★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

冬の小手調べ

2007-11-22 14:43:16 | 自 然


昨夜のネーチャークラブの集まりで、会長の挨拶の中に「昨日は夏、明日は冬」と言う言葉があって会場が何となくざわめきました。雪の予報は皆知っていたからでしょう。同意のざわめきです。
今朝眼が覚めたら雨にしては聊かがさつな音が屋根を打っていました。枝先の雫は凍っていたし、地面も薄っすらと白く、降り続けているのは霰とも雪ともつかぬもの。わざわざ外に出て調べる気も無いので窓から観察しただけですが、深々と音も無く降ると言う羽毛のような雪でないことは確かでした。
午後までに3センチくらいは積もったでしょう。お向かいのサンタクロース(ランプ)はご覧のように雪をかぶって寒そうに肩を縮めています。
Freezing Rain の予報が解除になったとラジオが伝えていましたから、明日は融けてしまう雪なのでしょうが、それでも郊外の道は危険かもしれないので気をつけるようにと呼びかけていました。今日は米国の感謝祭なので、交通量も多いと見込んでの呼びかけでしょう。
私は特別な用事も無いので大人しく何処へも出掛けないことにしました。


A N Z U O とは何ぞや

2007-11-21 18:06:58 | エスペラント


エスペラントで杏のことをAbrikotoと言うのを忘れて、Aprikoto を探していた私は見つからないので(当たり前だ!)
JEI発行の和エス辞典(宮本正男編)を開きました。
出てきた答がAnzuarbo(木)とAnzuo(実)。
一寸待ってよ宮本さん!と髪の毛ボサボサの宮本氏を思い浮かべながら。。。
何故Anzuoなんでしょう。
桜をSakuroと言うのにさえ抵抗を感じている私としてはいささか腑に落ちないのです。
杏は日本独特のものか?日本にしか無いものか?日本が原産地か?
そんな訳でウィキペディアを当たって見ましたら、原産地どころか、生産量だって世界で8番目と低いではありませんか。
原産地は中国、現在生産量の最も多い国はトルコ。
ここでAnzuoと頑張る必要があるのかどうか、みなさんどう思いますか?

参考:
あんず
Abrikoto
Apricot


カリフラワーの浅漬け

2007-11-20 08:44:06 | 食 生 活


カリフラワーの浅漬けを作りました。
煮たり焼いたりしたものより生が好きですが、生ばかり食べるのも疲れるし。。。
サッパリして美味しいです。
今夜はマーボーご飯に浅漬けのカリフラワー。
マーボご飯はマーボー豆腐をお皿に盛ったご飯の上に掛けてスプーンで食べる単純そのもの料理。
ご飯は二、三日前に炊いたものだし、マーボー豆腐はこれも先週支度しておいた豚挽き肉で、何回分かに分けて冷凍してあります。生姜やにんにくは既に入れてあるので、味噌醤油で味付けするだけ。
これに温めた豆腐を入れて温めたご飯の上に掛けるだけですから、言わば手抜き夕食の代表みたいなもの。

カリフラワーは栄養価の高い食べ物だそうですし、涼しい時期の野菜ということでこれから新鮮なのが手に入るでしょう。是非召し上がれ!

学名:Brassica oleracea var. botrytis
英語名:Cauliflower
和名:カリフラワー
エスペラント名:Florbrasiko

カ プ チ ー ノ

2007-11-13 11:09:32 | 食 生 活

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この夏日本滞在中、妹宅では毎朝カプチーノを作ってくれました。
私は砂糖もシナモンも入れないので、ただのミルクを入れたものと大差は無いのですがそれでも雰囲気的に気に入り帰宅後ガラス製のフロッサー(泡立て器/写真2)を$15で買ったのです。これが二週間もしないうちに洗っていたらホカッと音も立てずに割れました。
保障はあるのですが、ぶつけて割ったのではないと言う証拠はないのでもって行くのを億劫に思い、普通のコーヒー・マグを代用していました。これでは丈が短いので泡を立てている最中に中味が溢れてきます。
そんなわけで手頃な丈のあるマグを探していたのです。見つけましたが値段もいいけれど柄が蓮の花で仏さんを連想してしまい待てば海路の日和、、と機会がくるのを待っていたわけでした。
先日ダラーショップ($ショップ/日本の百円ショップに当たる)をうろついていたら丁度良い背丈のマグ(写真1)を見つけたのです。蓮の花よりは雪だるまのフロスティの方が気分良く飲めるし、めでたしめでたしです。

ところで私がダラーショップをうろついていた理由ですが、今年お世話になったニ、三の人に贈り物のバスケットを思いついたからです。
バスケットそのものはダラーショップで買えるプラスティックの籠ですが、中身も用途のある感じの良い物を幾つか1ドルで揃えて、特別な店で買ってきたコーヒーとかクッキーとかも組み合わせて、開けて楽しい玉手箱のようにしたかったからでした。全部合計しても精々$30位の贈り物なら、貰った方もあまり負担に感じないし、「あら、これは何」「こんな物も入っている」などと開ける時の楽しみも考慮に入れています。
その心算で見ていくとダラーショップは宝の宝庫でした。
包装に使うプラスティックの袋もバスケット用が売っていたし、ウッカリ物の私は3枚一組を気付かず3袋も買ってしまい、利用する人が居たら上げたいと思っているところですが、縛った袋の口を飾る物も時期的に沢山選択がありましたし、暫し時を忘れて楽しんでいたくらいです。
何れ中味が揃ったらこのブログで紹介しようと思っています。お楽しみに!

昨日はリメンブランス・デー

2007-11-12 23:21:07 | 季 節
昨日はリメンブランス・デー(英霊記念日)でした。前日まで知っていたのに、半額セールの招待を頂いたのですっかり忘れ、友人と買い物、食事やおしゃべりを楽しんで仕舞いました。
探していた手頃な腕時計も半額で買えたし。。
と言うわけで新しい記事はありませんが、古い記事フランダースの野にをお暇ならどうぞ。

橋が上がった。。。

2007-11-01 21:21:20 | Weblog
<残り少ない秋を謳歌する砂糖楓<橋が上がって長い行列<こんな所に停まったのではどうしようもないヮ<上がった橋を下から見れば。。<この方がコントロールの部屋も見えるかな。<この船が通り過ぎるまでただ大人しく待つのみ

フォントヒルに向って走っていたら。。。ヤ、ヤ、ヤ、長い行列、前方を見れば橋が上がっている。こういう状況を知らない人には「Bridge is up!」なんて何のことか判らないのでは?と思ったことから写真も含め載せました。
一枚目の写真は橋には全く関係ないけど他の写真の色が寂しいので刺身のツマ位の心算で入れただけです。
その日はどんよりした日で二番目と三番目、四番目から最後までの三枚は九月下旬に運河の向こう岸から撮ったものです。
両岸のやぐらの中にある錘を下ろすことで橋がエレベーターのように昇っていきます。その下を船が通過する間両岸の陸の交通はタダタダじっと待っているだけ。
この運河はウエランド運河と呼ばれ、ナイアガラ瀑布を迂回して船が通る仕組みです。
日本語のウィキペディアの説明は非常に短いので詳しく知りたい方は英語の方を見て下さい。こちらには地図も載っています。
全長3700kmの世界一を誇る内陸航路、しかも重要な商業用航路である「セントローレンス航路」の一部であるウエランド運河は、先人が尤も頭を痛めた箇所でもあるでしょう。

下の図はセントローレンス航路の断面図です。マイルやフィートで表示されているので計算しなければなりませんが、大雑把に眺めても大凡の感覚はつかめるでしょう。

クリックして拡大

先見の明のあった一人の男(ウイリアム・ハミルトン・メリット/1793-1862)の夢が実現したのですが、最初の運河の閘門(こうもん)は39あり木材を使ったものでした。時代と共に船は大きくなりデザインも変わってより大きな運河が必要になってきます。現在の運河は四番目に掘りなおされたもので、閘門は8個あり、個々の閘門の大きさは長さ233.5m、 幅 24.4m、深さ7.6m です。
今までは一年のうち八か月しか船は通れないことになっていましたが暖冬で冬が短くなりかなり遅くまで巨大な船が通っています。
春一番にこの運河を通過する船の船長には記念のシルクハッとが贈られ、一寸したお祭り騒ぎもあります。