★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

い れ ず み

2008-02-18 11:49:24 | Weblog

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裏は息子が子供の時に買ってやった足利尊氏のキーチェーン

先日電話で話していた時に息子が言いました。いれずみしようと思うと。。。
「いれずみ?とんでもない、反対!」
「今時いれずみなんか誰でもしているよ」と時代遅れの母を嘲笑うが如き発言。
背中に、T-シャツの襟辺りからちょっと覗く程度のいれずみをしたいので、日本の家の家紋の画像を送って欲しいと、序でにその家紋の説明とかいわれとかも、ですって。「一寸した話題提供品だよ」とも。
それだけ日本人であることを誇りに思っていることなのだと納得し、E-メールしました。
まだ、小学校に入ったばかりだったでしょうか、「日本人であることを止めたい」と登校前の着替えの時に、学校へ行きたくない気持ちを切々と訴えた少年が。。と思うと胸に詰まるものを感じます。

家紋の由来によれば、この家紋には次のような説明がありました。
          
引両紋は、じつに簡単な紋である。簡単すぎて文様としての美しさがないともいわれて、人気がない。しかし、引両紋は高貴で強運の紋である。引両紋の線は「竜」をあらわし、二本の場合は二匹、一本の場合は一匹の竜が点に昇ることを意味しているという。この紋は足利将軍家の紋であった、ということでもその強運がうなづける。(二つ引両)
          

こういう説明を読めば益々実行したくなり、何?と人に聞かれたら得意げに説明するのでしょうね。 三十半ばを過ぎて、幼いなァと思うのは私だけでしょうか。


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氷のダム

2008-02-12 11:24:21 | 自 然

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東カナダ一帯に寒波が。。。
大西洋沿岸は雪に埋もれ喘いでいます。この寒さに電気が無いという人々も居ることを思うと、ここでぬくぬくと暮らしているのが気が引けるくらいです。
一昨日はダッファリン島まで行ったものの風が強すぎて、どっち道小鳥たちは隠れているだろうと、中へ入りませんでしたが、昨日は陽も多少照っていたので歩いてみました。
何と、何時も通る細道は洪水で埋もれ、その水が凍ってしまったので歩くのは不安な状態でしたから迂回する破目に。
これは氷がダムを形成し(写真一枚目)、木々は氷に閉じ込められ(写真二枚目)、小道は立派なスケート場に(写真三枚目)なっていたということです。

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私の姿を見て小鳥たちが現れました。もちろん最初にやってくるのは
アメリカコガラ[Black-capped chikadee(Poecil atricapillus)]
です。今回は餌を少し持っていったので氷と化した路上に撒き散らしました。啄ばむや否やさっと飛び立ってしまう早業は何時ものことですが指がかじかんで思うようにカメラを動かせないままに時が過ぎます。この日の最高気温は-16℃でした。
一羽のムナジロゴジュウカラ[White-breasted Nuthatch(Sitta carolinensis)]
が遠慮がちに現れました。
こちらも啄ばむや否やサッと飛び去り木の幹の後ろに行ってしまいます。
やがてその一羽、何を考えているのか木に幹にしがみ付いた状態で行動を停止しました。
眠たげな半眼(写真一枚目)でじっとしています。少し近づいてみましたが動こうともしません(写真二枚目)。停まっている木の反対側に廻っても、じっとしています(写真三枚目)。幾ら待っても行動を起こさないので引き上げました。
この日他に見た鳥は写真には撮れなかったけれど
ユキヒメドリJunco(Junco hyemalis)、英語名の発音はジャンコ、順子ではありません。
セジロコゲラDowny woodpecker(Picoides pubescens)
アオカケスBlue Jay(Cyanocitta Cristata)
ショウジョウコウカンチョウNorthern Cardinal(Cardinalis cardinalis)
スズメ数羽
でした。スズメも種類が多いのでこれから勉強しなくては。。と言う鳥です。


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嵐の合い間に

2008-02-07 09:11:03 | 季 節

先日の嵐の被害は私の周辺では大した事も無く過ぎました。
それでもまだ次から次と警告が出されています。
合い間を見て食料品の買出しも済ませましたが。。。
昨日は歯医者、歩いて2分のところなので当然車は使いませんが、歩道には薄氷が張って歩きにくい、しかもスケートリンクのようなスベスベではなくて融けたり凍ったりを繰り返した後の凸凹道。
歯の方は掃除だけだったのだけれど、久しぶりに歯医者が点検「金賞だ」と褒められて悪い気もしないとは言え、一本問題の歯があるのです。X-レイも二度ばかり取ったのに原因が判らないまま。どの歯なのかさえはっきりしないのですから困ります。
「卵は噛めるけどリンゴだと響く、この3本のうちのどれかなんだけどな」
「どれだか分かったら報せて!」
で、お終い。

今日は内科の医者へ行こうかと思ったけれど。。。道路状況の様子見。
関節炎の痛み止めも慢性気管支炎の吸入器も空になったし。
痛みが始まる前に欲しいのだけれど。
気温は大したこともなく-3℃。昨夜も降ったのか通過する車を見ていると汚れた雪を蹴飛ばして走っています。
先日のグラウンドホグは影を見なかったそうですから、春は早めに来るようですが。

薄日差す猫と添い寝の冬篭り
Tage sunetas kuŝas kune kun kato mia vintrado


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雪あらし警報

2008-02-01 09:48:30 | 自 然


昨夜トロントに住む友人から電話があって、何人かの友人たちが今夜カシノへ遊びに来るから夕食を一緒にしないかとの誘いがありました。
「明日の天気は酷いようよ」
と言うとバスツアーで来るのだと言う。そして夜中にトロントに帰るという旅程なのだそうな。
「あなた達はバスでも、私は出て行かなければならないからねェ」
と言うことで天気の具合を見ながら決めることにしましたが、気になるのはその予報。
朝から降りだして(早朝降り出しました)、午後は Ice pellet(砂粒位の細かい霰) に変わり、夕方は雨か Freezing rain(降っている間は雨で、何かに触れた途端に凍りになる厄介物) になるというもので、どうしても出なければならないのでなかったら家に引っ込んでいなさい、という警告です。降雪は15cmから30cmが予測されています。
偶々電話してきた息子にこの話をしたら、今日の午後 Firststone のワークショップの続きが有ると知ると、出掛ける前に必ず天気予報を再確認するように、様だったら。。云々。
そしてグロッセリー(食料品雑貨)は十分有る?

昨日は快晴の気分のいい日で、人に会いに少し遠出しおしゃべりしてルンルン気分で帰宅、ミルクも底を突いていたことを全くウッカリ忘れていました。
「父親とそっくりだわ」と思うのはこの心配性で、私をまるで子ども扱いです。
冷蔵庫は殆ど空ですが、一日や二日が一週間になっても飢え死にしない程度には食料はあります。こんなもの何時食べるのかしら、と思っていた缶詰や乾物類などの整理に良い時期ではないかと思ったりするのですが、息子にはそんな細かいことは言わす、数日は大丈夫なほど有るよ、と答えておきました。

今朝道路はどうかなと外を見ると、お隣のオッサンがドライヴウェーで車の雪をこそげ落としているのが見えました。立派な車庫があるのに出しっぱなしにしておくからです。既に5cmは積もったかなと思える外の景色は静かで通る車も少ない気がします。出勤時間なのに、みんな警告を聞き入れているのでしょうか。
天気図にはウィンザーからケベック市の上の方まで、下流五大湖(エリー湖とオンタリオ湖)からセント・ローレンス河沿いに真っ赤に塗りつぶしてありました。
明日は春の兆しを伝えるグラウンドホグ・デーというのに。。!


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