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今日から新学期です。
今朝散歩に出、ある家の前を通ったら家の前に兄弟を並ばせ写真を撮っている若いお母さんが居ました。今朝始めて学校に行く弟をお兄ちゃんが面倒見る(或いは監督する?)最初の記念すべき朝だったのでしょう。
日本なら、このお母さんもおしゃれして子供もピカピカのランドセルなど背負って入学式へいそいそと出かけたのでしょうね。そういう無駄の無いのが北米の新学期最初の日です。その新入生は重たげなバックパックを背負っていたので、何が入っているのか気になりましたが。。。
二人は家の直ぐ前の角でスクールバスを待つらしく、「未だ?」「ン、未だ」と言う会話が聞こえ、三、四才の弟がはだしで後を追いかけて行くのをお母さんが呼び戻していました。
この微笑ましい朝の光景は当分続くでしょう。
帰路、そのまま帰ると予定の一時間を15分も切るので、思いつきで「ハイドロ・プロパーティ(水力発電所の敷地)」を通りました。高圧線の電柱が並んでいるため建物はご法度だし、車も通れなくしてある草原です。両側はその向こうの通りに面した家々の裏庭が並んでいます。
何時か夫と散歩した時ウサギが一羽そういう裏庭の片隅でモグモグ何かを食べているのを見たなァと思い出していたら、やはりモグモグやっている一羽。
我が家へ食事に来るウサギと同一人物かしらと顔を確認。こっちの方がハンサムです。我が家へ来るのは額の辺りから頬に掛けて「X」印が入っているのです。
先日は赤紫蘇の茂みに入っていて、私が来たのに気付いた時は逃げるに逃げられない状態だったらしく、私が赤紫蘇の茂みにもう一歩近付いた途端、文字通り『脱兎』のごとく逃げて行きました。驚いたのはウサギだけではありません。私の方こそ腰を抜かさんばかりでした。その時鮮やかに見えた真っ白なお尻。それがこのウサギの名前の由来です。
二枚目の写真では白い尻尾がチョッピリ見えます。
英語名:Eastern Cottontail
学名:Sylvilagus floridanus
和名:不明(多分、ただの野兎?)
面白半分に[野うさぎ]でグーグルしてみたら、項目は空っぽながらワタオウサギが出てきました。
英語の直訳で、紛れもなくこのウサギを指していると思います。
エスペラント名:Kotonvosta kuniklo(Laŭ Serena)
因みに、エス和辞典では kuniklo は家ウサギとしてあり、野ウサギは Leporo になっています。Leporidae 科に属すると言う点では間違いにはならないのでしょうが、私はやはり異議ありです。英エス辞典では Hare が Leporo、Rabbit が Kuniklo で、私はこちらを支持します。 Hare は一回り以上大きいし、カンガルーのような大きな足を持っていて一見して違いが判ります。家に飼われていても、野生で自由に生きていても Kuniklo は Kuniklo だと思うのです。
このエス和辞典を書いた人はこの二つの動物を比較してみたことが無かったのでしょう。
三枚目にオマケの写真を入れました。同じ場所の裏庭に生えていた木蓮の花。何と言う木蓮か知りませんが、春と秋と二回花を咲かせる働き者です。