★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

幻 覚 / I l u z i o

2008-10-31 16:42:05 | エスペラント



Viro iris al psikiatro.
"Mi havas iluzion" li diris. "Mi ne havas tion ĉiam, sed de tempo al tempo mi havas treege fortan senton ke mi estas hundo."
La psikiatro diris, "Bone. Kio ajn tio estas ni pli bone esploru. Ĉu vi bonvolas kuŝi sur la kanapo ?"
La viro diris,"Ho, ne, mi ne estas permesata sur kanapon"

ある男が精神病医に行きました。
「幻覚があるんです」と男が言いました。「しょっちゅうじゃないですけど。時々なんですが、私は犬だと強く感じるんです。」
医者が言いました「おお、それは調べる必要が有りますね、ま、そこのソファに横になって下さい。」
男が応えました。「いや、それは。。ソファに乗る事は禁じられているんです。」


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まだまだ綺麗、ナイアガラ・グレン

2008-10-31 07:05:31 | ナイアガラ・グレン
<黄葉の木立を透かして見えるナイアガラ川<ナイアガラ川の荒波<自然がくれたベンチ<トレールの終り。米国側の発電所が見える<季節の終りを飾る炎の色<私の好きなオレンジ色っぽい紅葉
十月三十日のナイアガラ・グレン

ここ二、三日雪が降ったり雨が降ったり不快な日が続き、すっかり滅入っていたのですが、今朝は突然燦々と降り注ぐ太陽の光に青空も輝いています。
こんな日を屋内で過ごすのは勿体無い話。。。とばかりナイアガラ・グレンに出かけました。
車で10分という距離はありがたいです。
駐車場に付くと直ぐ後に到着した人がウロウロ辺りを見ています。何か聞きたいことがあるのだろうと近づいていくと「トロントから来たんですけど、この辺にお手洗いありますか?」
教えてあげましたが、何処から来たのか一々言う必要もないのにと可笑しくなりました。
今日の写真の表紙はツイン・ポットホール。二つ並んだ便器とふざける人も居ますが。
落ち葉が道を隠しているので「我が裏庭」と言うことになっているグレンなのに何度も道に迷いました。直ぐ後に来たフィッシャーマンも川への降り口を見逃したとブツブツ言いながら戻って行きましたから、迷子は私一人ではなかったようです。
夏のように岩登りの若者達も居ないし静かで暖かく心の洗濯にはもってこいの良い日でした。
この日すれ違ったのは前出のフィッシャーマンの他には4人だけ。
もう早朝から来て魚を釣っている人たちはもっと沢山居たようです(駐車場の車の数で)が、彼らに会う機会はありませんでした。つまりグレンを独占していたようなものです。

先週の雪嵐の後電気が不通というローレンシャン地方、倒れた木々を始末するまでは電線の修理も儘ならないとのことでシャワーも浴びられない不自由を凌いでいる人々が居ることを思うと雲泥の差です。


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ハロウィーンが来るから

2008-10-27 20:41:35 | 季 節

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英語:Hallowe'en
日本語:万聖節前夜祭
エスペラント:Haloveno,Antaŭvespero de Ĉiuj Sanktuloj

。。。が間も無くやってきます。
その日は十月31日。
今日の電話で はカボチャを彫っていると言っていました。カボチャ提灯を作るためです。
写真は先月カルガリーを訪れた際、私がブロッケン山の魔女と一緒に持っていったちゃん用の衣装です。魔女はすぐ玄関脇の小窓に飾りました。
この衣装、Goodwill Store で買ったのですが、どなたかの手作りです。子供達も大きくなって不要になり寄付したもでしょう。私はそれを$4.99で買いました。下に暖かいコートを着ても着られるほどのタップリのゆとりもカナダの母親の考えそうなこと、ちゃんと尻尾(三番目の写真)も付いています。
実はこれを買う前に目を付けていた幾つかの動物衣装が有りました。値段はどれも同じです。クマ、ライオン等々の頭巾・尻尾付きです。手作りではありませんが、中々面白いので買おうかと思ったのですが大きさが判りません。それで背丈は何センチ?などと問い合わせている内に売り切れて仕舞いこれだけが残っていました。
この衣装は頭巾がなく、同じ様な柄の生地を買って作るつもりだったのですが、 は自分が使った Bat woman の頭巾で間に合うというのでそれを持っていきました。 のために Bat woman の衣装を作ったのは彼女がやはり3歳くらい。ありあわせの大人用の黒いブラウスをあちこちつめて、黒いケープもズボンも皆有り合わせで作ったのです。それらしくするためにはこの頭巾は大切でした。
何とかサマになるヮ。という感じですが、着る本人が喜んでいるのでこれで良いでしょう。
室内の集まりの時でも屋外を歩く場合でも 下に着るもので調節が出来るので、むしろこの方が良かったと思います。クマやライオンの衣装は室内では暑すぎる外套のような仕立てでしたから。


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クジャクシダ

2008-10-25 07:24:57 | 羊 歯

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英語名:Northern Maidenhair, five-finger fern
学名:Adiantum pedatum
和名:クジャクシダ
エスペラント名:Adianto (Harfiliko, Venuskapo?)

羊歯の種類も色々あるけれど大抵は似たような姿かたちなので、判別のためには葉の裏をひっくり返したり葉の感触を柔らかいか粗いか等確かめなければなりません。が、この羊歯はそこまでする必要のない数少ない羊歯の一つです。
黒い針金のような茎の天辺に弧を描いて扇のような葉を広げる姿は遠くからでも見分けられるからです。
日本名のクジャクシダはこちらで説明を読んでください。

英語名の Maidenhair は乙女の髪ですからこのようなヘアスタイルから来たものなのでしょう。⇒
Five-finger にいたってはもっと判りやすい気がします。五本の指をパッと広げたようにみえるから。
写真の三枚目には葉の詳細が判るように大きく載せました。
この羊歯は日本でも北部の方に生えているようです。


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ガーター・スネーク

2008-10-23 11:14:03 | 爬虫類

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英語名:common garter snake, Garden snake, gardner snake
学名:Thamnophis sirtalis
和名:特になし(ガーター・スネーク)
エスペラント名:(Unu el) Indiĝenaj Serpentoj de Norda Ameriko

北米独特の蛇で、割と良く見かけます。大きくなっても精々一メートルくらいのもので、毒は無い、とされていますが全くの無毒と言うわけではなく人間が噛まれても危険は無いという程度です。彼らの餌になる動物にとっては有毒ですが、人間は噛まれても多少の反応がある程度、従って気軽に捕まえて観察する人もいます。
彼らの護身術としては捕まえられて危険や苦痛を感じたらお尻から悪臭を分泌します。スカンクの手ですね。
まだ、その臭いに見舞われたことがないのでどのような臭さかは説明できません。
カナダから中央アメリカに掛けて広く分布しています。
日中行動し、暖かい地方では冬眠もしません。寒い地方でも冬穏やかな日には日向ぼっこに出てくることもあるそうですが、これもまだ見たことはありません。
色柄も様々で一定していない蛇ですが、私がこれまでに見かけたのはこの写真のものと全く同じ色と柄でした。
二枚目の写真は頭が白いですが、これは日光が反射しているのです。どうしても翳にすることが出来ませんでした。


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は つ ゆ き

2008-10-22 19:17:39 | 自 然

今朝は初雪。

積もるほどではないけれど、ヒラヒラと目の前で踊っていました。

アクァフィットのクラスで面白い物を見ました。
手袋をして水中体操している人が居たのでビックリ。その手袋、ミズカキがついています。なるほどねぇ、その方が水の抵抗をより強く感じるから効果が大きいということなのでしょうか。
その人あまり体を動かさないようだったから手袋なしの私の方がより多く汗をかいたと思いますがね。要は体を動かすことでしょうに。


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バーベナ・ハスタータ

2008-10-22 09:47:57 | 野の花 - 夏から秋へ
Blue Vervain


英語名:Blue Vervain、Swamp Verbena
学名:Verbena hastata
和名: バーベナ・ハスタータ
エスペラント名:(Unu el)Verbeno

それはそれは大変なインヴェントリーで見つけた花です。鼻水は瀧のごとく、目は霞み、足もとは定かではない。。。その上蚊までが襲ってくる、そんなときに。
だから写真もちょっとぶれています。
Blue Vervain だけれど、Purple vervain の方が適当な名前だと思う、とジョイス。確かにこの紫は際立って目立ちました。奥ゆかしい紫色が可憐です。
薬草として今でも利用されているらしいけれどあまり情報はありません。
日本語名も学名をそのままバーベナ・ハスタータです。まだ日本には移住していないらしい。
北米原産です。


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サラダにトレール・ミックス

2008-10-21 14:53:24 | 食 生 活
Colorado Trail mix


最近サラダにトレール・ミックスを入れています。
あれば葱の白い部分を斜切りして混ぜますが、その上から小さじ二杯くらいをパラパラと。
息子はこれが気に入りウィニペッグに帰ったらトレール・ミックスを買うと言っていました。
写真のトレール・ミックスはコロラド・トレールミックスと名付けられていて、ピーナッツ、カシューナッツ、ヒマワリの種、カボチャの種等にレーズンなど乾燥したベリーが幾つか入っているものです。もちろんどのトレールミックスでも構いません。が塩分の量に気を付けましょう。適当なものを見繕って自分で作ることも出来ます。
ヴェーガン用サラダと言ってもいいでしょう。ヴェーガンは卵やチーズの形でも動物蛋白は取らないそうで植物蛋白に頼るしかないですから。
それは兎も角サラダの風味が増して美味しいですよ。
何故か日本語のトレール・ミックスの説明はこれしか見つかりませんでした。


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新しいオーヴン

2008-10-19 15:09:01 | 雑  記

私の貧しい台所が少しばかり華やかになった。
もっと狭い台所でもキチンと整えて暮らしている人も多いのに我が家のは片付かない。片付かないというより片付けない、が正しい。
仕舞いこんでしまうと所有していることも忘れて不自由していたり改めて買ったりするので、何でも目に付くところにおいておきたい心境なのだ。
だから本当は物を増やしたくない。だが、今回はちょっと事情が違う。
オーヴンなるものを使うようになってこの方私は一度も自分の新しいオーヴンを持ったことがなかった。いつも誰かが、「新しいのを買ったから、これ、使わない?」と提供してくれる。自分の持っているのより良い状態なら「有り難う」と受け入れる。そんなわけでこの家に暮らして40年間私のオーヴンは何回か変わったがいつもお下がりばかり。
一度くらい自分で選んだ新しいのを使ってみたいものだとの希望はあってもまだ使えるので使い続けていたのだ。
それが、最近ノブに手を掛けるとビリッとくることがあり、八月に息子の訪問があったとき見てもらったのだが専門の電気屋さんにでも見てもらわないと判らないと彼もお手上げだった。
ウィニペッグに帰ってから彼は電話をくれた。「適当なのを探しておけば?新しいのを買ったほうが良いと思うから。。」と言うこと。
私が新しいのを買うときは「グラストップ」にすると決めていたので、適当なのを見つけるのにあまり時間は掛からなかった。要はサイズと値段。サイズはぴったりの30インチ幅、値段も手頃な$600。最も安いものだが私はお料理する方ではないからこれで充分過ぎるくらいなのだ。
息子は今回の訪問の第一日目にこの買い物をしてくれた。買って二日めには配達され、古いのは配達人たちがカーブに出しておいてくれて、一時間もしないうちに誰かが持ち去ってくれた。屑鉄を商売にする人たちは街を巡って歩き、直ぐ集めていく。その辺はとても便利な国である。
目下日本に帰っている友人は独り暮らしだったお母さんが亡くなった後の家の始末に行っているのだが、こう簡単には行かないのだと嘆いていたけれど。。
まだ役立つガラクタの始末にはがラージュセールが一番なのだが、それも日本では出来ないと彼女は言っていたが、リサイクルのシステムは非常に進歩している国にしては矛盾する話だと思う。
話を元に戻そう。
私の新しいオーヴン、何故グラストップを欲しかったかと言うと私は良くへまをやり煮こぼしてしまう事が多く、その後始末が大変なので。これなら汚れの掃除にレンジの下に手を入れて洗わなくても済む。それが気に入っているから。
色々注意書きがあって、それに従わなければトップのガラスが割れることも考えられるから充分な注意を要するけれど、使うのは私一人だから良い。
夫が健在だったら恐らく真っ先にドジをしたと思う。例えばまだ熱いレンジの上に冷めたい水をこぼすとか。。。
テフロン鍋をいくら言ってもフォークでかき回す人だったので想像に難くない。

因みに、私はオーヴンと言う言葉を使いましたが、オーヴンはケーキを焼いたり、肉のローストをしたりする部分です。全体のことは一般にはキッチン・ストーヴ或いは単純にストーヴと呼んでいるのですが読者は殆どが日本在住の日本人、従って暖房用のストーヴと混乱するだろうと思い敢えて「オーヴン」を使いました。


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宇宙カレンダー

2008-10-15 17:22:44 | 雑  記


先頃三浦信義(Nobby Miura)さんの随筆「宇宙カレンダー」を読ませていただきました。彼はトロントに住む科学者で、カナダの日本語新聞、日加タイムスにもう17年も「コスミック茶話」という連載コラムを書き続けている人です。
彼が書いたものを私も読めるというところが彼の著作の魅力なのですが、科学はサッパリわからないと言うような人でも読んで面白いと感じられるような平易な表現を使って誰にでも理解できるような書き方をする彼の態度を私は常に高く評価しています。このような書き方ならば少年少女が読んで科学に興味を持ちその方面に伸びて行く可能性も高いでしょうから。
その17年間の著作をまとめ、本にする計画なのだそうですが、科学の進歩が目覚しく古い記事はそのままは使えないので書き直す必要があるとのこと。これも結構な大仕事でしょう。

『コスミック(宇宙)カレンダーというものがある。137 億年前に起こった宇宙の始まり、「ビッグ・バン」を1 月1 日午前零時とし、現時点を12 月31 日の真夜中として、長い宇宙の成長過程を1 年という時間感覚でつかもうとしたものだ。』
で始まるこの随筆は人間の存在が如何に小さなものであるかを私たちに改めて思い知らせてくれます。彼は続けます。
『だが、ここで驚くべきことに気がつく。その時間的にも空間的にも無に等しい生物である人間が、逆に宇宙全体を超越しつつあるということを。人間という生命の中の頭脳が「考える」という武器を使って、時間も空間も超越し、今や宇宙の根源にまでその指先を触れようとしている。そのことを考える度に僕は深い感銘を覚える』
そのようなことを知り、そのことを考えた時、感銘を覚えるのは彼一人ではない筈。

そこで、私は思うのです。
人間は微小でありながら偉大なのだということを。人間は様々な能力を与えられています。鳥が空を飛ぶのを見て飛行機を考え出しました。小鳥は歌を歌えます。人間は自分で歌うだけではなく楽器を考え出しそれを操作し音楽を作り出すことが出来ます。このような色々な能力を与えられている人間ですが、良い、役立つ能力だけではありません。動物の中で憎しみと言う感情を持っているのは人間だけだと私は思っています。他の動物が何かに襲い掛かるとしたらそれは憎しみからではなく餌食にするためか、身を守るためかのどちらかでしょうから。
神様は人間を自分の姿に似せて造ったと言うことを聞いたことがあるでしょうか?
私はこれは逆だと思っています。人間が神様を自分の姿に似せて表現しているだけではないですか?その身勝手さは傲慢とも言えるでしょう。この傲慢さも人間以外の他の動物にはないものでしょう。
傲慢さ、憎しみ、どちらも醜いものです。その醜さゆえに人間は争い、殺し合いをしています。その間自分たちが如何に微小なものであるかを忘れています。
宗教や思想の違いから、或いは他人の物を自分の物にしたいがために争っている人たちが改めて宇宙を考え人間の微小さに気付いてくれたら。。。
それは夢かもしれません。でも全く不可能なことでしょうか。
路傍の花に立ち止まりその美しさを愛でる心や、星空を仰ぎ見てその彼方を思う心を持つ人々が増えることを願うのです。

『人間とは基本的には動物で不完全な生き物だ。人類の抗争や諸問題がそう簡単に解決するとは僕自身思っていない。でも、理想に向かって努力することは誰にでも出来ることだろう。』
本当にそうです。理想に向って努力することに大きな意義があることを知らなければなりません。

因みに三浦さんは挿画も自分で描かれます。これがまたユニークな白黒の、切り絵のような、或いは版画のような鮮明なものです。今回の随筆の中で私が特に好きだったのはモナーク蝶(オオカバマダラ)が今まさにアジサイの花にとまろうとしている姿でした。


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ナイアガラにも秋の気配。。

2008-10-12 11:21:59 | ナイアガラ・グレン
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ナイアガラフォールス、ナイアガラ・グレンにて
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昨日土曜日の午後ふと思い立ってナイアガラグレンに行ってみました。
サンクスギヴィング・デー(米国はコロンブス・デー)連休とあって普段の週末とは比べ物にならない人出、駐車場はほぼ一杯です。
紅葉はとても綺麗になっていました。
帰ってきたら、階段の一番上で写真を撮っている若い東洋系カップルが居ました。
「綺麗だね」「ホント、綺麗」と日本語で言っていたから間違いなし日系、これから下っていくところだったようです。私が歩き始めたのが四時半、上がってきたのが五時半頃、狭間のグレンはもう影になっているところが多く、この人たちどの程度楽しめるのかなとは思いながら人懐こさに欠ける私は何時ものように声を掛けずに去りました。
禁じられているのに犬連れが多かったのは不愉快でした。許可なしにしてはいけない岩登りも何人か見かけました。許可を持っているかどうかは疑わしいです。
何時か見た焚き火の跡には大きな石が積み上げられていましたが、これは公園の行為でしょう。勿論焚き火など禁じられています。
こういう人達が増えているので、公園はグレンに降りること自体に「許可制」を考えています。入場料を取るようになるかもしれません。嬉しくないですが、利用者みんなが「守る」意識に欠けていては仕方の無いことでしょう。写真はすべてナイアガラ・グレンですが、最後の一枚はクィーンストンのルックアウトから川を見下ろす崖で見事に紅葉したスタッグホーン・スーマック(ヌルデの一種?)です。

追記:
見晴かすローレンシャン高原

poloさんのコメントで気が付いたのですが、カナダの紅葉を知らない人がまだ居たんだと。
そこで数年前私がローレンシャン高原のハイキング・ガイドをした時の写真を追加します。見渡す限り錦の絨毯を敷いたような光景は圧巻です。飛行機で降りていくとき、私の胸は何時もキューンとしたものでした。
日本の紅葉も綺麗ですが、カナダは広さで勝負ですから、迫力が違います。


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野生の胡瓜 その二

2008-10-10 22:09:45 | 野の花 - 秋から冬へ
Wild Cucumber


ついに見つけました野性の胡瓜の実。
胡瓜として食べられる物ではありませんが、豚の鼻穴を思わせるこの実にはつい微笑が漏れます。
もう一個枯れて茶色になっていたのは頂いてきました。蒔いてみる心算で。
表面は粗い網状で、四つ入っている筈の種は二つしか残っていませんでした。
カボチャの種ほどの大きさで濃いめの茶色です。
この植物及び花についての情報は野生の胡瓜をご覧下さい。


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マルバフジバカマ

2008-10-10 08:41:51 | 野の花 - 夏から秋へ

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英語名:White Snakeroot
学名:Ageratina altissima, 古くはEupatorium rugosumだが、分類の改正により名前が変わった。
和 名 マルバフジバカマ(丸葉藤袴)
エスペラント名:不明

夏から秋にかけて咲く白い花。北米東部原産。
毒があり、これを食べた牛の肉や牛乳を飲むと人間も病気になります。
アブラハム・リンカーンの母ナンシー・ハンクスもそのような牛乳を飲んだことが原因で「牛乳病」に掛かり亡くなったそうです。同じ頃多くの人が同じ病気で亡くなっています。
今回偶々満開の花の近くに既に種になっているのも見つけました。タンポポのように風に乗って飛んでいきます。
日本では明治時代に箱根で発見されたそうです。当時は海外旅行が今のように一般的なものではなかったからどんな経由でそんな所に落着いたのか知りたい気もしますね。
和名を探している内に幾つかの日本語のページにたどり着きましたが、みなさん学名は古いまま使っていました。

全く違った花で Black snakeroot があるのですが未だお目にかかる栄誉を与えられておりません。いずれ其の内と思っていますが。


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移りゆく季節

2008-10-09 08:37:09 | 季 節


詩を物するにはいささか語彙不足を痛感した劣作ですが

窓を開けると冬の匂いがした
小春日和の庭で
冬は目覚め始めている
楽しかった夏の思い出が遠退き
辛い冬の思い出に戻って行く私に
澄みわたる青空が微笑む

冬よ
急がないでおくれ
Malferme fenestron odoris vintr’
En ĝardeno je aŭtunet’
Vintro vekiĝanta
Somera memoro ĝojplena for
Revenos min dolora vintr’
Ridetas nur ĉielo blua

Kara vintro
Ne urĝu, mi petas


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クレマチス・ヴァージニァーナ

2008-10-07 21:25:54 | 野の花 - 夏から秋へ
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先日の記事カルガリーの秋で、オキナ草かと思ったら間違いだった花の名が判りました。カルガリーの方が季節的には一足早かったようで、もう種は飛び立つ準備が出来ていましたが、こちらのはもう少し掛かりそうです。
今日のインヴェントリーに行った私有地は一日では終われない広さ(一日と言っても約三時間ですが)、それに茨も多く帽子を取られるは靴下を引っ張られるわで大騒ぎしたのですが個人的にも大きな収穫があり満足して帰りました。
そこいら中の木々に覆いかぶさるように茂っている姿は見事です。
花の咲く時期に来て見たいのですが私有地だけにそう勝手には入れません。頼めば快く承諾してくれるでしょうけれど。

花の写真はこちらのページをご覧下さい。
北米原産。マニトバ以東ノーヴァ・スコシャまで、南はフロリダ、テキサス辺までがその生育範囲です。

英語名:Virgin's Bower
学名:Clematis Virginiana
和名:不明又はクレマチス・ヴァージニァーナ
エスペラント名:Klematido Virginiana


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