サービスセンターで来年の新卒採用試験が行われていた。面接を終え階下に降りると、スタッフが箱明けを行っている。そうそう、今日はNEWK1200GTが初入荷する日だ。白、青、黒の3台のニューモデルがベルリンからの長旅を終えて、箱から出てきた。まずクラッチをを握る。同じエンジンなのに、明らかに先行したSやRよりも軽くなってる。この辺はツアラーとしては大歓迎だ。リヤシート付近に何やら見慣れぬスイッチが・・・何とフロントシートのみならず、リヤシートにもヒーターが装備されている。
今や、グリップヒーターはハーレーにも装備するしけして珍しくないが、こいつのグリップは外気温に連動して暖かさが変わるらしい。さて、寒い日のツーリングにどの様な効果を発揮するのだろう？
例のツンとした鼻のような端正なヘッドランプには、誇らしげにXENONと表示されている。明るさ絶大なキセノンヘッドライトは、前方の暗がりを鮮明に照らし出してくれる事だろう。
いよいよツアラー初採用のデユオレバー。いくらかディチューンされた152馬力エンジンのGTに、素晴らしいターンインとブレーキ性能を与えるに違いない。 ホワイトパワー製ESAの電子制御もR1200RTはリヤだけだったが、GTには前後サスペンションに装備された。私のように、雨が降ろうが片道600Kｍ以上を走りぬくライダーにとって、これらの最新の技術や機能はありがたい。後日ナンバーを取得したら、ショートインプレをお伝えしたい。
