福島泰樹さんの短歌絶叫!!
福島泰樹短歌塾の皆さんです。
石塚さんも映っています。
元「頭脳警察」の石塚さんのドラムセットです。
背景の絵はかつて、
沢田としきさんが公演の中で即興音楽の中で書かれたものです。
元「頭脳警察」石塚さんの「不器用な手品師」のアルバムです。
サインをいただいてきました。
15日土曜日
グランパークホテル エクセルいわきで
第58回風の祭り
「無頼の友よ 花吹雪け」が公演され
参加しました。
年2回の公演で、29年になるそうです。
第1部:荒野へ 街へ
昨年8月より新聞募集し集まった仲間で、
6回ほどの福島泰樹短歌塾として
学習した成果の発表でした。
ほぼ短歌を作るということは初めての方のようでした。
その半年の短歌の成果!!
師匠と違い絶叫型は少なかったが・・・
若い方の新鮮な気持ちが表現されていたことと
現在社会の守り神のような「携帯」の新しい使い方の新鮮さ!!
よかった。
2部:
福島泰樹の短歌絶叫コンサート
短歌絶叫:福島泰樹
ドラム:石塚俊明
ピアノ:永畑雅人
1)岸上大作・・・1960年12月5日安保闘争のさなかに革命と恋をみずみずしく詠い
21歳で自殺した、絶筆の「ぼくのためのノート」からを・・・
日経新聞によりますと
没後50年を記念して姫路市の姫路文学館で2月27日まで
約150点を展示した展覧会が開かれています。
2)寺山修司の「田園に死す」より
福島さんの師匠で一番惚れた人の作品ですから
力がこもります。
3)石川啄木
貧しさの中、
高い志をもって生きた詩人が夢を未来の人々に託した「飛行機」を書いて
来年は100年になります。
また大逆事件についても書かれています。
忘れてはいけない人です。
全員で朗読しました。
迫力がありました。
見よ、今日も、かの蒼空に
飛行機の高く飛べるを。
給仕づとめの少年が
たまに非番の日曜日、
肺病やみの母親とたった二人の
家にゐて、
ひとりせつせつとリイダアの
独学をする眼の疲れ・・・・・
見よ、今日も、かの蒼空に
飛行機の高く飛べるを。
4)村山槐多
若くして亡くなられた詩人・画家です。
22歳で亡くなりました。
いのしし君も好きです。
全集も出ています。
5)最後は中原中也で。
別離より・・・伴奏はビアソラの曲に載せて。
さよなら、さよなら!
いろいろお世話になりました
いろいろお世話になりましたねえ
いろいろお世話になりました
・・・・・・・・
「妹よ」
夜、うつくしい魂は涕(な)いて、
かの女こそ正当(あたりき)なのに
夜、うつくしい魂は涕(な)いて、
もう死んだっていいよう・・・・・といふのであった。
・・・・・・
など
悪い世の中で真剣に生きてきて
若くして亡くなられた詩人たちを
絶叫短歌に載せて、
今の世に突き刺さるべく公演になりました。
次回は
昨年亡くなられた、風の祭りのポスターを書いていた
沢田としきさん(絵本作家・イラストレーター)の追悼公演で、
7月24日(日)に開かれます。