トライアンフのスラクストン2008年モデルが入荷してきた。
昨年までのモデルよりも、ハンドルとステップ位置が改善されて、小柄なライダーでも楽なポジションに改良されたことは素直に歓迎しよう。
スタイルは気に入ったが、前傾ポジションがシックリこなくて手が出せなかったライダーには朗報だ。
以前にもブログで紹介したが、見た目キャブレターのインジェクションなんて、他のブランドも見習って欲しいものだ。
カタログを引用すれば ※60年代のスパルタンなカフェレーサーの雰囲気を持ち、その時代の神話とも言えるレーシングトライアンフの名前を受け継ぐスラクストン※とあるが、トライアンフの106年には、モータースポーツ史に刻まれた軌跡が幾多もある。
今は生産されてない4輪車だが、1950年代にルマンで大活躍したのが、このトライアンフTR2だ。
二輪は今でも、レトロなスタイルに最新のメカニズムが投入され生産される。ヤマハのロングセラーSRだって、元々はBSAやトライアンフが源流なのだ。英国の自動車産業は廃れたが、やロールス、ベントレー、ミニ、アストン、ジャグァのブランドは健在だ。