名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS3-4 ダイレクト向い飛車(20):対策

2024-04-14 | 基本定跡の研究

ダイレクト向い飛車の新対策の続きです。後手が「逆棒銀」を工夫して

32金46銀を入れてから24歩はどうか。24同歩に同飛は25歩22飛37桂

後手が2筋の歩交換を生かすのは難しいです。評価値は+235の先手良し。

戻って

24同歩に同銀も37桂で

後手の分岐点です。33銀には25歩でも良いわけですが、23歩のほうが得で、飛交換は歓迎、23同金は31角がある、ということで12飛45桂44銀77銀

この図の評価値は+546の先手有利。22歩成同飛同飛成同金41飛と攻めるねらいがあります。飛交換は右桂がさばけている (攻め駒になっている) かどうかの違いがあります。

戻って

33桂と対抗すると66角21飛35歩

自陣角を打ってからの桂頭攻めがあります。この図の評価値は+590の先手有利。

また21飛が25歩と替わっていても、35歩同歩34歩

桂頭攻めで先手有利です。評価値は+357

また戻って、あとは

44歩くらいですが、66角33金55銀

42飛には44銀同金24飛です。44歩は守れないのですから先手有利。評価値は+484

44歩66角33銀は

22飛成 (22同金は25桂) 同銀23歩33銀25桂

途中後手がどう応じても、44角~53角成などを実現できるので先手有利です。この図の評価値は+395

後手が32金と備えてから「逆棒銀」で動くと飛交換に弱くなります。

 

 


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