★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

アイスワイン・フェスティヴァル

2007-01-29 19:05:43 | 季 節
<Icewine Festival
<人待ち顔の馬橇…ならぬ馬車<鮭を捕らえた熊と鴨
<あら、可愛いワンちゃん。。。<氷で作ったテーブル
<氷で作ったカウンター、この上でサーヴィスする<氷の肘掛椅子、毛皮が敷いてあるけど冷たいので長居は無用
<チーズとクラッカー、それにクランベリー、かな?<葡萄の房と、乾杯する二人の手
<『Tokens』の窓口でトークンを買う<ようこそ、の看板

昨日のバーディングは寒かったァ…のですが冬だから当たり前というのがみんなの考えだったようです。口では寒いねェと言っていても別段苦情を言ってるわけでもなし。。。
マイナス7℃、体感気温は-14℃、しかも川べりは風も厳しく、カメラの操作などとんでもない。双眼鏡を持ち上げているのさえキツイ位でした。小止みなく降り続ける雪は頬の皮膚に食い込みます。
いつもなら覚えた鳥の名を手帳に書くのですが、手袋をはめたままではポケットにある手帳を取り出すのさえ大仕事、ましてやペンを握るのは不可能です。
一度手袋を外して双眼鏡の調節をしたら手が温まるまでの時間の長いこと。。。
そういうわけで水鳥の写真は一枚もなし。もっともカメラで撮れる近さには居なかったので初めからカメラを出している人は居ませんでしたが。スコープを持っている人が何人か居るので双眼鏡で難しい距離の鳥はそれで見せてもらいました。
一応予定が住んだ所で私を乗せてくれていたポーラがナイアガラ・オンザ・レークのアイスワイン・フェスティヴァルに行きたいけど一緒に来る?
同乗のロンダも良いよという返事だし、私も急いで帰らなければならないわけじゃなし、ホイホイと出掛けた結果がこのアルバムです。
街の目抜き通りは閉鎖してテントを張り、アイスワインやアイスワインのマルティニとか、海老のカクテルなどの食べ物も用意してありました。立ち食いですから、立った姿勢で丁度良い高さの氷のテーブルがあちこちに設えてあり、普通の折畳み椅子も何脚かおいてありました。相当な人出で、動き回るのが大変なくらいでした。
テントの外にあるトークンの窓口で一枚二ドルのトークンを買い、それで支払います。トークン一枚とか二枚とか切りの良い支払いになるわけです。
私たちは三人とも飲み食いの方には関心が無く写真だけ撮って引き上げました。それにショー・フェスティヴァル劇場の中庭で別な氷の彫刻の展示があるというのでそちらにも行きたかったからです。

携帯電話のもたらす罪

2007-01-27 07:47:13 | Weblog
近のニュースです。カメラつきの携帯電話の普及で学校は大騒ぎって所なのですが、教室で教師が怒って携帯電話を床に叩きつけたり、と言う状況をネット上に公開していたり、などはまだ序の口。試験問題を撮って友人達に売るということまでやっているとか。
は緊急の場合に備え持たせるのでしょうが、カメラまで必要か?授業中に電話がなったら… 或いは会話を始めたら… 教師が怒るのも当然と思うのは私だけ?
では単なる緊急連絡用ではなくなってしまった携帯電話に学校側は頭を痛めているようです。日本の子供達だってカナダの子供たちに負けず劣らずの知恵があるのだから、同じような問題があるでしょう。
教室への携帯電話持ち込み禁止を学校側は真剣に考えていると言うことでした。

コンサート

2007-01-25 20:46:45 | Weblog
冬のオークス・ホール

無料コンサートの切符は如何?というE-メールが来ました。
送り主は『カシノ・フォールスヴュー・リゾート』、早や者がちで、電話をすれば2枚くれるって。。。こういう只は大好きなのですぐ電話しました。「残っているかなァ…」とかもったいぶって『ありますアリマス』
マチネーで開演は3時だけれど12時から2時までの間に切符を入手してくださいと言う指示に従い12時過ぎに行ってみてビックリ。長蛇の列ではありませんか。列に並ぶこと15分でヤット窓口に辿り着きました。
カシノの「プレーヤース・アドヴァンテージ・クラブ」カードと写真付きID、つまり運転免許証を見せて私が本人であることを証明、切符を貰いました。
二枚目の切符は誘ってあげようとある知人に電話したけれど、留守だったので放棄しました。
アーティストはフランク・リーヒー。トロント在住の音楽家・作曲家で、カナダのフィドゥル・チャンピオンだそうですが、私は全く知らなかったので、客が集まらないから只でくれたんだ等といいながら出掛けたのです。実際は結構忙しく且つ人気のある音楽家なのですね。失礼をば。。。
フィドゥルはヴァイオリンのことですが、民謡とか気楽な曲に使う時、交響楽団なんかではヴァイオリンと言わないと(本人達が言ってる分には構わないでしょうけど)ヴァイオリニストたちが怒るかも。。
「屋根の上のヴァイオリン引き」と言う映画を覚えていますか?これは「fiddler on the roof」です。

私の席はバルコニーの一番前、見下ろすと禿頭と白髪がホボ90%、昼間はやはりシニアの時間な様でした。
バグパイプの音で開幕・・・と言っても幕は無いのです。客席の後ろからバグパイプが入ってきました。終わりも彼が出て行くことで閉幕です。この演出が気に入りました。バグパイプの音も好きです。
結構騒々しい曲もありましたが、全体的には楽しんできました。ロック・ローモンドとか、「だァれかと、だァれかがァ、麦ばァたけェ…」といったおなじみの曲もあったし、歌手も三人、ジュビリー・ダンサーズという若いダンサー達も数人です。

この日のテーマは「Robbie burns' Day Special」。
ロバート・バーンズの誕生日、1月25日をスコットランド系の人たちは「ハギス」という羊の心臓・肝臓・肺を玉ねぎやオートミールと共に微塵切りにし、動物の胃袋に詰めて一時間位煮た物とウイスキーで祝うのです。
ロバート・バーンズ、Robert Burns (January 25, 1759 – July 21, 1796)はスコットランド生まれの詩人、作詞家で、スコットランド語で詩を書いたことで広く知られています。英語でも書きましたが、スコットランドの'軽い’方言を使ったことで多くの人に親しまれました。ロマンチシスム運動のパイオニアと見なされており、スコットランド文学への影響は大きいのです。従って1月25日(彼の誕生日)はスコットランドの祝日です。オールド・ラング・ザイン(蛍の光)の作家と言えばもっと親しみが湧くでしょうか。

この日の食べ物「ハギス」は見てくれが悪い(私は食べるどころか聞いただけで嘔吐を催すシロモノですが)ので、醜い伝説の動物ハギスの肉を使っていると冗談にいわれるそうです。
この醜い伝説の動物「ハギス」とはスコットランドで古来より存在が信じられている生物です。ハイランド地方の山中に密かに生息し、満月の夜に心の清らかな者だけが目撃できるという言い伝えがあるのですって。さまざまな姿で表現されており、くちばしを持ち全身が毛で覆われて丸っこいカモノハシのような姿であったり、長い三本足ですばやく動き回ったりなどなど。

フランク・リーヒーの写真はこちら

2月13日も同じアーティストの只の切符を予約してあります。
こっちはヴァレンタインズ・デーということでラブソング特集だそうです。

二度目の雪掻き

2007-01-23 09:23:52 | 大鳥 ・ 小鳥
Blue Jay /アオカケス
久しぶりにまた雪が降りました。昨日は何処へも出かけなかったのでドライブウエーもそのままです。郵便やさんの足跡だけが残っていました。降雪量は15センチ有るか無しですから、放っておいても良いのですが凍ると嫌なので天気予報をみると-5℃。ゥームきわどいナ。ま、やっておこう。と言うわけで昨日の夕方、もう暗くなっていましたがシャベルでなぞっておきました。冷ンやりとした空気は爽やかです。玄関前には塩を撒き、今日の郵便やさんが滑って転ぶことが無いように。。転んで怪我などしたら私の責任なのですから。今冬二度目の雪掻きでした。

今日は火曜日、ゴミの日です。皆さんは昨夜のうちにカーブに出しておきますが、最近私は朝出すようにしています。ゴミ局の方から、雪の予報のある日は当日出すようにおふれがあったこともあるけれど、ギリギリに猫のP-boxを掃除して出したいし、早起きは三文のトクですから長い間には三百文にもなるかもという計算もあって、です。
「ホラ、ちゃんと一人で出来たよ」と私は彼に報告します。
自分が逝った後の私がゴミを出すのに苦労するだろうと「若いボーイフレンドを捜せよ」と言ってた人でしたから。。。
今週のリサイクルは「ブルー・ボックス」でプラスティックやガラス瓶など、少ないので軽いし問題無しです。
昨夜の雪掻きはなぞっただけなので大した効果は無さそうですが、とりあえず人が住んで居る事だけは判りましょう。凍らなかったのは幸いです。

今日の写真はアオカケスです。北米では一般的な鳥で鳩くらいの大きさ、声が悪いと言われますが優しい鈴のような声で鳴く時もあります。トロントの野球チームの名はこの鳥から。

英語名:Blue Jay
学 名:Cyanocitta cristata
エスペラント名:Blua garolo (ĉu ne?)
日本名:アオカケス


写真はダッファリン島で写したブルージェー。  こちらにはもう少し詳しい説明もあるし写真もあります。

午後のお茶に招かれて。。

2007-01-19 16:44:45 | Weblog

ある日エヴァから電話がありました。エヴァのご主人は我が子たちにハンガリアン舞踊を指導してくれていた人です。25年前に癌で亡くなったのですが、エヴァは自分は踊らないけれど代わりの指導者を探しできてづっと続けてくれました。その頃の母親達が集まるからいらっしゃいよと言うお誘いです。
躊躇いが無かったわけではありません。でも、好意をありがたく受けるのも好意かと思い、約束の日に出掛けました。
色々おしゃべりしたり、古い写真を眺めたり、子供達の情報を交換したり。。。
私自身はもう20年近くも会っていない人たちです。顔を見れば思い出すよ、とエヴァの言う通り昔が蘇ってきました。この母親達は子供達の為に舞踊用のコスチュームを縫ったり刺繍したりと子供達が練習する傍らで針仕事をしていたものでした。我が家の子供達には祖母がついていたので、私は何かの催しがある時に顔を出す程度で殆どこの人たちと一緒に居たことがありません。
でもみんな懐かしく迎えてくれました。一年前夫の死はエヴァにしか報せていなかったのですが、一人一人がお悔みを言ってくれました。ハンガリー人の習慣として抱擁したりキスしたりも当然のことです。集まった八人のうちハンガリー語を話せないのはジュリーと私だけです。そのため、ハンガリー語が出てきてもすぐ翻訳してくれます。私たちは皆こういうことに慣れては居るのですがやはり嬉しいことでした。
その時のテーブルはごらんの通りです。食べきれない程のお菓子が並んでいます。甘いものだけではなく塩味のクッキーやクラッカーとサーモン・パテなども。
お茶のセットはハンガリー刺繍のデザインを施した可愛らしいもの。後部に見える飾りだなにもハンガリーの置物や刺繍のドイリーが見えます。
壁の額に入った写真は水上スキーをしているエヴァのご主人です。この家の後ろはすぐナイアガラ川で、ボートを出せるようになっている筈です。彼の使っていたボートは車庫に入ったままだと何時かエヴァが言っていましたが、水上スキーが好きだった彼がこの家を買った理由は裏がすぐ川だったからだと私は思っています。

優しい思い遣りに触れて嬉しかった午後のひと時でした。

アイス・ストーム

2007-01-15 21:23:27 | 自 然

朝目覚めて外を見たらガラス細工の木々の枝が見えてビックリ。
昨夜からそんな天気とは露知らず、このまま冬にならずに春が来てしまうかと心配していたのです。だからと言ってこれで安心するわけにもいきません。
今度は明日の天気が心配です。

画像をクリックして大きい画像を見てください。
大きい方が状況が良く判ります。

を覆っている氷は枝そのものよりも太いのです。これでは重くて耐えられません。路上のあちこちに太いのやら細いのやら色々折れた枝が散らばっていました。
このアイス・ストームのお陰でガソリン・スタンドのポンプが作動せず、給油を諦めて帰りました。

が裏庭の太い柳の枝も折れています。見るも無残な有様で。。。御覧なさいこの氷の太さを。
天候が悪化した場合に備えて、 は水も食糧も充分あるの?と心配してくれました。
は氷がなくなるまで裏庭に出るな、と。
折れた枝の下敷きになって死ぬ人も居るのだから心配は無理も無いですが。

が暮れてから の忠告を無視して、フラッシュで撮ったのがこの写真。
氷がもっと煌めくかと期待したのですが、ガッカリ。
のゴッド・ブラザーからも電話がありました。被害は無いか、大丈夫かと心配しての心遣いでした。感謝、感謝。

ルイーズ湖畔へ。。。

2007-01-14 22:16:30 | 季 節
<レーク・ルイーズへのドライブ…といっても馬橇で行ったァ訳じゃない。
<三姉妹と呼ばれる山、頂上が三つある。<車が進むに連れて見える角度が変わる。。<ランドル山。。。
<同じランドル山も、先へ進めば。。。<少し薄日が射して、これもランドル山<キャッスル(城)山、角度が悪く城に見えない
<城ホテルと氷の城<氷の城に群がる人々<氷の城に近づけば。。
<氷の城の氷のムース(ヘラ鹿)<氷の城の正面玄関<レーク・ルイーズ湖畔を行く馬橇
<おっとット、馬ちゃん道をそれないでェ…<シャンシャンと鈴を鳴らして。。。<薄氷につき注意! でも、人々はものともせず

クリスマス・デーの午後、快晴のカルガリーからバンフ国立公園のレークルイーズに向かいました。はじめは が運転していたのですが、眠くなったとかで途中のファースト・フード・レストランに寄りコーヒーを買いました。でも結局選手交代。次男(注: の夫)が最後まで運転することになりました。その方がこっちも安心です。
は快晴の湖畔を散歩する心算で居たのです。私もそれを期待していました。だが、おお、山の天気よ。山が見え出した頃から雲が多くなり、国立公園の入り口に付く前に雪が降り出しました。小雪ですが止みそうも無く、車窓から見える山々もご覧のとおり霞が掛かった様に見えます。それでも見えただけ良いか、というところでしょう。
レーク・ルイーズには氷のお城が出来ていました。小さいけれど中々手の混んだ彫刻など施してあります。
ちゃんを入れた。。じゃない、乗せた乳母車を押して湖畔の散歩に出掛けました。私は数年前秋にこの道を湖尻まで歩いたことがあります。今回は暗くなってきたのであと少しで湖尻という所で引き返しました。出発が午後だったし、馬橇が何台も来るので道をよけていたし、そう遠くまでは初めから無理な話。雪の道を乳母車で行くのも楽なものでは無い筈で、この子たちのいささか無謀なこういう計画に私は舌を巻いてしまいます。
湖面は凍っていましたが、「注意!氷は薄い」との看板が立っていました。これは常設看板ですね。氷が厚いから大丈夫を保障するなんて事は言いっこ無しでしょうよ。湖の奥まで湖面を歩いている人たちもかなり居ましたし、スケートを楽しんでいる人も多く、ホッキーはダメと書いてあるのを無視してホッキーを楽しんでる人も居ました。
帰りは真っ暗闇です。行きはぐっすり寝込んでいたちゃんでしたが、帰路はぐずって大変。みんなで歌を歌い機嫌を取りながら帰りました。ハンガリー語の歌から英語の歌、日本語の歌まで知っている歌は全部歌いつくした気がします。
片道二時間のちょっとした強行軍でしたが、久しぶりに山を見られたし、赤ちゃんを連れての遠出は大変なのに私の為に考えてくれた事だし、感謝しました。

何か情報があれば。。。 風さんのこと

2007-01-10 13:31:38 | Weblog
ブログ仲間の、登山家・写真家風さんが山に入り、帰宅予定日を過ぎても連絡が無く消息を絶ったと、夫人が心配、風さんのブログに書いておられます。「連絡あり」を期待して今日窺って見ましたが、まだ新しい情報は入っていません。
皆さんのコメントを読むとニュースにもなっていたようですが、その周辺の山の事情に詳しい方、最近そちらにいらした方、その近くにお住まいの方、何か情報がありましたら是非報せてあげてください。
何も出来ない方は私と一緒に風さんの無事を祈って下さい。
無力は悲しいですが、今はそれしか出来ないのです。

追記:風さんの所持品は見つかったとの事ですが、風さんの行方は。。。風夫人ろみさんのブログに有る程度の事情が記されています。訪ね、励まして上げて下さい。(1月11日記)

シヌーク雲

2007-01-09 20:52:36 | 自 然

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離婚して一人住まいのオタワの友人を訪ねる心算が中々機会が無く冬になってしまいました。彼女はここ数年、年末年始はカルガリーに住む娘夫妻のところで過ごします。そんな訳で今回は彼女の娘夫妻の家を訪ねました。
弁護士と結婚した脳外科医のこの子達が住む家は高級住宅地にあるガラスをふんだんに使った近代的な家です。近くにはアーバーレークと呼ばれる人口湖があり夏は水泳やカヌー、冬はスケートが出来ますが、誰でも使えるのではありません。周囲の住民に限られており、会員証を持って行かないと門を入れないし、お客は連れてこられるけれど人数に制限があります。
其処までの往復が約30分。日没が4時半と言う季節です。3時半ころ散歩に出たのですがあたりは既に薄暗く、ご覧のような写真になりました。
1枚目:重たく劇的に覆いかぶさるシヌーク雲。彼方にロッキーの山並みが。。
2枚目:山の斜面にある住宅地から湖へ下る坂道。シヌーク雲は少し明るい。
3枚目:シヌーク雲を出て西に沈もうとする束の間の夕日。手前の金網の柵内がアーバーレーク。
シヌーク(Chinook)は西からロッキー山脈を越えて吹いてくる暖かい風で一種のフェーン現象です。
シヌーク・インデアンの住む地域から吹いてくる風と言うのでこの名が付いたもので、言い伝えによればシヌークは雪を食う者(snow eater)という意味があり、1フートの雪を一日以内に融かしてしまいます。
シヌーク風、或いは単にシヌークはロッキーの西では暖かく湿気を帯びた西南からの風で雨(海抜の高い所では雪)を運んで来るのですが、山脈を越えると湿度を失い乾いた風になります。
これが毛皮商人たちによって平原地帯に広められたもともとの名で「シヌークの国から吹いてくる風」の意味なのです。
またシヌークの発音も地域で異なり、太平洋岸ではチヌーク、平原地帯ではフランス読みでシヌークです。なぜならロッキーを越えてこの言葉をもたらしたのはフランス語を話す毛皮商人(voyageur)達だったからです。
☆毛皮会社に雇われカナダ辺地に人や物資を運んだ人達で、カヌーを操り探検家としての役目も果たした。

この風が吹くと3-4時間の間に30℃も気温が上がることがあります。-30℃もの寒さの最中には恵みの風と言えましょう。

iRocky.comロッキー辞典を参照して下さい。

私たちが散歩した坂道からは谷間を挟んで「カルガリー冬季オリンピック」スキージャンプ台も見えました。

空から見えた雪景色

2007-01-07 19:54:03 | 自 然

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飛行機に乗る機会があっても窓から写真を撮れる機会は少ないものです。座席が翼の上だったり、飛行機自体が雲の上だったりと窓から見えるものが制限されることが多いのですから。今回帰路の座席は5F、空も晴れていて下界が見下ろせました。
初めのうちはちょっと気分が悪かったこともあって目を瞑って休んでいたのですが、こんな機会は滅多に無い、と撮ったのがこれです。
一枚目:なんとなく龍を想像してしまいます。
二枚目:四角な農地の区画がはっきり見えます。
三枚目:ここも農地ですが点在する湖もわかります。中央を横切っているかなり大きな川がわかりますか?

雪の無い地域の写真も撮ったのですが、ボケてまるで使い物になりません。次の機会に。。。
次の機会は宝くじに当たるくらいの確立でやって来ます。

今年もよろしく!!

2007-01-05 09:00:49 | 季 節
「アア、ひでェ目に遭った」
明けましておめでとうございます。

三日の夕方カルガリーから帰りました。
今回はジーンズは穿いていませんでしたが、そのことは問題にされませんでした。
私が一番最後に呼ばれ、「ヤレヤレ」と機内に入ったら私の前に呼ばれた十数人のスタンバイが皆エキュゼキュティヴ・クラスに座っているではありませんか、エコノミー・クラスは本当に満杯だったのですね。
写真も沢山撮りましたがまだ其処まで手が回りません。いずれ少しづつお見せ出来るかと思いますが。

今日の写真は息子がお年玉と一緒にカルガリーに送ってくれた<クリスマス・カード>です。
クリスマスツリーのオーナメントに挑戦した挙句の「タイガー」の姿。
家人はタイガーの挑戦を予期して壊れないオーナメントに換えていたのです。
我が家のツィツカは無事でした。彼女の休暇は平穏だった様ですが、往復の車の旅が嫌いで、帰宅後半日私を恨んでいました。今日は既に何時もの彼女です。
今年も皆さんどうぞよろしく。