庭のクロッカスが咲いてきれいです。
来年は増やしたいですね。
いわき市暮らしの伝承郷 館長講座
いわきの年中行事・全4回・・・最終講座に参加
火打ち合い
講師は
夏井芳徳先生(いわき市暮らしの伝承郷 館長)
でした。
レジメP8にて
いわきの平や四倉で行われていた
「火打ち合い」について
さまざま書かれた記録を基に話されました。
☆「火打ち合い」について
大須賀筠軒「磐城資誌料歳時民俗記」・・・明治25年
☆「四倉の火打(ひぶちあい)」
高木誠一「いわき北神谷の話」・・・昭和30年(1955年)
☆「火合戦」
「四倉町案内」・・・吉田壽三郎編集・発行・・・大正4年(1915年)
大正14年(1925年)訂正再発行
☆四倉小学校創立百周年記念誌「館下に学ぶ」・・・昭和48年(1973年)
☆「石城郡郷土大艦」・・・昭和3年(1928年)郷土顕彰会刊
☆昭和4年2月13日付「常磐毎日」
・負傷者が無上の光栄 ・・・慣例の四倉町火打ち会ひ
☆「四倉の歴史と博説」・・・本多徳次著 四倉郷土資料集成刊行会(昭和61年(1986年))
昭和25年、拳銃の撃ち合いにより等の物騒な事件が発生し、
奇習そのものの野蛮な行為を反省し、以後中止になったと。
☆昭和34年(1959年)1月26日「いわき民報」
の8つの記述を紹介しながら、
また遠野町でも行われていたようですので
他の地域でもやられていたのかもしれませんね。
それぞれの著書の考えや時代の流れを話され、
中止の原因も話されました。
時代により政治も絡み、行事といえども
変遷をたどるのですね。
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