★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

育っていく木々

2008-01-31 20:44:06 | Weblog


何時このブログのテンプレートを買えたのか思い出しませんがそう昔の話ではありません。まだ一ヶ月も経っていないような気がします。
「毎日の検索で環境貢献」 がどの程度出来るものなのかも半信半疑でした。
日本語での検索には此処を使うように努力してきましたが、見てください。既にこれだけの木が育っています。
このブログからだけでも3/10本。具体的にはどの程度なのか判りませんが幾許かの環境保護に役立っていると言うことでしょうから、気分は悪くないです。
何十回かの検索で一本の木の表示ですから、相当数の検索が行われていると言うことなのです。 大いに利用貢献してください。!


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脳みその疲労困憊

2008-01-26 19:37:08 | Weblog


昨日の午後はファストストーンについてのワークショップがあり、出席しましたが、聞いている分には皆分かるのに自分で誰かに説明するとなると全くダメです。ワークショップを担当した人は大変美しい自然写真を撮る人で、彼のスライドショーは二度くらい説明付きで見ましたが、今回は写真の展示がしてありました。
フクロウの子供があくびをしている写真などは二時間くらい粘って成功した物とかいっていましたが、花の写真でも、こんな風に撮って見たいと憧れるような陰影の加減の巧さ。
自分のカメラを理解しなさい、が彼の助言。此処から既に私は落第です。その他カメラや写真に関する用語が沢山出て来て、一々質問していたら時間が来ても終われないだろうと遠慮していました。
そしたら、あなたあれみんなわかった?と聞く人が居るではありませんか。
おお、同病相哀れむの心境でしたが、もっと他にも居るに違いないと言う気もしてきたのです。
みんなDVDを一枚づつ貰ったのですが、家に帰ってからそれをコンピューターに入れてみても何も起りません。丁度電話してきた息子にそのことを言うと、コンピューターの調子が悪いとは限らないと言われ、ああしてご覧こうしてご覧と。。。
息子はファーストストーンを知らなかったので、その説明もしなければなりませんが、英語で聞いて分かっていたことが英語で説明できない始末。日本語ではもっとダメでしょうね、日本語で聞いたのではないから。
兎も角インターネットからダウンロードだけはしましたが、そのDVDには何が入っていたのか???
この一時間ばかりの息子との会話で脳みそが磨り減った感じ。
そして今日。電話でのとある講習を受けていて、後二講習と言うところまで来ていました。コンフェレンス・コールで講師の話を聞いてそれをリポートするだけなのですが、聞きながらメモを取るのは生易しいことではありません。同じ講習を何回も聞きましたし、講師が変わると中味も多少変わるので半ば諦めていたのを我と我が身を叱咤激励、此処までたどり着いたのです。どうしても今日終わらせたい。
今日の講師の一人はラティノでそのアクセントが聞きにくいし、ここでもまた神経をすり減らしました。
メモを当てにしてリポートを明日に延ばすとメモが全くチンプンカンプンになりますから、もう即座に聞いた事が頭にあるうちにリポートを出した方が賢明です。
一通り終わりましたが、果たしてクレジットを貰えるかどうか、これは全くの別問題です。
私が最近気付いたことはたまにはこのように脳みそを振り絞るようなことをした方が身のためだということです。老化防止にも役立つでしょう。
今日の写真は路上の水溜りに張った氷ですが、今の私の脳みそをそのまま表現しています。オオ、疲れた!


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空には春が。。。

2008-01-23 15:14:58 | 季 節
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今朝は少し早めの10時15分散歩に出かけました。昨日積もった10センチばかりの雪はもうお向かいの小父さんがすっかり綺麗に寄せてくれてあって。。。
この人の元気さには本当に感心するのですが、ナンカ済まない気がします。
我が家の車庫を半分使っているのでその代償の心算なのでしょう。
ま、ありがとうで済ませておくことにします。
気温は温度計では-5℃でしたが、風が無いせいか昨日より暖かな気がしました。
途中のプラタナスの枝を通して見上げた空には春が感じられました。
ほんのりとぼかした様な雲の柔らかさには冬の厳しさはありません。
二枚目の写真はその近くで雪掻きする見知らぬ人です。億劫そうに歩道の雪をヒョイヒョイ放り出していました。彼の胸の内?
「は~るよ来い!」でしょう、間違いなく。


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体感気温はマイナス41℃

2008-01-21 09:58:54 | 季 節
カナダ全国地図


一昨日ウィニペッグにいる息子と話をした時、気温は-23℃、体感気温は-31℃だと言っていました。もう充分な寒さです。冬のウィニペッグは寒さ、特に体感気温の低さで知られ、住んだ事のある人はその寒さを耐えたことをむしろ自慢にするくらいなのですが、今朝のニュースでは気温は-31℃、体感気温が-41℃とか言っていました。
何時も決まった場所が寒いというわけでは有りませんが、昨日今日はカナダ全国がいわゆるコールド・スナップに見舞われ、全国的に寒いのです。
この地図を拡大してみてください。ヌナヴット州の東端にあるイクァルイットとウィニペッグの気温が同じでした。
そして昨日、この寒さで、突然のスノー・スコールに見舞われたトロントの北部の高速道路では大きな玉突き事故がありました。
この地図ではTorontoという文字の、「t」の辺りになりますが、全長25Kmに渡って100台くらいの車が巻き込まれた事故。視界が突然悪くなり30メートル先も見えなくなったそうです。前の車を何台も踏み潰しそうになって慌てて自分のトラックを溝に落としたというトラック運転手も居ました。別なトラックのお尻に鼻を突っ込んでメチャクチャに潰れている車もありました。
怪我人は出たものの幸い命に関るほどの大怪我ではなかったそうです。
トォ・トラック(Tow truck / 日本語で何と言うか忘れました)の運転手の一人が言っていたのは「この天気にスピードを落とさないからですよ。みんな私を追い越していきましたからねぇ」とのこと。
「天気予報を見ていたら、出て来なかった」と家族連れの中国人男性。出掛ける前に必ず天気予報を確認すべきです。カメラに話をする父親を見詰めている6-7歳の可愛い男の子、怪我も無くて良かったね。
一方、隣の家へ遊びに行くと言って出掛けた4歳の男の子が自分の家の裏庭で凍死体で発見されるという悲劇、確かアルバータ州だったと思いますが、隣の家に行き着く前に雪の山に嵌まってしまったのでしょう。遊ぶ心算で登ったのかどうかは分かりませんが、たとえ隣家と近くても4歳の子は4歳です。親はちゃんと見届けるべきだったと思いました。
来週は少し暖かくなる様子、シメシメ。


青 い 鳥

2008-01-19 18:14:45 | 大鳥 ・ 小鳥
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青い鳥も色々あるけれど。。。
カナダに来て初めて見た青い鳥がこれでした。
幸せの青い鳥とはこれのことか、と思ったのですが、もっと真っ青な青い鳥も居ることをずっと後で知りました。
今朝は寒く体感気温は-8℃、ダッファリン島にはこのブルージェーとスズメだけ。ピーナッツを持っていったので大喜びでしたが、一つ啄ばむと素早く藪の中に飛び込むので中々。。。そのうち指がかじかんでしまいました。
声が悪いと言われますがどうしてどうして中々美声の持ち主です。ギャーギャと騒ぐのは喧嘩か口論している時、人間と同じです。
他の鳥などのモノマネも上手と言われている、この辺りでは一般的な鳥です。斑点のある青い卵も綺麗です。体長は28-31センチくらい。背中が黒いと書いてある日本語のウェブサイトも有りましたが、ご覧のとおり背中も青いです。

英語名:Blue Jay
学名:Cyanocitta Cristata
和名:アオカケス
エスペラント名:Blua Garolo

ダッファリン島で。。。

2008-01-17 21:52:36 | 大鳥 ・ 小鳥
冬枯れの侘びしいオークス・ホール

久しぶりにダッファリン島を散歩しました。丘の上のオークス・ホールが何とも侘びしいです。木立の緑が茂り始めたらもっと活き活きするのですけれど。

黒リス

最初に出会ったのはこの黒リス。背中を守るように太い木にお尻をくっつけて何かを食べていました。黒いリスは灰色のリスと同種ですが、メラニンが多いだけなんだそうです。尻尾のフサフサ具合は灰色の方が綺麗なんですけれどねぇ。。。

いつか、どなたかのブログでリスが冬眠から目覚めて云々というのがあって日本のリスは冬眠するのか、と思ったことがありました。
少なくともカナダのリスは冬眠しません。それだからせっせと餌を保存するのです。
あちこちに埋めておいた木の実が必ずしも彼らの保存食として役立つわけではなく、どこに埋めたのか思い出せないままに木の実は芽を出し大きな木に成長するのです。自然が決めた樹木の繁殖方の一つと言うわけです。

ムナジロゴジュウカラ 雄 
ムナジロゴジュウカラ 雄、頭巾は黒い

島の中央まで来るとBlack-capped chikadee(Poecil atricapillus)アメリカコガラ とWhite-breasted Nuthatch(Sitta carolinensis)ムナジロゴジュウカラがワンサと飛び交って居ました。私の帽子にぶつかってきたりカメラや指の上に止まったりのテンヤワンヤです。指やカメラに止まられては写真にはならず、辛うじて撮れたのがこれ。
雌と雄の違いはあまりなく頭巾の色が灰色っぽいのが雌です。彼らは赤いビキニを穿いています。

Coments

散歩の終わりに出会ったのはなにやら疲れ切った様子で休んでいたNorthern Cardinal(Cardinalis cardinalis)カーディナル(猩々紅冠鳥)の雌、物思いに耽っている表情です。雄はその下の雪の中でなにやらせっせと漁っていました。

参考までに 昨年の記事

五十年来集めた切手

2008-01-13 16:08:39 | Weblog


カナダの切手昨年夏の終わりに子供達が遺品の整理に奮戦してくれた折、夫の集めた切手をとある慈善事業団に持って行く、とトロントまで運んだことがありました。初期のものはきちんとしてありますが徐々に扱いが粗雑になり、種類別、国別に分けてあるのは良い方で、晩年のものはもう好い加減に箱や封筒に放り込んでありました。それを一々整理するのは大仕事だし、纏めてもらってくれる所、しかも良い目的に使ってくれるところと言う意味ではこのアイデアはだったので、私も大賛成でした。
夫が切手を集め始めたのはかなり若い時で、ドイツへ亡命した時もカナダへ移住した時もわざわざ持って来たくらいですから本人としてはとても大事な物だった筈です。だから、無駄にはしたくなかったので有効に使ってくれる人を探していたのでした。

その切手を入れた段ボール箱三つ位で私の車のトランクは一杯になっていました。何と言う組織へ運んだのかも私は知りませんでしたが、丁寧に仕分けして、売れたらその金額を報せてくれるし、寄付として税金申告の際使える領収書も出してくれるのだという報告は受けていました。
封筒に入れて郵送してくれる人は大勢居るけれど段ボール箱入りで運んでくれた人は未だに居ないと言われ、ニュースレターに載せたいからと写真も撮られたと言っていました。

そして、昨日その報告が来ました。「ヒットラーの切手も有ったよ」と言っていたし、そういう切手は大枚出しても欲しい人も居るだろうし、ダンボール箱三つで$1000位にはなるだろうか、という予想はそれぞれが持っていましたが、昨日の報告を見ると、見積もりは$400足らずでちょっとガッカリです。既に$100分売れたという事でした。残りの物の中に高価なものが入っていれば売れた段階でこの金額は変わるでしょう。高が$400程度のことでヴォランテァの人たちが埃と戦いながら仕分けに挑んだことを考えると済まない様な気もしますが、それでも有効に使ってもらえるのなら、良かった、と思います。

この組織がどんなところか検索してみました。世界的な組織ですが、TVなどに広告は出していないので私は全く知らなかったのです。

こういう物も集めている

寄付のページに切手のこともでていますが、どういう物を集めているかと言うと、切手も然ることながら発信局名などがはっきり読み取れる絵葉書や封筒全体なども含めています。

この組織については
オックスファム・ジャパン
をご覧下さい。


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セロ弾きのゴーシュ

2008-01-07 17:35:07 | エスペラント

ようやく本も読めるようになり日本語の気楽な本を読んでいましたが、勉強も兼ねてエスペラントの本にも取り掛かり始めました。
横浜のエスペラント世界大会で、妹が買ってくれたのが表題の本「Gooŝ La 'Ĉelisto / セロ弾きのゴーシュ」でした。未だに不審に思うのはĈelisto の前にアポストロフが付いている理由です。訳者の野島安太郎氏の意図は何だったのでしょう。(どなたかその理由を知っている方教えてください!)

カルガリーに行っている間お休みにしていたのですが、再び読み始めようと思っていた矢先、ウェブを彷徨中に次のようなブログに出会いました。
小学校2年生の作文に泣かされたよ。
言葉遣いが聊か乱暴な表題なので、躊躇ったのですが大の男が泣かされるような小学二年生の作文に関心があり読んでみました。ブログの著者も驚いていますが私もビックリしました。
子供の頃、小学二年生より年長だったと思うのですがこの本を読んだ覚えが有ります。覚えがあるだけでどんな感想を持ったのか憶えていません。
ところがこの少女は実に明確にその感想を書き表しています。大人でも「宮澤賢治の言いたかったことは何か教えてください」という人が居るのに。この少女(中村咲紀ちゃん)の心理分析、凄いと思いました。
是非読んでみてください。暇の無い人は暇を作ってでも。。。

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あけましておめでとうございます!

2008-01-06 15:26:37 | 季 節

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正月早々帰宅しまして、まだ落着きの無い暮らしをしております。
年末はクリスマス・イヴ前日ウィニペッグにいる息子も合流し、久しぶりに家族らしいひと時を持ちました。子供達はみなローマ・カソリックとして育っているので、クリスマスは当然の行事です。幼い孫娘も話しに聞くだけだった伯父さんと一緒に遊べたし楽しかったようで、彼が帰ってしまった翌日は「伯父さん、ネンネ?」と聞いていました。まだ、「別れ」の意味を知りません。

写真は、24日にみんなでバンフへ行った時のものです。目的はレーク・ルイーズだったのですが、キャッスル・マウンテン(写真 1)の辺りで迂回を余儀なくされました。前方に大きな事故があったのです。迂回する脇の道は除雪はしてあるけれど用心して行って下さい、とのことでした。
そんな訳で私たちはそこで回れ右、バンフへ行き、ちゃんはスプリングス・ホテルを我が物顔に走り回り、我々大人も久しぶりに山々の景色を楽しんで来ました。
写真2と3は対照的な冬の楽しみ方。。。他の人達の楽しみ方です。