R100RSのブレーキをモデファイ

2006年07月02日 | BMW

  100_000325年以上前のR100RSの弱点はブレーキだ。昨年の夏休みのツーリング途中強い雨に見舞われ、アーテー製のフロントブレーキが殆ど役にたたない事が露呈した。フロントブレーキを常に軽く握りながら、パットとローターを温めてその場をなんとかしのいだが、もうこいつに乗り続けるのをやめようと思ったほどだった。 帰ってから工場長と打ち合わせをして、後期型のマスターシリンダーに交換することになった。交換といっても、元々タンク下にあった言わば半機械式ブレーキからの交換だから容易な作業ではない。マスターのピストン径も大きなファクターだし、この仕事は時間が必要だった。先程、10ヶ月ぶりに乗ってみてこのモデファイは正解だったと確信した。30パーセントは製動力が向上しただろうか、タッチも優れている。 Brake改造やカスタムと呼ばずあえてモデファイというのは、ノーマルの良さを大きく変えないで進化させるのがモデファイだと勝手に定義しているからだ。このR100RSの場合、前後のブレーキローターを変更してあるが、他は殆ど純正のパーツを使用してある。

クラシックバイクの楽しみ方 こんな古いバイクにも、最新のモトラッドのスーツとサングラス、モモのヘルメットが似合う。旧車を着こなすコツは新しい服やヘルメットと組み合わせること。本来、手のかかる旧車を所有することは最新型のバイクに乗るよりも贅沢なのだから、服まで古いと折角の良い趣味なのにチープな印象を与えてしまう。R100rs1_1

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