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いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

1300年前の「木簡」を読む・・・いわき

2011-01-22 10:54:56 | いわきの歴史

いわきの「荒田目条里遺跡」から出た木簡です。
読める状態で出土されるのは珍しいそうです。


吉田先生が復元されたもので説明を。


1300年前、律令時代に「郡」で治めていた
港(立屋津(たてやのつ))があったたことが分かった。
全国的にも珍しい発見だった。


種もみの品種名が書かれています。
当時すでに
早稲・中稲・晩稲があることがわかった。
その他馬の売買のことがわかり値段もわかったなど・・・
様々なことがこれらの木簡から読み取れます。


出土した「木簡」の復元図です。
様々の者が出土して、全国でも注目されている木簡たちです




先日
夏井公民館講座「歴史探訪 夏井再発見」に参加しました。

「木簡からみ見る古代磐城の歴史」

講師は暮らしの伝承郷の副館長
吉田 生哉先生でした。

吉田先生は考古学が専門でいわきで何十年も
発掘調査をされている先生で、
いのしし君もこれまで7~8回以上
いろいろなテーマでお話をお聞きしている先生です。

いわきの市民講座も
今まではいわきの中の大きなテーマを
講座としていましたが、
昨年あたりから、
いわきの中の昔の村単位くらいで、
「おらが村の歴史」を学ぶというところに来たようです。
それですので、
面白く参加させていただいています。

今回は、
「木簡」から、古代磐城の律令時代(奈良時代)の
郡役所の様子がわかる木簡でしたので、
吉田先生の具体的な話を聞きながら、
木簡を読み解きました。
面白かった。

歴史を学ぶことは、
こうした出土品をみながら学ぶと古代のロマンを感じます。

この出土品は
前回講座で歩いたところで、
1300年前には
12個の古墳が立ち並んでいました。

当時の人々から見たら、
その光景はどのように映ったのでしょうか。
権力の巨大さに!!

1)いわきの律令時代の始まりのお話。
2)木簡とはの説明。
3)夏井公民館周辺の遺跡と木簡。
4)具体的に木簡を読んでみました。
を今回は学びました。

吉田先生
復元された木簡をみながら、
その木簡を読む。
よかったです。
ありがとうございました。


コチュジャンチヂミ・・・韓国料理研究会

2011-01-21 08:38:22 | 韓国料理研究会

簡単なようできれいに焼くのは大変!!


冬の白菜は特に甘くておいしい!!


野菜をたくさん使うとおいしい!!

 

<コチュジャンチヂミ>

 

 

材料;4~5人分

 

小麦粉               200g

水                 250cc

玉子                1個

塩                 小さじ 1/

白菜の葉              2枚

人参                1/2本

ねぎ                1本

コチュジャン            大さじ 1

油                 適量

 

ヤンニョンカンジャン;

醤油                大さじ 2

おろしにんにく           小さじ 1

唐辛子粉              小さじ 1

酢                 小さじ 1

ごま                少々

ごま油               適量

 

作り方;

1.小麦粉、水、玉子、塩とコチュジャンをよく混ぜておきます。

2.白菜はきれいに洗って水気を切り、タテに裂いておきます。

3.人参は千切り、ねぎは細く切っておきます。

4.フライパンをあたためて油を敷き、
1を一玉とり、広げて2,3の野菜を並べます。

5.反対の面にも衣を付けこんがり焼きます。

韓国料理研究会の2品目は

「コチュジャンチヂミ」でした。
チヂミは韓国料理の定番の一つですが、
コチュジャンは焦げやすいので
なかなかきれいに焼けませんのでご注意。

韓国料理研究会も
今年初めての例会、ほぼ全員参加でした。

市民講座からですと6年目に入り、
サークル化してからは4月で6年目に入ります。
継続しますので、
清水先生よろしくお願いします。


恵比寿講膳・・・いわき・二百十二年前の復元!!

2011-01-20 21:04:01 | なるほど歴史塾

昨年11月21日によみがえらせた「恵比寿講膳」です。

大盛りの白いご飯。


どじょうも。
「どじょうもふな」も地元で取れたものです。


一昨年現代語訳しました
「寛政十一年農家年中行事を読む」です。

今日は「恵比寿講の日です。
昨年、11月21日に
「恵比寿講膳」を「みんなで祝おう恵比寿講」の中で、
復活させました。
それを再現してみました。

一昨年
私達「なるほど歴史塾」で、現代語にしました
今から二百十二年前の江戸時代の磐城の農民、長谷川安道さんが書きました
「寛政十一年(1799年)農家年中行事」P11)には、

正月二十日のこととして

「さて、今晩は、戎講と言って商いの神を祝い、分限に応じて、
百姓の料理を作る。
鳥は、平目、かながしら・鮒・どじょう・雉・鳩・鶉・雲雀・
野菜は牛蒡・人参・里芋・大根・豆腐・蒟蒻・干瓢・切昆布など、
これで十分である」・・・原文は漢文体です。

また十月二十日については(P34)で、
「えびす講とて、正月二十日のえびす講に優れ商神を祝う」と
書かれていますようにずいぶんと古くから続けられてきたものなのです。
このように

「えびす講」の料理は
五穀豊穣や商売繁盛・大漁満足の神々に
供えるのに最高にふさわしいものだったのです。
正月二十日のえびす講は、この一年間の繁栄を願う、
十月二十日のえびす講はそれらが達成された感謝の心を
捧げるものだったと考えられます。

今回(昨年十一月二十一日)の
恵比寿講膳・・・恵比寿講のお供え膳。

膳内は、
上段には、お吸いもの、白いまんま。
中段には、なます、おひたし。
下段には、お煮がし、魚の切り身と野菜の煮つけ、
膳の下には、左から、がま口を入れた枡、生きたどじょうやふな、生のかながしらを
お供えしました。

今回(昨年十一月二十一日)は、
かねまん本舗さんの恵比寿・大黒様にお供えし恵比寿膳をよみがえらせました。
具体的には
「白いまんま」は山盛りに盛り、赤い大きな尾頭つきの「かながしら」や「あかじ」などの焼き魚二匹。
お平(里芋、にんじん、ごぼうの大切り、こんぶ、生揚げ、しいたけ、こんにゃくなどのお煮しめ)。
お吸いもの、なます、甘酒、お神酒、きんぴら。
生きたふなやどじょう二匹を水を入れたどんぶりに入れてお膳のわきに供えます。
いっぱいお金の入った財布も供え、
お膳は恵比寿・大黒様にお供えしますので、二膳になりました。                

 このようにして、
今回(昨年の11月21日)
かねまん本舗さんの恵比寿・大黒様にお供えすることにより
恵比寿膳として、よみがえさせる事ができました。

恵比寿講のような信仰行事は
五十年以前には各家庭で普通に行われていました。
それが廃れたのは高度成長という時代になってからです。
日本が手漕ぎの伝馬船を捨ててエンジン船に乗り換えたからです。

風を読み、日和にすがり、潮の千満を無視し始まったのです。

そして、
えびす様が左わきに抱き抱えた鯛のありがたさを感じなくなりました。

その結果、

家々の恵比寿・大黒の二福神を拝むことがないがしろにされ
勤労の根本には神々への祈りと感謝があるべきでしたが、
私達は忘却してきました。

その結果が、恵比寿柱・大黒柱が崩壊するように世の中がおかしくなってきました。

今こそ
祖先の遠い昔から伝えられて来た文化を取り戻す必要があります。



海鮮みそ鍋(ヘムルテンジャンチゲ)・・・韓国料理研究会

2011-01-20 08:07:52 | 韓国料理研究会

「海鮮みそ鍋」はおいしかった!!


冬は鍋に限る!!
たくさん作ると特においしい!!


今日は2品作りました。

韓国料理研究会 第57回レシピ
平成23119日(水) 

<海鮮みそ鍋(ヘムルテンジャンチゲ)>

 

材料;4-5人分

 

ワタリカニ        500g 

あさり          1パック 

いか           1杯 

エビ           8-10尾 

大根           1/3個 

白ネギ          1本 

セリまたは菊菜      1束 

えのき          1袋 

 

調味料; 

おろしにんにく      小さじ1 

おろし生姜        小さじ1

みそ           大さじ2

コチュジャン       大さじ1

塩            適量

酒            少々

塩・こしょう       少々

 

 

作り方;

 

1.ワタリカニは食べやすい大きさに切っておきます。

2.イカは皮をむいて0.5cm幅のリング型に切ります。

3.あさりは砂抜きしてから鍋に水を入れて沸騰させます。

4.大根はイチョウ切りにして、セリは5cm位に切っておきます。

5.3のなべに大根を入れて柔らかくなるまで煮ます。

6.調味料を作って鍋にいれ、いか、エビなどを加えます。

7.あくをとってから野菜を入れます。

 

 

 今年初めての
「韓国料理研究会」でした。

ほぼ全員の参加者でした。

☆海鮮みそ鍋
☆コチュジャンチヂミ
の2品作りました。

 

冬の寒い時の定番

「海鮮みそ鍋」はおいしかった!!


寛政十一年 農家年中行事より

二十日


一.(正月)二十日は、農立てのお祝いといって小歳にそなえるために、
     鑑餅をつきお祝いをする。

  今朝、調えておく農具は、
  まず
轡(くつわ)立て(たてご)口(くつ)籠()・伊綱・荷鞍の射鞲(いばさみ)・はるび
     ・
鞦(しりがへ胸懸(むなかけ)・引縄・簣(もっこ)などまでこしらえておき、
   農作業中のさしつかえないように心がけることだ。
 

   さて、今晩は、えびす講と商いの神を祝い、分限に応じて、百姓の料理をつくる。

   ひらめ・かながしら・ふな・どじょう・キジ・ハト・ウツラ・ヒバリなど・  

   野菜は、ごぼう・にんじん・さといも・大根・トウフ・こんにゃく・かんぴょう・切昆布など・

   おごる者は、衰微の基である。酒は少し買って飲むべし。

   酒、たくさんは、喧嘩の基となり又、翌朝、頭が痛くなるものだ。

今日は恵比寿講の日なのです。
いわきの212年前には
どこの家庭でもされていました行事なのです。

 

 

 

 


新興国の成長・先進国の挑戦!!・・・・・野村証券セミナー

2011-01-19 09:01:52 | いわきの講演会

野村証券のセミナーの資料の一部です。
新聞では書かれていない新鮮な内容が満載!!

昨日、ラトブで行われました
野村証券いわき営業所開設
及びセミナーに参加してきました。

日本有数の情報をもった経済のセミナーでしたが、
参加者は少なかった。

また政治家の皆さんも口を開けば経済の活性化など叫びますが、
それらしき人達の参加もないようでした。
そうした偉い人たちが率先して聴いていただいて、
世界の状況を把握して
政策を進めていただければと思いました。

テーマは「先進国の挑戦、新興国の成長」
講師は野村証券郡山支店長 有馬晋一郎さんでした

1)世界経済の見通し・・・新興国の成長

  中国の動向を詳しく。
  中国・インド・ブラジルの経済動向には目を離せない事。
  主要国の経常赤字と財政赤字と政府債務残高のマトリックスの図
               ↓
 これをみますと今の世界の国で、

 どこが問題の国か(アイルランド・ギリシャ・ポルトガル・スペイン?などか。)
 どこがいいのか(韓国・ドイツ・中国・など)
 がわかります。

新聞では書けない資料が満載のセミナーということです。
これが野村さんのセミナーの特徴です。

2)世界の成長戦略・・・日本・ヨーロッパ・アメリカの戦略について

特にエネルギーについて
    新興国では電力。
  先進国ではクリーンエネルギー。

3)成長に向けた企業の取り組み・・・具体例をあげて

4)輸出関連・・・貿易自由化の概要

  EPA(経済連携協定)
   FTA(自由貿易協定)など。

5)最後に
  株式投資と参考銘柄の紹介


90分で新しい情報による中身のある講義だったと思います。
特に 
来年はアメリカと中国という世界の大国の指導者が変わる時期ですので、
目が離せない状況が続きます。
日本の指導者の交代時期は?

今回の資料で気がついたこと

世界における中国と・インドの農産物消費
     
・・・2011年新春野村投資セミナーP48より

米・・・・・・・・・・・50%
大豆油・・・・・・・33,3%
パーム油・・・・・29,2%
小麦・・・・・・・・・27,6%
トウモロコシ・・・22%


2国で
世界の2割~5割を占めているのです。

日本の農業のあり方を
早急に
よく検討しないといけない資料でした!!

新聞では分析してない具体的な資料の宝庫ですので、
これから少しずつ読んで、
今の経済の流れと今後の経済の流れを身につけたい。
  
有馬支店長さん
コンパクトで重点を絞った講義
ありがとうございました。