名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

6月の予定

2024-04-08 | 名南将棋大会

6月の予定が決まりました。     

 

第252回

壱  4月28日(日)R1800点以上

弐  4月27日(土)R1800点以下

第253回

壱  5月18日(土)R1800点以上

弐  5月26日(日)R1800点以下

第254回

壱  6月8日(土)R1800点以上

弐  6月22日(土)R1800点以下

 

 

プラスマイナス100点までは参加してよいです。つまり壱は1700点以上、弐は1900点以下です。
誤差100点は超えないように、R区分は守ってください。
皆様の参加をお待ちしています。

 

なお名南研究会の次回は4月29日(月)に予定しています。9時30分より3局。

どなたでも参加できますが、レーティング3局、表彰はありません。棋譜を残して感想戦をしっかり行い、棋力向上することを主眼にしています。

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SS3-4 ダイレクト向い飛車(14)

2024-04-08 | 基本定跡の研究

昨日の続きで

84歩には78金としてきたのですが、66歩と止めるのもあるでしょう。うそ矢倉か雁木を目指す指し方です。居飛車穴熊を好む人は、相居飛車ならば矢倉も好む傾向がありそう。33角68玉22飛

先手の68玉に違和感があります。85歩には77角~78銀~67銀~78金、雁木にするのでしょうが、68玉型は選択肢を狭めています。78銀か58金右くらいだったかと。対して後手は向い飛車にしています。そのまま居飛車で良いと思いますが。78玉72銀56歩62玉58金右71玉57銀32銀36歩

先手は後手の急戦を少し警戒しています。ここから普通に駒組を進めて

先手は松尾流の居飛車穴熊、後手は銀冠の図ですが、大石先生の本には先手不満なしとあります。評価値は+97の互角。AIは居飛車穴熊に組めたから良いとは思っていないようです。

大石先生の穴熊対策は、居玉のまま32金として

(AIは先手の最善手を65歩としていますが、) 58金右24歩同歩同飛22飛

36歩44角46歩33桂

37桂26歩45歩同桂

45同桂25飛の図は

後手優勢だと。評価値は-498で、後手はっきり有利というくらい。

ちょっと戻って

AIに聞いてみると、ここでの最善手は45同桂ではなくて35歩だと。35同歩は26飛として先手ペース。35同角に45桂とすると

25飛38飛

27歩成には35飛~53桂成です。何か53の地点を受けると65桂があり、評価値は+200を超えて先手良し。

ということで

35歩には62玉と備えておくのが最善です。

45桂25飛37銀

ここで分岐して、27歩成36銀28と25銀

飛を取り合って、評価値は0近辺の互角です。

もう一つは

35飛36桂22角53桂成同玉47金

これも評価値は0近辺の互角です。

結局互角の岐れですが、先手としては面白くないか。

他には本には書いていないけれど

美濃囲いに入ってから24歩を突いて、24歩同歩同飛25歩22飛88玉44角

46歩54歩45歩71角65歩33桂

78金23飛67金右52金左29飛12香

25桂をねらうのもあると思います。評価値は+45の互角ですが、後手としてはより安心して戦えそうです。

結局のところ

66歩と止めるのでは、なかなか先手ペースにならないということです。

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