今朝起きると、絶好の晴天に恵まれていたので、田沢湖を１周してから341号線を北上するコースを設定した。
絶景の十和田八幡平国立公園の外気温度は１0℃にも満たないが、強い日差しの助けも合って思いのほか寒さを感じなかった。東北自動車道鹿角八万平インターから八戸自動車道へ乗り継ぎ、1時半には八戸市内へたどり着いた。ここを訪れた理由は、地元の繁盛店ぼてじゅうで昼飯をするためだけに、ここまでやって来たのだ。評判に違わず、ここの蟹ちらしは毛蟹の食べ方でベストと言い切っていいと思う。
剥き身を贅沢に盛付けただけでなく、酢飯との間に蟹味噌がたっぷりと敷き詰められている。いやぁ～これはあまりにも旨すぎる。大満足で八戸を後にして、今夜の宿八甲田ホテルを目指すが、途中で氷壁に囲まれた険しい峠道で、零度近くまで気温が低下してしまった。後でホテルの人に聞いたところ、今日は特別寒かったそうだ。陽が高ければ晴れのスキー場と同じで、照り返しで案外暖かいが、陽が落ちれば話は別で、冷蔵庫のようだ。最高の装備とグリップヒーターが無ければ、この寒さは相当堪えたに違いない。もしも、予定通りの十和田湖を観光していたら、間違いなく夕暮れの峠道を凍えながら走る羽目になっていただろう。この時期の東北ツーリングは車も少なく走りやすいが、先週も雪が降ったそうで、山の気候だけに、いささかギャンブルをすることになるかもしれない。温泉に浸かりじっくりと身体を温めてから、宿泊とセットになっているデイナーの用意されたメンダイニングへ。地元の食材を中心としたメニューの中でも、今夜は牡蠣が美味かった。
本日の走行距離290Km、明日からは天候も回復するので気温の上昇が期待できる。
※ここ八甲田は通信環境著しく遅れていて、FOMAが使用できなかった。、まだツーリング先ではデュアルモードで使用しているRADIDEN MOVA携帯を忘れる訳にはいかない。
