この街の特徴的な外観を持つ建屋
近くの集落の中で、あちこちにみられる風景
福住の近くに建つ カフエ フタバ
屋根に草が生えている。意図的なものだろう、窓の外では羊が草を
食んでいて、楽しませてくれた。
NETで評判の店らしく、客は多かった。
国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区) 福住へ行ってきた。
4年前に初めて訪れたときは、文化審議会が、文部科学相にその選定を答申した
すぐのあとだった。
選定された今も、街の様子は何も変わっていなかった。
京、大坂との交通の要衝として、近世を通して本陣もおかれ、宿場町として繁栄
していたという。
明治以降は鉄道交通による近代化の影響を受けることも無く、特別な産業も無い
ままに伝統的な町並みが現在まで残っている。
通り沿って並ぶ建物に見られる外観上の特徴は、
妻入りの中二階建(つし二階建)。
通りに面する外壁は大壁造りの白漆喰ぬり。
二階の窓は覗き下ろせない虫籠窓で、一、二階間に一文字の庇が付いている。
一階開口部には、繊細な格子を付けている。
これらの特徴は、かなり改修を加えられた家屋にも、中心部を離れた農家風の家屋
にも、ああ、ここにもという風に残されていた。
このような家屋は初めて見ました。
中二階は部屋として使われたのでしょうね。
宿場町として繁栄していたのですから・・
地区として保存できたことは素晴らしいですね。
カフエ フタバの草の植えられた屋根、温暖化に対応したものでしょうか。
カフェで一休みされたのでしょうか?
お盆も終わりですが、蒸し暑さは一向にとおりすぎませんねえ。
古い町並みが残っているという事は、観光資源も特産資源も無く、鉄道路線からも離れていて、
存続している建造物を、利潤を求めて、それに適した建物に建て替える必要が無かったからでしょう。
このカフエで食事をしました。
NET上でかなり評判の店で、土・日・祝などは予約が必要だそうです。
安心されたのでしょうか。
カフェ ふたばがいい感じですね。
なかなかいいところです。
いろんな店舗などが出来て街の雰囲気が変わってしまっていないかと心配したのですが、余分な気遣いでした。