goo blog サービス終了のお知らせ 

いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

じゃんがら念仏踊りと二つの禁止令・・・内郷学講座より

2012-12-20 10:19:17 | いわきの歴史

「じゃんがらの広がりとつながり」のイベントで、
5つのそれぞれ微妙に違いのじゃんがらの共演が
来年1月13日にアリオスで開かれます。
1回目にも参加しましたが、
今回も参加します。整理番号74番でした。


それぞれの団体のことが書かれています。


「ぢゃんがら二つの禁止令」の今回のレジメ4枚です。
講師は夏井先生でした。
簡潔にまとめてありますが、
大事なことが書かれています。


「じゃんがら」の原型が書かれています。

1671年(寛文11年)の禁止令時代の
「じゃんがら」の様子が書かれています。


「磐城枕友」からの記述です。


今までに出された
夏井先生の「ぢゃんがら」の本です。
新しい内容がどんどん追加され
パワーUPしてくるのが読み取れる
「ぢゃんがら」の最新版といえる。

先日
内郷学5回目の最後の講座

じゃんがら念仏踊りと二つの禁止令

講師は
夏井芳徳先生(いわき内郷支所長)でした。


参加者は100名を超える方々で熱気が。

過去何回かこのテーマでは
夏井先生の講演を聴いているのですが、
何回聞いても飽きが来ない。

新しい発見で、
内容がどんどん新しく変化していますので、
おもしろい!!

じゃんがらは
いわきの風物詩だ。

特にお盆の時にはいわきの中では
新盆のお宅の供養として続けられている。

伝統芸能としても有名だ。

江戸時代に江戸から伝えられ、
いわきを中心に
太鼓と鉦・歌と踊りで構成されたダイナミックな姿が私たちを魅了する。

いわきのじゃんがらがたどった道程は
様々な抵抗に遭い
当初の姿からは相当に変化せされざるを得なかった。

夏井先生は
じゃんがら念仏踊りのルーツが
様々に紹介されているのを研究し
そのもとになったのが
江戸の「葛西念仏踊り」で
1656年(明暦二年)に
いわきで最初に踊られた事をを突き止めました。

そうした話をしながら、
上記のレジメのように

1)寛文十一年(1671年)の禁止令

2)明治六年(1873年)の禁止令・・・全面禁止

を紹介しながら、
じゃんがらの苦難の歴史と
明治中ごろには勢いを取りもどし
復活し、現在のようになっていることを話されました。

一度
「ぢゃんがらの国」を読んで、
最新の「ぢゃんがら」のことを知っていただきたいです。

夏井先生
これからも新しい発見を期待します。

なお、
夏井先生は
「ぢゃんがら」と表記されています。