★ Serena ★

カナダ暮らしのエスペランチスト、自然愛好家。
エスペラントやカナダの野草、ネーチャークラブの活動など思いつくままに。

青いフロックス

2009-06-30 08:00:07 | 野の花 - 春から夏へ
Blue phlox


フロックスと言っても幅が広く特に栽培されている物には色形に種々の変化があるようですが、これは森の中に咲いている野生のフロックスです。

英語名:Wild phlox, Wild blue phlox, Woodland phlox 又は Wild Sweet William
学名:Phlox divaricata
和名:野生のフロックス
エスペラント名:Blua flokso aŭ Sovaĝa flokso

庭のフロックスたちと異なりあのパッと目立つ華やかさは無くシンプルです。
それゆえにか、慎ましやかに見える花です。
それでいて、嬉々とした雰囲気を感じませんか?
再会を喜び両手を広げて駆けて来る子供の姿を連想しました。

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ピローラ・エリプティカ

2009-06-29 06:52:37 | 野の花 - 春から夏へ
Shinleaf flower

パートリッジベリーの近くで見つけました。見つけた人が「これ、何?」
私が「知ってるゥ。マイターワートでしょ。」
近付いてみたら全く違う花、「司教の法冠」を示唆するフリンジが無いのです。
後ろから別な声が「知ってる、知ってる、、、えーっと。シンリーフ!」
シンリーフの名前は何度も聞いていたし、花の無いシンリーフも見たことがあるのですが、花は始めてでした。

英語名:Shinleaf
学名:Pyrola elliptica
和名:ピローラ・エリプティカ(学名から)
エスペラント名:困った!
Pirola まではエスペラントにあるのだけれど、eliptica って言葉が無いんです。つまり、知っている人に会うまでお預け。


写真の撮り方が悪くて葉が見えませんが、葉は根元にのみ。
この丸い真珠が、徐々に開いていくのですが、まだ咲き始めたばかりです。
純然たる北米原産の花。














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黄色いアツモリソウ

2009-06-28 09:08:49 | 野の花 - 春から夏へ
Small Yellow Lady's Slipper


英語名:Small Yellow Lady's Slipper
学名:Cypripedium parviflorum
和名:アツモリソウの一種、敢えて「黄小花アツモリソウ」と勝手命名。
エスペラント名:Flava Venusŝueto

何年か前ブルース半島トーバーモリ方面に野生の蘭を探して出かけた折、見つけた色々な野性の蘭をブログに書いたのに何故かこの花の記事だけが見つかりません。
後で、と思って忘れていたのでしょう。
今回、これはValen C.A.で見つけたものです。
良く似たので花が少し大きいのが Large Yellow Lady's Slipper です。
もっと北へ行かなければ見られないと思っていたので、見つけた時は嬉しかったですね。ウッカリ先へ行ってしまった人たちを呼び戻したり。
あの時は野性の蘭の専門家に案内してもらったので見つけるのも楽でしたが、予期せぬ場所にパッと現れる花には特別な喜びを感じます。

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森の木陰に。。

2009-06-27 08:06:11 | 自 然
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森の木陰でドンジャラホイ という歌がありました。
小人さんが揃ってにィぎィやァかに~と続くんですが、今日は音も立てずに暮らしている森の住人たちです。

★ 一枚目、ホシが沢山ついたてんとう虫。昆虫の専門家マーガレットに聞けば「ナントカ・レーディバグ」と答えてくれるでしょうが、細かいことはどうでもいい気がするので無視。

★ 二枚目、カタツムリです。昨年ドイツの甥の家族を訪ねたときみんなで雨上がりに散歩したことがありました。彼の娘がこの手のカタツムリに魅せられて一つ一つ覗いて歩いていたのを思い出します。

★ 三枚目、コモン・ミルクウィードです。仄かな香りで蝶たちを招いていました。香りも写真に撮れたらいいのになぁとジョイスが呟いているのが聞こえました。
ロボットが人間を嘲笑する時代です。そう遠くない将来それも夢ではないかもしれません。

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パートリッジベリー

2009-06-26 19:40:52 | 野の花 - 春から夏へ
Partridgeberry

最初ウィンターグリーンではないかとの声が上がったのです。でも、葉を千切って匂いを嗅いでみても、ミントの香りがしなかったのです。それで、パートリッジベリーと。
この実は何度も写真に撮ってあるのですが、組み合わせようと思ったら何処にあるのか。。時間を掛ければ探せるでしょうけれどとても疲れているので、それは後日に廻すことにしました。
可愛らしい小さな花です。パートリッジベリーの花を始めてみるのは私だけではありませんでした。色々詳しい先輩達も始めてなのだそうです。花なんてその時期にその場所に行かなければ見られないのですから不思議はありませんが、なんか追いついちゃった気がしなくもありません。
実は真っ赤で、これもウィンターグリーンの実と似ています。

英語名:Partridgeberry
学名:Mitchella repens L.
和名:不明(パートリッジベリー)
エスペラント名:Perdrikobero (Laŭ Serena)

白い花は日が当っていなくてもフラッシュを焚かなくても反射があって撮りにくいです。今回も10枚余り捨てました。
昨日は雷雨が激しく、今朝もまた降っていたのですが、今日のインヴェントリーは初めはかなり汗ばんだとは言え、終り頃は爽快で、全員満足していたようです。私個人的にもパートリッジベリーを含め収穫があったし、少し早いけれど休むことにします。疲れました、心地良い疲れです。

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天女たちの円舞曲

2009-06-25 08:09:34 | 季 節
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夏至が過ぎた途端に急激に暑くなったオンタリオ州南部です。
昨日の水曜日は30℃、家の中にいる分には感じないのですが外に出た途端ムッと来る暑さ。夕方の散歩の参加はいささか躊躇いがあったものの暫らく行っていない Paula's Pond (ポーラの池)だったので行きました。
出掛けるには早過ぎたので、ちょっと横になったら、なにやらヒ~ヤリと背中に感じます。濡れている?ベッドが?
私の知らぬ間に此処に寝ていたツィツカが吐いちゃったのでした。背中にべっとり、ベッドのカヴァーもシーツも、彼女のために敷いてあった大きなタオルも。。
慌てて引っ剥がして洗濯機へ。汚れが巨大なのでまず Pre-wash から。。。とタップリあった筈の時間は瞬く間に消えてしまいました。
洗濯は中途半端なままで出掛けたのですが皆さんを少し待たせてしまいました。
この散歩中に見た水鳥はWood duckSpotted sandpiperGrebeです。

終り頃見上げた空には天女たちの舞う姿が見えました。『天女」ってエスペラントでは何ていうか?
和エス辞典では Ĉielulino とすぐ出ましたが、果たして世界に通じる名前なのか英エス辞典で確認しようとして Ĉiel へ辿り着いて驚きました。Ĉielulino は無いのですが Ĉielarko の英訳が rainvow です。BV を間違えるのは日本人だけではない証拠です。イヒヒ。もちろんタイプミスですけど。

オマケの写真は、天女たちに呼応する風見の大青シギ。 Paula's Pondの所有者ナイアガラ・カレッジの納屋の屋根に乗っているもので、私の好きな風見鳥です。
Paula's Pondは私たちが勝手に名付けている名前で、Paulaの職場がすぐ隣にあり、ここはいわば彼女の縄張り。池そのものは学生達が環境・自然を学ぶ教室でもあり、草刈その他整備の仕事もかれらがやっています。

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Wood poppy の花が咲いた

2009-06-24 05:40:02 | 野の花 - 冬から春へ
Wood poppy

裏庭の一番奥、蕗を植えてある辺りに黄色い物がゆらゆら。。。。
なんだろうと思ったら花でした。先月植えた「森の黄色い芥子の花」なんです。
え?
話が違うんじゃない?
花期は三月~五月とどの情報にも書いてあるのに。いま六月も半ばを過ぎたんですけど。。。
私が花は終わって実を結んでいると思った、その実は蕾だったと言うわけなんでしょうか。
近付いてみると花は一つではありません。合計三つ咲いていて未だ蕾らしいものも見えます。
花を咲かせてくれる分には異議は無いので「シメシメ」ってところ。
この花はとても稀だというので皆さん大切に育てているらしいし、私もその仲間入りです。

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Arbo ・ 樹 ・ Tree

2009-06-23 10:20:22 | 自 然
孤高の樹


何故この樹がこのような形をしているのかは知らないのだけれど、天辺がはげてしまっているような、ところどころに葉が茂っているような、針葉樹と言うことだけは判ったけれど何と言う樹なのかも知らないままに「私はあの樹にドラマを感じる」と言ったら同感の人も多かったです。
大鷲の巣でもありそうな雰囲気で、周囲の木々を見下ろして立っていました。
幼少の頃私を可愛がってくれた他所のお爺さんを思い出しました。
厭味を言われ、カットなって仕込み杖で殺人を犯してしまったと言う人でしたが、当時の私は知る由も無くお迎えが来るといそいそと出かけていたようです。
お金持ちだったのでお金で処理し牢獄には入らなかったと聞きました。そのような過去を持つ故かあまり付き合いは広くなかったようで、でも私の両親は信頼していたようです。

このような樹を詠った詩もあったような。。。

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野生のカラー

2009-06-22 09:21:23 | 野の花 - 春から夏へ
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英語名:Water arum, Bog arum
学名:Calla palustris
和名:(不明)野生のカラー(勝手命名)
エスペラント名:Kalao

カミツキガメの近くで見つけたこの花は水芭蕉に良く似ています。
記憶は定かではないですが葉の形がかなり違います。水芭蕉の学名は Lysichiton camtschatcense なので、これだけでも全く違う花と判るのですが、どうしても親戚縁者という印象を拭えません。
今回の遠足では特に目新しい花は見つけませんでしたが、久し振りに Small Yellow Lady's Slipper を見つけて嬉しかったです。
カナダアネモネもいたるところに咲いていたし、ブルーコホーシュは今まで見たことも無い群生でした。ただしもう実を結び成熟が待たれる状態です。野生の生姜(当然花は既に無し)も砂利を敷いたトレールに溢れんばかりだったし、木苺はまだ若すぎて食べた人の話では「味が無い」。
たった4キロのトレールを二時間半も掛けて歩いたのです。ちょっと湿度の高い日で、私のアレルギー症状も加担、もの凄く疲れたので、お弁当の後すぐ帰る人に便乗して私も帰りました。

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カミツキガメ

2009-06-21 20:01:22 | 動 物
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金曜日のインヴェントリーで疲れていたこともあって今朝の一日遠足には80%しか行くことを決めていませんでした。目覚めてからの気分で決めようと言うものです。
五時二十分に目覚め、朝食を済ますと、やはり行くべきだと言う気がしてきました。家にいて、何もしたくなく自己嫌悪に陥っているのはやり切れませんから。

今日の遠足はValen Conservation Areaという初めての場所でちょっと何時もの近辺の場所よりは遠いのです。
車を停め、蚊除けのスプレーも日焼け止めもタップリ施して、歩き始めて間も無くカメの巣の痕跡を見つけました。卵の殻も散乱しています。見つけたジョンはカミツキガメの巣だと思うと言っていましたが、トレールを終わる頃若いお父さんと一緒の兄妹が水の中を覗き込んでいるのに出会いました。それがこの写真のカミツキガメです。
見たところ苔むす石くらいにしか見えません。私も最初は信じられませんでしたが足に気付いたところで納得しました。男の子も同じ思いだったらしくお父さんに「突付いてよ」とせがんでいたのです。突付く物を持っていなかったお父さんはどうしようもなかったのですが、ドーラが自分の杖で突付いて見ました。ピクリとも動きません。そこでこの若いお父さんがその杖を借り突付きました。若い男性の力で突付かれたカメは、煩わしそうに水の底に潜ってしまったので、後から来た人たちは見ることが出来ませんでした。
甲羅に水草が生えていることから考えてもかなりな年齢と思ったのですが、ジョンの憶測は30~40歳くらいとのこと。
水草に覆われた甲羅はとてもカメには見えませんが、裏写真には文字を入れておきました。頭は水の中で全く見えませんでしたが、足と尻尾はしっかりと見たのです。

英語名:Snap turtle、Snapping turtle
学名:Chelydra serpentina
和名:カミツキガメ(噛付亀)
エスペラント名:Ekmorda testudo (Laŭ Serena)

どんな姿かはこちらのページで見られます。また、Videoは短いですがどんな大きな口をしているか良く判ります。これで噛み付かれたら。。おゝ恐い。

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Reg^a filiko / ローヤル羊歯

2009-06-20 14:23:47 | 羊 歯
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一見似た羊歯にオニゼンマイシナモン羊歯があります。
胞子が葉の裏に付かず別個に育つと言う点では、感じやすい羊歯も同じなのですが、上記の二つは胞子の色まで良く似ています。
羊歯を見分けるのも判ってくると面白く、知っている羊歯の数が増えるのも楽しいものです。
今まで見たローヤル・ファーンの中でも飛び切り立派で堂々としていたのが、昨日のインヴェントリーで見つけたこれでした。刈られたり踏まれたりする機会が恐らく皆無と思われる湿地の中の沼の真中の島に生えていたからでしょう。みんなが一斉に「ワーッ」と感動の声を上げたくらいです。

英語名:Royal fern
学名:Osmunda regalis
和名:ローヤル羊歯(勝手命名)
エスペラント名:Reĝa filiko (Laŭ Serena)

日本名を探していたら、ハゼンマイとかレガリスゼンマイとか出てきましたが、ハゼンマイはかなり違うようだし、学名をそのまま使ったと思われるレガリスゼンマイがそれらしく思えるのです。ただし学名からは日本名を探すことが出来ませんでした。

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のどかな風景

2009-06-19 20:15:28 | カナダ風物詩
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先日、カルデン・アルヴァーへ到着する前に立ち寄った湿地で見た光景です。
少なくとも二家族が一緒に散歩していました。滅多に車が通らない道らしく、私たちが居た時も他のバーダーたちが来ただけでした。カナダ雁たちもそれを心得ていたようです。横切るのかと思ったら、いえいえ、何か目的があってどうしてもこの道を通らなければならない、ってところらしく私たちの前をいくではありませんか。裏写真は湿地を横切って行くもう一組。のどかなのどかな風景でした。

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友 あ り 、 、 、

2009-06-18 09:40:36 | 雑  記


久し振りの友人の便り、「元気で、なんとかやっていますか?」というヘンテコリンな表現。「私自身がそうだから、あなたもそうだと勝手に決め込んで。。。」とある。
それでいてスポーツクラブの卓球の仲間に入れてもらって毎週充分に汗を流し、孫娘たちの世話その他にも忙しく暮らしている。
「元気で、生きていることはなんて素晴らしいことなのでしょう」と言う彼女の言葉は私の胸に痛い。30年の歳月は人生を素晴らしいと考えられるまでに癒やしてくれるのだ。
幼い子供達を残して夫君が急逝した時私は既にカナダで暮らしていたので駆けつけられなかったけれど、翌年訪ねた折に見た彼女はしっかり自分の人生を歩んでいた。自分の職業を持っていた人だけに経済的な苦労は無かったとは言え、感情的な辛さはずっと彼女を苦しめていたに違いないのだ。仕事があること、子供達が居ることが大きな支えであったことは疑う余地もないが。
その間の彼女の辛さを理解できたのは私自身が同じ立場に立った時だった。
私にも「人生は素晴らしい」と言える日が30年も経てば来るということなのか。
そんなに長く生きて居たくないナ、が私の本心ではあるのだけれど。

手紙を書くことが億劫なこの頃、インターネットのない姉にもスカイプで電話できるのだから、彼女にも電話してみようと考えていた矢先だった。
一時はコンピューターを取り付けインターネットも使っていたのに何故かやめてしまった彼女にE-メールも送れなくて不自由だと苦情を言ったけれど通じない。

友だちは直ぐに出来るが、親友が出来るには長い年月が必要である。
最近冷やかしに登録してみた「無料の英語」の勉強というのがある。案の定毎日一つ短い文章を送ってくれるが、前置きが長く、「XXを知りたければ、こちらをクリック」式でDVDや本などを売ろうとしているので、取り消そうかと思ったけれど、ある意味ではエスペラントの勉強にも役立つアイデアがあったりするので暫らく送らせることにしているのだが、その中に「私の親友になってください」というのがあって抵抗を感じた。
「友達になってください」なら納得なのだが、いきなり親友になって、と言うのはどういう神経なのだろうと。

便りが間遠になっても心が通じる友、お世辞や諂いなしに付き合える友、何かしら褒めるに価する良さを持っている友、二人の人間の出会いがそこまで発展するにはやはり長い時間が必要だと思う。
半世紀を越える長い時間、細々と続いてきた友情は新緑の瑞々しさに似た美しさがある。
「一緒に駒ケ岳に登りたいね」といったのは十年も前、その時赤ちゃんだった彼女の孫娘がもう六年生。私の足腰が許せば、来年駒ケ岳登山の可能性も出てきた気配を感じている。駒ケ岳登山は私たちがセーラー服の少女だった頃の大イヴェントだった。

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今日は一休み、コンピューターの掃除でも

2009-06-17 09:43:53 | 雑  記
Ant on wild strawberry flower


今日の「夕方の散歩」は何時もより一時間早く、ポットラック・ディナーで始まります。
料理の下手な私はあまり手の混んだものは出来ません。一昨年の「芋ナマス」は好評でしたが、昨年は何を作ったのか記憶がありません。
今年は鮭缶を使った「鮭ご飯」にする心算でご飯を炊けば良いところまで準備しました。ちょっと気取って花人参と斜切りにしたインゲン豆を飾ろうと思っています。
ここ数週間に集めた花の写真はFacebookに載せ、まだ解説は付けていませんが既にお褒めのコメントを貰いましたし、一休みしてコンピューターの掃除を思いつきました。

皆さんもいかがですか?
このサイトAminda purigantoは手の届かない内側の掃除をしてくれます。

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ツィツカの失踪

2009-06-16 08:30:57 | 雑  記


日曜日、ハミルトン空港へ息子を迎えに行った時に見たこの空、何か神のお告げでもありそうな劇的な雲行きだった。その後ちょっと降ったにわか雨の前兆だったらしいけれど。

残る命が恐らく一ヶ月くらいと診断された猫のツィツカをせめて最後のひと時を楽しく、、と甘やかしたのがそもそもの間違いだった。
息子がサンルームまでは何度か出してやっていた。物珍しげにあちこち嗅ぎ回った後ですぐ戻りたがるから、実際に外に出るのは不安なのだろうと思っていた。
夕方息子が雨どいの修理をしていた時にちょっとだけサンルームのガラス戸を開けてやったら、数歩外を歩いてガラス戸を嗅ぎまわり直ぐ戻ってきた。普段は恐い筈の息子の使うドリルの音など大して気にもならなかったらしいから、「外」への興味は大きかったとは思うけれどまだまだ不安はあったらしい。
夕食後、息子が気を良くして外に連れ出したら、急に自信がついたのかお隣の庭に侵入してしまったのだ。私が呼びながら家の周りを歩いた時はもちろん返事などなかったけれど、息子が出た時はうずくまっている姿を見たと言う。
ガラス戸を少し開け夜中に帰宅しても困らないようにして私は就寝。今朝目覚めたのが五時二十分。部屋の外に出てみるとツィツカがいた。
今朝二時過ぎに帰ってきたのだそうな。四時間あまりの外出だった。
よほど気に入ったと見えてまたドアの前で外出要求の仕草をする。
絶対に帰ってくることは判っているが、万一車道に出て車に轢かれたら。。。などと言う不安は消えない。それに、外に出ると蚤を収穫してこないとも限らないし。
残る時間を幸せに過ごさせたい気持ちに変わりはないが常に不安と背中合わせ。私のジレンマである。

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