いわき市生涯学習プラザに飾られていました生け花から。
ラトブの総合図書館にて鑑賞。
総合図書館では毎月1回映画鑑賞をしています。
別に子供向けも開催しています。
映画「雲ながるる果てに」を昨日鑑賞してきました。
約30名の方々が観賞されて
青春時代に感動してご覧になられた方々が多く観られたようです。
いのししも映画青年でしたので
もちろん学生時代に観ている作品です。
内容は
1945年(昭和20年)・・・敗戦の年
本土の南端にあります特別攻撃隊のお話で、
命を捨てる覚悟の若者たちの死を覚悟しながら
様々な愛情・未練の日常を描きながら
最後には
ひとりひとりが大空へ向かって飛び立つまでを描いています。
その為、
内容は重い。
1953年にレッドパージにより
松竹を追われた家城巳代治監督の復帰第1作として公開されました。
原作は
海軍飛行専修予備学生として出撃し、亡くなられた青年たちの遺稿集
「雲ながるる果てにー 戦没海軍飛行予備学生の手記」です。
また、円谷特殊技術研究所がミニチュアを使い
飛行機などの特撮を撮影された白黒映画です。
俳優の皆さん方には
鶴田浩二・木村功・原保美・岡田英二
山岡久乃・山田五十鈴さんなど。
鶴田浩二さんは当時の若者たちの心情を
生き生き演じられていました。
映画評論家の石子順さんは
大学から軍隊に狩りたてられた予備飛行学生について描かれた
初めての作品で、朝鮮戦争が休戦となった、敗戦後八年目にして生まれた
特攻隊員の作品と書かれています。
また、戦争で、むなしく殺されたものたちの、遺言状にほかならなかった
とも書かれています。