ。食べるのは良いけど、作るのはねぇってのが私なのだし、第一息子が喜ぶかどうか知らない。
自炊の我が子は毎日同じようなものを食べているだろうし、事実夕食時の電話で「何食べてるの?」
と聞けば応えはたいてい「昨日の残りのスパゲッティ」
毎日作るのが面倒だからと数日間留守にするのでもなければまとめて作っておくらしい。
だから、ちょっと変化に富んだ食事をとは思うのだけれど、「ご馳走」と聞かれたら自信がない。

スイス時代お世話になった「スイスのパトリーノ」ことへレナの形見のレシピでアプフェル・クーヘンを焼こうかとレシピをテーブルに出したまま乗り気が無くて放ってあったのを息子が気付き、
「アプフェル・クーヘンって何」?
「アップルパイのことよ。」
「りんごは薄くスライスすると美味しいんだよね。」
あ、そうか。
興味があるのか、じゃ焼こうか、やっぱり。

このレシピには後日談がある。
アーモンドの粉とにんにくの粉を間違えて一匙パイシェルに入れてから慌てて取り出した日。僅かに残ったにんにくの粉は当然それなりの香りを提供する。その角の部分を夫に食べさせた私だった。
「なんとなくにんにくの臭いがする。。」と不審な顔をしながらも彼は美味しいといって食べたもので、理由は詮索しなかったから、言いもしなかった。
「あなた、それ食べさせたの?」
と友人たちは私を睨み付けたものだけれど、その角の部分が無くなってしまえばあとはアーモンドの味なんだし、本人が気にしてないんだから。。
「彼、にんにくは好きだからね」
と私はとぼけていたけれど、種明かしをされてもおそらく我が夫は苦笑しただけだったろう。

おお、間も無く九時になる、ぼやぼやしていないでりんごの皮でも剥こうかな。

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くろうまブランキー

2009-12-22 22:09:06 | 雑  記
郵便箱にちょっと大きめな封筒が。。。
中味はこの絵本です。

以前私の妹が同じ本を送ってくれました。
著者が私たちのエスペラントの恩師伊東三郎なのに私はこの本を見たことが無かったのです。
昨年それを孫娘のちゃんに持って行きました。その後私が訪ねると挨拶代わりにこの絵本を持ち出してきます。
「くろうまブランキー」
で検索すると出てくるわ出てくるわ色々な人の推薦や思い出話やのブログがいっぱいあって、この本を友として成長した人も多いのだと知りました。
不幸な辛いブランキーの生涯ですが、ハッピーエンドなのが救いなのですね。
幼い心はハラハラしながら物語を追い、そして最後にホッとするのです。

福音館書店からこの十二月一日に再発行された新品で、前のものに比べると色もとりわけ鮮やかになっています。
中にはI.U.(或る人という意味、伊東三郎のもう一つの筆名)のエスペラント訳が挟んでありましたが、私のために特に挟んでくださったのでしょう。

Mi-ĉie ちゃんありがとう。
そして、Feliĉan Novjaron!!

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冬 の 虹

2009-12-20 20:59:42 | 季 節
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午後になって日が射してきたので出掛けました。
公園の温室の駐車場に駐車し、歩いているうちに日は翳ってしまい、期待したほどの氷の輝きは撮れませんでしたが。。
滝のしぶきは周辺のあらゆるものに纏いつき天然の彫刻を創作します。
気温が緩んで氷はポロポロと落ち始めていましたが、地面はつるつるで危険です。
路面は塩をたっぷり撒いてあるところもありましたが、塩の無いところはスケートリンク並みでした。
大きな太いツララを拾いオリンピック・トーチの真似をして居る人が居ました。
そう言えば今日ナイアガラフォールスを通過したはずです。

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古い絵葉書

2009-12-19 20:20:36 | 思 い 出

ナイアガラ公園の温室に咲く蘭の花

地下室の押入れからまたまたすっかり忘れていた箱を見つけました。中味は古い絵葉書です。その一枚一枚を見ていると当時の事情の推移が見えてきます。
何故か私が書いたものは殆どなくて、私の夫となるべき人と彼の両親からのものが多いのですが、中には私の記憶から遥か彼方に消え去った人からのものもあります。肉筆のサインが読みにくく一体誰だったろうか、と言う人さえ。
彼の両親からのは当然ハンガリー語ですが時にはドイツ語で書かれているのもあります。今読んでみて「こんなのを私理解していたの?」と驚くのですが、当時はそれなりになんとか解釈していたのでしょう。
前にも書いたと思うのですが、私は求婚された記憶がないのです。それなのに結婚を前提とした便りがあって、カナダへ来る前にユーゴに立ち寄り指輪を貰ってくるようにとの指示もありました。
当時ストックホルムに日本人の友人が居て、カナダへ来る前に立ち寄ったのですが、その時私の未来の夫は「ストックホルムへ行って又スイスに戻ってから来るという旅程に使うお金は僕たちには無いから。。」というようなことも書いています。私がそうしたいと言ったのでしょうか、記憶はありません。
絵葉書の便りは何時も短くて、そして「長い手紙を送ります」とか「長い手紙を待っています」とか書いてあるのですが、その長い手紙は何処へ行ってしまったのでしょう。私自身が仕舞った記憶は皆無なのです。又忘れた頃にどこかから出てくるのかもしれません。
彼の字はミミズが這っているような字で、特に紙面の足りない部分では、また急いでいる時はひどいのです。とても読めない部分もあります。加えて消印が重なっていたりすると。。。
何も書くことは無いけれどとにかく便りを送らなきゃ、、という時なのでしょうが、どこかから日本語を書き写しただけのもあります。意味の分かるものもあれば、文字が裏返しになっているようなのや全く意味不明のもあります。こういう悪ふざけは彼の得意でした。
伊東三郎師からのも一枚出てきました。ヨーロッパをご夫妻で旅された折、スイスの私のところにも立ち寄ってくださったのですが、その後ポーランドで親切にされたことが書いてありました。私の宿舎のいわゆる寮母さんは私の恩師ご夫妻をまるで乞食でも扱うような失礼な態度だったのでひどく胸が痛んだのを覚えています。でもご夫妻はまるで意に介さないという風で、人物の大きさが違うのだと思いました。
当時まだ17才だったスポメンカからのもありました。今これを読んだら彼女はどう感じるかしらと頬がほころびます。逆に永遠の初心者としては胸が痛い。

この手の整理はまだまだ続きそうです。読んでいるうちに胸が詰まって続けられなくなったりしますが、まとめてさっと捨てる気にもなりません。

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配   達

2009-12-18 16:33:46 | 季 節
カレンダーの一部に使った『カナダコマクサ』
カレンダーの一部に使った『カナダコマクサ』
早めに手配していたはずだったのに、私の勘違いで注文が先方に届いておらず、ようやくやり直して製品が手元に届いたのが昨日でした。
私の野の花の写真を使った来年のカレンダーです。
何時もいたくお世話になる人たちへのお礼に何がいいのか考えた時に出てきたアイデアで、数冊作るよりはもう少し多い方が割安だし、、と MS(多発性硬化症)への募金に協力してくれた人たちも含めることにしました。
製作は米国の会社なので、関税などと言う思いがけない経費もあって高価なカレンダーになってしまいました。

秋のハイキングツアーで稼いだお金は全部掛けてもいいやと思っていたら遥かに上回ってしまい、子供たちが聞いたら目を剥くかもしれません。
でも、配達を終わって気分は爽快です。

郵送する分は昨日大急ぎで宛先を書き郵便局へ。
残りの近隣に住む人たちへは今朝配達です。九時半に家を出、帰宅は11時半過ぎですから、二時間掛かってしまいました。立ち話をしたのは二箇所だけというかなりな特急で廻ったのですが。

皆さんに「見せびらかそうと思って。。」とメッセージを入れておきましたが、この人たちの大半が私のエスペラントや野草への関心を知りません。
来年一年このカレンダーを見ながら、エスペラントの存在を考えたり、自然への関心を深めてくれたら嬉しいと思っています。

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ネーチャークラブのクリスマス・パーティ

2009-12-17 09:03:21 | 季 節
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昨夜はネーチャークラブのクリスマス・パーティでした。
いつもの水曜日だと、講演やスライドショーなど前もって決めてあるのですが、この日はメンバーが誰でも出来るのです。もちろん時間の都合があるから有志は事前に担当者に告げておく必要はあるわけですが。
いつもそのタレントぶりに感心するマーガレットとウィンのスライドショーは楽しかったです。
マーガレットはユタ州を旅した時のもので、ある人が「ユタ州なんてつまらない、岩ばかりじゃないの」と言ったということを踏まえての岩ばかりを見せるショーでした。
目の付け所が違うというのは、つまらないといった人は高速道路を飛ばしながら遠目に眺めただけなのでしょうけれど、マーガレットはナチュラリストの目で観察しているというところだと思いますが、話し振りもいつものようにも楽しいものながら写真も綺麗だし行って見たいという気さえ起こさせます。
ウィンも話の上手な人です。今回は自宅の庭で観察したモナーク蝶(オオカバマダラ)で、メーティング中のモナークを見つけたところから始まり、卵から蝶になるまでを観測した過程でした。
ドンが見せてくれたブルース半島の花や小鳥も良かったです。特に花は私自身も同じ地域で見つけたものがほとんどなので又訪ねているような楽しさを味わいました。
注目を浴びたのはまだ小学生の、フレーザーの発表でした。
夏休みにカテージに滞在中、その近辺での自然観察です。湖で釣った魚、湿地帯で見つけた蛙や蛇などのほか地中に見つけた化石などもあり、何百年か後に自分たちの残したものをやはり誰かが見つけ観察するだろうか。。といった感想つきの説明です。子供の口調で私には聞きにくいところもありましたが、大人の前であれだけ出来るのは大したものだ、という褒め言葉が聞けました。
もちろん両親が熱心で、そのガイダンスの成果と思いますが、次世代が頼もしく思えるショーでした。

写真はポーラが作ったテッシュー・ボックスのカバーです。
彼女にこんなタレントがあるなんて知らなかったので、これにも驚きましたが一応商売にしています。ソファーに座っているのは女の子やサンタクロース、トナカイなどありましたが、私はこの雪だるまを選びました。胸の星を緑色に塗ろうかなと考えて。。
クラフトもやっている妹に参考に上げようかと考えているのですが、「辛うじて間に合ったね」とポーラに言われ「今年中に上げるとは思っていないのよ。クリスマスなんて無視人間だから。。」
と答えたものの、テッシュー・ボックスを抜いてしまえば嵩張らないし送っても良いかなと思っています。

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お茶の金粉

2009-12-16 13:55:15 | 雑  記

冷凍庫に生き残っていた金粉交じりのほうじ茶+玉露ってのを飲んでいます。
まだ、現職でツアーに走り回っていた頃の頂き物です。多分帰国後にわざわざ送って下さったのだと記憶しますが、あの頃はそういう頂き物が多かったのです。
「頂き物は嬉しいけど、お返しの方が高くついちゃう」と嘆く人も居るけれど、ここにはお金では買えない宝物があるのです。
ツアーでご一緒してから20年も経ったいまもなお何かと小包を送ってくださる方がいるのは、私のツアー中に心に響くものがあったからだと自負し、お返しも出来るだけ丁寧に心がけています。
この金粉の入ったお茶を送ってくださった方がどなただったかは思い出せませんが、カナダを東西に走り回り生き生きとしていた当時の私自身が懐かしく思い出されます。

以前何かの席で金粉を振りかけた巻き寿司を戴いたことがありました。
不気味、と言う私に「健康にいいのよ」と言う答えが返ってきました。
どのように健康に良いのかは覚えていませんが、この時の金粉はお寿司と一緒に体内に入るので、その目的は達成するわけでした。
ところがこのお茶の金粉は飲んだ後必ず幾許かは茶殻と一緒に捨てられるのです。
一服入れる度にどういう目的でこんなことをしたのかな、という疑問が脳裏を離れません。
どうでも良いことのようだけれど、金の値段が上がっている昨今、ばかばかしいなァというのが私の正直な気持ちです。

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季節のショゥウィンドウ

2009-12-13 14:14:34 | 季 節

クリックして大きな画像を見て下さい

昨日はトロントへ行きました。
トロント・エスペラント・クルボのザメンホフ祭があったのです。
私も招かれたので、風があって寒かったとは言え日差しの美しい日でもあったし出掛けました。来年からはメンバーになる心算だったのでチェックブック(小切手帳)も携えて。。。
車は列車の駅の駐車場に止め(無料だし近い)バス・デポで日帰りの切符を買いました。$30何ドル・・とか言うから「???シニアで?」
言われた方がキョトンとしています。この人いつも黙っていても私にシニアの切符を売る人なのに。
「私60歳に見えない?」と言ったら、奥の方で時間待ちの運転手が
「若い、Chick に見えるよ」と茶々を入れました。
Chickとはひよこ、つまり小娘、、ここまで嘘になると中傷だわ、と思ったけれど無視して。
シニアの日帰り切符は税込みで$16足らずです。この位なら気軽に出掛けられるので、毎週出掛けても良いかなとメンバーになることにしたのです。

会場は二時から開くのですが、どうせみんなが集まって来るのは午後も遅くなってからなので、のんびりと写真を撮りながら都会の雰囲気を堪能しつつ30分ほども歩きました。
その時に撮った写真の一部がこれです。
横長のThe Bay百貨店の飾り窓をパノラマで撮りました。
人形たちが着ているオーバーコートは伝統的なハドソンベイ会社の毛布で作ったもので、この柄は当社のトレードマークでもあります。
以前私はこの柄は好きではありませんでしたが、最近「着てみようかな」と言う気さえ起きてきています。好みの変化って妙なものですね。
<カヌー<キャロラー<ねずみの家<ねずみの寝室<そり<街頭
1670年設立のハドソン湾会社

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悲しい現実

2009-12-12 09:36:09 | 思 い 出
良く眠りました。
夢はロッキー山脈の麓。何やらすごく楽しい思いをしていました。
見慣れた顔がたくさん居て、ワイワイやっている感じです。

ここに犬たちの楽園を。。。と考えている人がその計画を話していました。
とても広い土地です。まだ何も建設は始まっていませんが、何人かの技術者たちがうろうろ行ったり来たりしていて行動は起こっている様子でした。

このような夢を見た原因は、昨夜「Zamenhof-strato」を読んだからでしょう。
秋のハイキングツアー以来読書をサボっていたので、我が身を鼓舞して再度取り掛かったのです。ちょうどザレスキー氏がブラジルの「Bona Espero」孤児院のことを話している辺りで、その中に「1000ヘクタールの土地なんか大地所とは言えない」という所に差し掛かっていたのです。
私の夢の中では孤児ではなく犬なのです。

「残念ながら、、」とその計画の主は言いました。
「この町には獣医が居ないんですよ」
それを聞いて、私の心に浮かんだのは動物好き、自然好きの友人 N です。彼女は獣医ではないけれど、喜んで犬たちの世話に来るだろう。そうしたら又一緒に少女時代のように山を歩き回ったり出来る。。。
「あ、でも私彼女の電話番号を持っていないわ、住所も知らない」
「先達てスカイプで話をした R子に聞いてみよう。あるいは彼女から連絡を取ってもらっても良い」
「でも言葉の問題があるかな?」
「あの子は一人でフランス語など勉強していたから大丈夫でしょ」
そんなことを考えているうちに夢は薄れて行き、現への入り口に入ります。
私の理性が正気を取り戻す頃、 N はもうこの世に居ないのだということがハッキリしてきました。
40歳を過ぎてやっと見つけた生涯の伴侶を数年後に癌で失い、悲嘆のあまり自殺してしまった N でした。「馬鹿ねぇ死んでしまうなんて。そんな弱虫だったの彼女は」そんな会話を R子と交わしたのはプリンス・エドワード島の小さな湖畔の宿の庭。 N だってきっと喜んだ筈のルピナスの咲く季節でした。
楽しい夢はまるでシャボン玉がはじける様に消え、朝日がカーテンの隙間から起きる時間を告げていました。

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Little drummer boy

2009-12-10 15:26:16 | 思 い 出
クリックして歌も聴けます
12月ともなればあちこちでクリスマスの音楽が聞こえてきます。先ほどもいつも聞いているラジオでこの曲を流していました。
ヨーロッパを流離っていた頃、ベルギーのロッブと言う小さな町でミシェルが私のために歌ってくれた歌です。初めて聞く歌なのに何故かすぐ覚えてしまう調子の良さがありました。
「何の歌?」と聞くと、父親のマルコ小父さんが
「何か、映画の歌でしょう」と答えましたが、彼も良く知らないようでした。

ミシェルには三つ違いのお兄さんがいましたが、病気で長いこと苦しんだ挙句亡くなりました。看病疲れもあったのでしょうが、気を落としたお母さんもその3ヵ月後に息子の後を追うように亡くなったのです。
十才のミシェルには二つ違いの妹がいて、この二人はいつも一緒、悪戯も熱心でした。
この歌を歌ってくれたのは何処かへ行く途中で車の中でした。
幼い娘たちは車の窓から通りすがりの人の群れに向かって
「マーガレット!」とか
「スーザンヌ!」とか
あてずっぽうに呼びかけるのです。
そして、たまたま同名の人が居て「誰?」という顔で振り向くのを面白がっていました。

その後ずっと聞く機会も無かったのですが、カナダへ来てから徐々にクリスマスの歌として頻繁に聞くようになりました。
その都度ミシェルとあの小さな町を思い出します。

この歌の説明はこちらでご覧ください。
『リトルドラマーボーイ』

英語の歌詞とそのエス訳をここに貼っておきます。

Little Drummer Boy

Come they told me,
pa rum pum pum pum
A new born King to see,
pa rum pum pum pum
Our finest gifts we bring,
pa rum pum pum pum
To lay before the King,
pa rum pum pum pum,
rum pum pum pum, rum pum pum pum,

So to honor Him,
pa rum pum pum pum,
When we come.

Little Baby,
pa rum pum pum pum
I am a poor boy too,
pa rum pum pum pum
I have no gift to bring,
pa rum pum pum pum
That's fit to give the King,
pa rum pum pum pum,
rum pum pum pum, rum pum pum pum,

Shall I play for you,
pa rum pum pum pum,
On my drum?

Mary nodded,
pa rum pum pum pum
The ox and lamb kept time,
pa rum pum pum pum
I played my drum for Him,
pa rum pum pum pum
I played my best for Him,
pa rum pum pum pum,
rum pum pum pum, rum pum pum pum,

Then He smiled at me,
pa rum pum pum pum
Me and my drum.

La eta tamburisto

Venu knabo
naskiĝis nova reĝ'.
Alportu je honor',
donacojn de trezor'.
Reĝon indas nur,
pleja impon'.

Eta bebo,
mi estas malriĉul'.
Ĉu indas la honor',
sen brila ortrezor',
sed tambura lud',
festa reson'?

Panjo ĝojis,
laŭ ritmo stamfis bov'.
Por li tamburis mi,
jen trubaduris mi.
Kaj ridetis li,
je tamburton'.

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パニック・ショッピング

2009-12-09 14:29:38 | 雑  記

雪が雨に変わって云々という予報は当たりました。
今朝は雨。
徐々に昨日の雪は融けていきます。
でも、大掛かりな雪が南西の方からやってくるらしく、ナントカ警報が色々出ています。
融ける雪を眺めながら「これが凍ったら始末が悪い」
そこでパントリーの在庫を考えます。

ジャガイモは未だあるけれど、買い足す心算でこの間忘れたんだった・・
果物が・・
サラダドレッシングが切れたんだっけ・・
そうだ、猫用の食料も底をついている・・

一挙に20℃もの差が出るカナダの気温を考えると現在+8℃に安心してはいられません。

そこで出掛けたパニック・ショッピング。
生の野菜や果物をたくさん買っても萎びたり腐ったりする心配があるので、そこは程々に。
まァ、一ヶ月くらいは何とかなるほど買い込みました。

この雨で洪水警報が出ている所もあります。
私のところは洪水だけは大丈夫。何故なら。。

ここはナイアガラエスカープメントと呼ばれる地形の上にあるからです。
この地区ではナイアガラ川の両岸は高さが50メートルくらいあるので、それを越えるほどの洪水でない限り安心というわけ。

ワインもあるしビールもあるし、悩みは・・・今夜は何を食べようか。。。手抜きで、もちろん。

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シック・シカモァ / Malsana Sikomoro

2009-12-08 21:46:30 | 自 然
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この樹はいつもデンと構えているのです。
とても立派です。
でも病気なのですって。。。

この樹を見るたび懐かしくも感じ、且つ悲しくなります、理由もなしに。
病気と知ってから特に悲しみの方が強くなりました。
樹齢はどのくらいなのでしょうか。
老いて行く悲しみをこの樹皮に感じます。
むしろ分け合うと言った方が良いのかもしれません。

樹の名前はアメリカスズカケノキです。
学名:Palatunus occidentalis
英語名:American sycamore
エスペラント名:Okcidenta Platano(Laŭ Serena)

病気だから私は Sick Sycamore と呼んでいます。
語呂が良いから。

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初雪が降って。。

2009-12-07 18:34:34 | 季 節
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未だしがみ付いて飛びたくない綿毛、写真は三枚。

午後初雪が降って庭先に取り残されていたミルク・ウィードの種は妖精のドレスを着ておすまし。綿毛の先が重いのでこれでは遠くへ飛べないでしょう。親元に何時までも居たいのかな?
昨日のアゥティングでも露に濡れて銀色に輝いているのを見つけました。芝生に落ちて居たのですが、カメラは車の中だったので残念ながら写真は無し。

ニュースでは Al-Brrr-Ata(Albata) Snow とか言って報道していましたが日中最高気温が-20℃(体感気温は-40℃位)、降雪20センチ、吹き溜まりは2~3メートルというカルガリーを映していました。
昨日の娘の話も同じようなことで当分外出は控えるとか。。君子危うきに近寄らず、でしょう。

当地の雪はうっすらと草や常緑樹の葉に積もっている程度です。歩道も裸の地面もまだ黒々と濡れています。
でも、冬はいよいよ始まりました。

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