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爽やかに晴れた五月の週末、ピクニックや散歩に現れた人々がパン屑など与えているその群れは13羽の雛を連れたカナダ雁の大家族。見れば、エリー・メィが我が子らを守るように同行しているではありませんか。。。
なんとも微笑ましい光景でした。
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「かるさん」の呼称、ポルトガル語のカルサンに由来します。今年もツノコマクサの咲く季節が来ました。可愛らしいかるさんを逆さに吊るしたようなこの花の写真をひっくり返してみましたら、幼い子供のよちよち歩きが思い出されます。英語ではダッチマンズ・ブリーチス(オランダ人のもんぺ)です。
カルサンは、文禄・慶長の頃にはもっとも斬新な流行服飾で
秀吉・家康をはじめ広く上下にわたり、ことに有名なのは
大阪の陣に家康がこれをはいたことまた、細川ガラシヤ夫人が
最後の折りに着用したと伝えられております。
江戸時代になると、武家階級から庶民に移り、大工・左官・魚屋
などに浸透して行き、明治以降今日に至るまで労働着として
農山村の人々に用いられております。これは地方によって少々
異なりますが直線裁ちのモンペ形式のものが多いです。
一方、伝統的な形式のものは、画家・陶芸家たちの間で
仕事着として着用されております。
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