★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

異常なのは本人だけか?

2008-03-30 09:29:59 | 雑  記

ナイアガラ・オンザ・レークにある風見の帆船

今朝ブログの編集ページを開いたら異常なタイトルのニュースに気付きました。開いてみたら。。。
バスで携帯、注意され死なす=10分間暴行、乗客30人止めず-三重・松阪(時事通信) - goo ニュース
競馬場近くの臨時バスとなれば乗客の種類も大方見当付くというもの。幼い子供とかヨボヨボの爺婆とかは乗ってはいなかったと思うのです。記事では30人もの乗客が止めもしなかったと書いてありますが、運転手はどうなんですか???バスを臨時停車して止めに入るなり事態によっては警察を呼んでも良かったのではないかと思うのです。
過去に私の乗ったバスで起ったことですが、ラジオの音を高くして聞いていた若者に運転手が運転席から注意したことがありました。それでも音は低くならないので運転手は高速道路でバスを停め、若者の席まで立って行き再度注意していました。
これ以上続けるなら降りて貰います、というものです。他の乗客の迷惑を考えての運転手の行為でした。
今日の写真は昨日ナイアガラ・オンザ・レークまでドライヴした時に撮った風見の帆船です。春めいた空を背景にいいなぁと思って撮ったのですが。
運転手も含め風の向きばかり見ていた人々のお陰で一人の人の命があっけなく失われたことが遺憾です。運転手には業務上の責任などはないのでしょうか?


にほんブログ村 外国語ブログ エスペラント語へ





健康で長生きしている人たち

2008-03-25 16:24:04 | 健  康

今年七月にロッテルダムで開かれるエスペラント世界大会への参加を決め手続きをしたのですが、そして会費の支払いも済んだ心算で居たのに何時まで経っても私の名前が名簿に載らないので不思議に思い問い合わせると、「インターネットの安全なページから払い込んでください」と言う返事が返ってくるばかり。
その「安全なページ」にどうしても辿り着けないので、他の方法は無いのか問い合わせるのですが同じ返事が返ってくるばかりでした。
業を煮やして、その辿り着けない理由になっているページ{}をコピーし、送ることでヤット意味を理解してくれたようで、「この場合は。。」と言う返事が来ました。
この過程で何度も名簿を見ることになったのですが、その中に栗栖継氏の名前もありました。
2007年横浜での閉会式で栗栖氏の挨拶を聞きました。決して大きな人ではないのですがその声は良く通りマイクなど不必要なほどでしたが、97歳とは思えない体の動きなど活き活きとしていて、感動したものです。挨拶の全てを理解していたわけではありませんが、「源氏物語のエス訳が出なければ日本のエスペラント活動はまだまだ。。。」と言うようなことを響き渡る声で言うのを聞き、この年齢だからこそ、また、彼の業績があればこそそのようなことも言えるのだな、と思ったのです。
同じことを私が言ったら、きっと「そんなこと言うなら、自分ですれば?」などと言われるだけでしょう。
今年のロッテルダム大会の頃は98歳になっている人です。凄いなぁ、この意気込み。というのが私の感想です。
神は二物を与えず、といいますが当たっていません。
能力、気力、健康、体力色々持っている人も居れば、どれも与えられていない人も居ます。能力はあるのに体力がないとか、忍耐力がないとか。。そういう不公平もあります。
昨日TVのドキュメンタリーで「努力もしないで長生きしている人々」を研究して居る科学者達のはなしがあり、その最初に沖縄のとある村の話がありました。百代の人が何人も居るその村は長寿は当たり前なのです。50歳位かなと思える人が実は70才を超えているというのが普通で、しかも特別努力しているわけではないのです。
昨日の自分と今日の自分は同じなのだと思っている人たちでしょう。その昨日は50年前から続いている昨日なのですが、50年前の自分と今日の自分をを比較し、年を取ったと思うことはないのでしょう。
この番組の中にやはり(何処の国の人か憶えていませんが)97歳の心臓外科医も居ました。これから心臓の切開手術をするというので手を洗っている姿は、どう見ても70才を越えているとは思えません。
この人たちの人生に対する考え方は、あまり遠い未来も考えないし、過ぎ去ったこともあまり気にしないのではないかと思ったりしています。
栗栖継氏のエスペラントのページです。
Kurisu Kei
彼の写真はこちらで見られます。
libera folio


にほんブログ村 外国語ブログ エスペラント語へ


誕 生 日

2008-03-21 20:28:35 | Weblog

八十歳まで生きたらその後の誕生日は大いに祝う、それまでは誕生日なんか祝わない、と決めたのが25歳の頃。それでも子供達はオメデトウを忘れず、他にも祝ってくれる人が居たものです。
昨日のお昼のお招きはそれを企んでのものでした。そして頂いたのがこのヒヤシンスの鉢です。
写真が聊かピンボケですが、春の雰囲気は伝わってくるでしょう。この花のほかにも色々手元に溜まったものの中から私が使えそうなものを纏めて置いてくれました。御主人は素人ワイン作りの名手、金メダルもタクサン獲得している人、訪ねるたびに何本か頂くのですが、今回も空き瓶をお返しして帰りはまた数本頂いてきました。
滅多に電話をくれない長女からも割りと元気な声の電話がありましたし。こういう行事を決して忘れない子です。
ナチュラリスト達が集まって鷹を数える日で、お弁当持って出かけて見ましたら、自然保護区の駐車場からあふれた車の長い列が延々と続き、1キロは優に歩かなければならない様子で諦め、一人でピクニックをと決めたのは良かったのですが、運転免許も入っているハンドバッグが車の中に無いことに気付き、やむなく帰宅。
自宅で一人のピクニックです。
本当の誕生日は明日なので天気が良ければメープルシロップの農園に昼食を食べに行こうかと思っています。
真っ白いカナダ雁が来ているという場所も聞いたので、そこまで足を延ばしてみようかとも。。。

春分の日

2008-03-20 09:47:48 | 自 然
米国のマーモットの方が正しかったようで、春分の日というのにまだまだ雪はうず高く積もっています。気温は上がり雨も降ったので結構解けてはいるのですが。。。もちろんご覧の写真、二メートルもある氷柱は屋根の雪が融けると同時に融け、もう思い出だけとなりました。
昨日は霧が濃く百メートル先が見えず、街の中を運転するのに先方の信号の色が判らないので何時ものように停まる準備とか通り過ぎる準備とか心の準備が出来ませんでした。まぁこういう準備は、アッ思ったら赤信号を通過していたりする運転振りですから、当てになりませんけれど。
何時もの御夫妻にお昼に招かれたので、春分の日らしくチューリップを持って出掛ける心算です。


にほんブログ村 外国語ブログ エスペラント語へ


一日、ロングポイントへ

2008-03-17 22:26:32 | 大鳥 ・ 小鳥

<>

久しぶりに一日がかりの遠足でした。自分が運転していたわけでもないのに徹底的に疲れて、帰宅後は Epsom Salt 入りの熱いお湯に浸かりパタンキューです。
ロング・ポイントはエリー湖に突き出た細長い半島で、殆どが湿地、砂丘等に覆われています。
毎回半島の入り口にあるレストランで休憩を兼ねて二度目の朝食を取ります。終わって出てきたらクックさんが現れて「夕方もう一度いらっしゃい。あの辺は白鳥で一杯になるよ。」と目の前の広々とした雪野原を指差し「騒音も凄いけど」と付け足しました。「騒音?シンフォニーでしょう?」とジャネットが混ぜ返していました。
そこから半島の中ほどにある Banding(鳥類標識)Stationに寄り丁度始めたBandingをみました。なんていう鳥?と聞くと、Tree Sparrow と言う返事が返ってきました。雀ジャン。学名は<Passer montanus>です。
その辺を彷徨い、立ち食いのお昼を食べて、何時ものルートであちこち廻ります。
肉眼では見えない遠いところの木の枝に止まっている鳥が白頭鷲かどうかで揉め、みんなで図鑑を持ち寄ってワイワイ入っていたら頭上を一団のアメリカコハクチョウが。。。
真上で最も近く見える距離なので、ハッとして「シマッタ。写真、逃した」とカリンが悔しげな声を上げました。私などはカメラが車の中、準備さえ出来ていなかったのです。そして、もう二度と真上は飛んでくれませんでした。
辛うじて飛ぶ姿を撮れたのがこの写真です。

1枚目:来たぞ、来たぞ!
2枚目:真上に近いかな。
3枚目:行っちゃったァ。

その後で立ち寄った見晴台の近くでは Horned lark(角のあるひばり)も見ました。写真に取れる距離ではなかったのでこちらでご覧下さい。
浜ちゃんの野鳥写真館
他にも色々ブログやホームページがありましたが、角が旨く写っていません。
この鳥の和名はハマヒバリだそうですが、英語名にもShore Larkがあります。
学名は<Eremophila alpestris>です。
動きを見るには下のヴィデオはいかがでしょう。
ハマヒバリ[アメーバビジョン]


にほんブログ村 外国語ブログ エスペラント語へ


Elli-Mae

2008-03-11 21:53:15 | 大鳥 ・ 小鳥
<<<<<<

三日ぶりに嵐の後のダッファリン島へ言って見ました。見たことの無い雁が一羽近づいても恐がりもせず堂々と雪の中の何かを啄ばんでいました。
初老の夫妻が餌を持ってやってきました。常連で、毎朝10時頃に来る人たちです。
「は~い、エリーメイ」
と挨拶している相手は当然この新参者。
「ヘー、名前があるの?」と私。
奥さんの方がニタニタ笑って、エリーメイよ。
彼らも彼女が何処から来たのかまでは判らないそうです。
Farm goose(農園の雁)であることは確かなんだけれど。。。と。
カナダ雁より大きく見えるのは横に広い体型のせいなのでしょう。
夫妻が餌をまき始めたら寄ってきたのはマガモだけエリーメイはつまらなそうに反対方向にユラリユラリと体を揺らせながら歩いていきました。でも立ち去らないのは一人ぼっちは嫌だからかもしれません。
後姿を見ていたら何となく女の子の顔に見えてきたので落書きしちゃいました。


にほんブログ村 外国語ブログ エスペラント語へ


嵐 の 後

2008-03-09 09:48:30 | 自 然
<>


今朝から日光節約時間、一時間時計を進める日です。
爽やかに晴れ上がった空は明るく、嘆き鳩たちは南向きの窓に並んで日向ぼっこです。昨日は同じ場所に雪をかぶって毬のように膨らんでうずくまっていた鳩たち。
かなり暗くなるまでそうやって頑張っていましたが、ねぐらはあるのかしらと余計な心配をしてしまった私でした。
今朝除雪車が通り過ぎたので、路傍にはうず高く「堆積」が出来てしまいました。
各地で何百台もの自動車事故だったと昨夜のニュースでしたが、高速道路で雪のため動けなくなった車が殆どだったようです。
この辺はまだまだ軽い方で、何メートルもの雪についに屋根が潰れた所も有ったらしいですが、この嵐はセント・ローレンス河沿いの一帯だけで、ウィンザー、トロント、オタワ、モントリオール、ケベックを結ぶ地域だけ、そして東海岸地方に抜けたのでその辺はまだ荒れているようです。

ところで今朝の写真は、玄関のドアを僅かに開けて撮ったものです。
お向かいのお家の屋根、煙突の周りだけ雪がありませんが一メートルは積もっています。おじさんすっかり疲れたのでしょうね、居間の窓のブラインドはまだ閉まっています。その手前に除雪車の通った跡がはっきり見えますが「堆積」は二メートルはあるでしょう。我が家側が少ないのは昨日彼が除雪してくれたドライヴウェーだからですが、これでは車は出られない(無理すれば出られるけれど。。)ので今日も大人しく家に居ます。
二枚目の写真は角を曲がった主要通り、朝の太陽が降り注ぎ始めた光景です。
予報はもう一度嵐があると伝えていました。間違いであることを切に祈ってます。

もうタクサン! 春よ来い。

2008-03-08 11:26:28 | 季 節
<>

今日の天気予報。
カルガリー、+10℃、晴れ。
ナィアガラフォールス、-4℃、雪嵐100%。

この予報を見て私の書き間違いではないかと思った人も多かったのではないでしょうか。
ずっと北に位置するカルガリーの方が暖かいなんて信じられないと言う人だって居るかもしれません。今日のカナダ西部は似たり寄ったりの暖かさです。
昨日から降り続けている雪はもう既に10センチは越えています。
予報によれば今日のナィアガラフォールスの降雪量は午後が15-20センチ、夕方が10-15センチです。それに風も加わるから。。。との事で吹雪になっても不思議はないでしょう。

今日は出掛ける用もないし必要なものは皆揃っているし、大人しくブログでも書こうかとコンピューターに向かったところ、と言う次第。
ところがお向かいのおじさんはそうはしていられないのです。性格的にもこんな日に家の中でゴロゴロしていられない人。一昨日なんか、自宅が済んだら私のドライヴウェー、そして我が家のお隣のドライブウェーにまで手を伸ばしていました。
そうです写真は彼です。今日の雪はフワフワした軽い雪で、ごらんのように飛びます。一昨日のは日本の雪のように湿っぽく重たいので機械で飛ばすのも難儀そうでしたが。
二枚目の写真で、車の通った跡が見えます。昨日は茶色に汚れていた道路でしたが、今朝は交通量が少ないこともあって真っ白のままです。

とあるニュースキャスターが言っていました。
「カナダは冬はもうタクサン、と思っているけれど冬のほうはまだカナダはタクサンと思っていないようで。。。」
顔を見れば、一体何時春が来るの?と言う会話になるこの頃です。昨年の冬が暖か過ぎた事もあるのですが、11月から降り始めた雪は4月まで続ける心算なのでしょうか。マーモットは三月半ばの春を予想していたんですがねぇ。

明日は雛祭り

2008-03-02 19:47:08 | 季 節

明日は雛祭りです。
ちゃんが最近毎週通っている「Japanese School」でも、今日の午後雛祭りをするのだそうです。日本の文化を子供達に教えようと言うヴォランテァの人たちがやっている学校ですが、正式には学校ではありません。 が便宜上そう呼んでいるだけです。
その雛祭りにクラフトを何か考えてくれと依頼されたのだそうです。課題は女雛、男雛、小さな子供達が十分位で作れるという条件ですから単純そのものでなければなりません。
が思いついたのは赤と青の色画用紙を使い、CDを型紙に円錐形を作れるように切り取ったものでした。円錐形の天辺は穴が開いていますが、そこに「顔」を挟む切込みを入れ顔に見立てた三角なり丸なりの紙を差し込むと言うものです。もちろん同行の母親達が手伝って子供達に作らせるのですから三歳児四歳児でもそう難しくはないでしょう。
がこの「学校」に通いだしたのは自分も勉強したいし、日本語に触れる機会を少しでも持ちたかったからです。
彼女は此処で幼い娘を二人連れた金髪の女性に会いました。明らかに日本人ではなく英語の発音にもアクセントがあって「一体何者?」というところだったらしいです。
彼女はハンガリー人で日本人と結婚しています。父親は娘達に日本語で話したがらなくて。。とこぼしていたとか。そんな訳でこの学校に来たのでしょう。男言葉女言葉と言うものがある日本語故に、そして恐らく自分はもっぱら男言葉専門なのでしょうし、父親は自分の日本語を教えるのに躊躇いがあるかも知れません。

この学校で教えている歌は の従兄弟が送ってくれたCDや絵本に載っており、耳慣れた曲なのでちゃんも環境に大分慣れてきたようです。
初めの頃は先生が絵本を読んでくれている時におすべりで遊びたいなどと母親を困らせていたらしいのですが。

今日の雛祭りの成り行きは明日報告があるでしょう。彼女のクラフト案は精巧だったかどうかも興味があります。


にほんブログ村 外国語ブログ エスペラント語へ


図鑑には載ってない かぁ も

2008-03-01 21:25:43 | Weblog

<>
頭デッカチの優しい目つき、可愛いでしょう。
三枚目は正面から、随分平べったい頭だこと!
あれはなぁに?
と誰かが言っていました。真鴨(学名:Anas platyrhynchos)の群れに混じって変な鴨が二羽。
頭はダレに似ているけれど尻尾が違うねぇ。
尻尾はカレとそっくりだと思う。
いや、それも少し違うなぁ。
誰にも判らないままに、結論は雑種。
<>
白い衿が目立つ大柄な鴨。
二枚目、その後姿。足の色は真鴨と同じオレンジ色。

こっちのは一回り大きくて動きを見ていると不器用にさえ見えます。
どちらも雑種と結論が出たものの、何と何の雑種かと言うところで意見が分かれて終わりでした。
こういう鴨は図鑑には載っていない鴨しれません。載っているのを見つけた方は是非名前を知らせてください。もちろんあなたの名前ではなくこのカモの名前です。

<>
こちら正真正銘のマガモ。
二枚目はその後姿、背中の柄は何となく和服調、そう思いません?


にほんブログ村 外国語ブログ エスペラント語へ