いわき・うぶすな広場だより

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吉野せい~「洟をたらした神」の世界~・・・いわきサンシャイン学第8回講座より

2017-10-23 15:17:00 | いわきの講演会

インフルエンザ注射のクリニックよりの風景。
吉野せいさん自宅からそんなに遠くはない。
吉野さんも
このような風景の中で生活していた。


吉野せい~「洟をたらした神」の世界~
・・・いわきサンシャイン学第8回講座より
講師は
吉田隆治先生(いわき地域学會代表幹事)でした。

丁寧なレジメ、A4で14枚あります。


洟をたらした神(普及版) 吉野せい作品集
彌生出版 初版は1975年
上記本は1980年で定価は980円でした。
は串田孫一さんが書かれています。
串田さんの編集に携わった「アルプ」という雑誌に
何編か掲載されたからです。


日本農民詩史 中巻(二)・・・松永伍一著
法政大学出版部
更科源蔵・・・P709~728
猪狩滿直・・・P678~708
P655~686までは
「心情派の存在理由」で猪狩も更科も取り上げられています。


猪狩滿直さんが書かれています。


猪狩満直さん。
統計調査(二)からP698~699。


猪狩満直さん。
P700~701。


更科源蔵さんが書かれています。


更科源蔵さん。
「熊の話」からP716~717。


猪狩満直詩集・・・草野比佐男編 いわき地域学会出版部
平成元年1月13日発行

吉野せい~「洟をたらした神」の世界~
・・・いわきサンシャイン学第8回講座より
講師は
吉田隆治先生(いわき地域学會代表幹事)でした。

21日、総選挙の前日
好間公民館にて
たくさんの人で、
吉野せいさんの人気が
地元で衰えていないことが読み取れました。

1.「洟をたらした神」とせい及び関連年表

2.「春」の地鶏ほか・・・1922年春(大正11年)・・・せいさん23歳

3.「洟をたらした神」のヨーヨーほか・・・1930年夏(昭和5年)・・・せいさん31歳

4「赭(あか)い畑」の中国ナシ・・・1935年秋(昭和10年)・・・せいさん36歳

5「公定価格」1942年秋(昭和17年)・・・せいさん43歳

6.「麦と松のツリーと」の捕虜・・・1944年冬(昭和19年)・・・せいさん45歳

7.「いもどろぼう」の自然描写・・・1945年秋(昭和20年)・・・せいさん46歳


せいさんの年表と
せいさん作品の書かれた時代と作品とを比較しながら
解説をいただきました。

3.の「洟をたらした神」の更科源蔵のことが
いのししにとり
一番印象に残りました。

上記写真のように
松永伍一さんの書かれた
農民詩史を読んで印象に残っていたからです。
再読してみましたので、載せてみました。
いわきの農民詩人・猪狩満直も忘れてはいけない詩人です。
実家は
いわき市の暮らしの伝承郷に移築されています。
その前に詩碑があります。

吉田先生
これからも吉野せいさんについて、
シリーズで講義をお願いします。
ありがとうございました。

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