法起寺三重塔 田圃の畔から F4
法起寺三重塔を伝説の古池[菩提池」より見下ろして描く F4
法輪寺周辺でのスケッチの後、法起寺へも廻った。
5、600mほどの道は、以前は無舗装の農道のようなものであって、
道中には視界を遮るものはなかったから、塔を眺めながら近づいて行った
ことが懐かしい。
法起寺の日本最古の三重塔(国宝)を田圃の中の畔に腰を下ろして描いた。
背後の緩やかな斜面に広がる30軒足らずの集落の中に、1300年もの昔、
この塔が生まれた頃の人たちの子孫がまだ居るのだろうかと、ぼんやりとした
想いがながれた。
夕暮も近く、疲れ切っていたが、地域のコミュニテイバスを待つ50分ほど
の間に、近くの伝説の古池「菩薩池」の前から、塔を見下ろしてもう一枚ラフ
スケッチをした。
沢山歩かれ、何枚もスケッチされて凄い行動力ですね、
お疲れになられたでしょうね。
私は2枚描いたら頭も心も満腹してしまいます。
裸の法起寺はバランスよく描くのは難しいですね、
私は何度描いてもなんか変ですが上手く描かれておられますね。
雑談をしながら並んでスケッチしてみたいですね........
ここまで来た限りは元を取らねばと、貧乏人の根性で描いています。
ラフなものですから何枚も描けるのであって、貴方方のような緻密な作品は、わたしには
とてもとても描けません。
私の知らない、興味深い所を沢山ご存じのようですね。
奈良も京都も行っていません。
頑張って何枚もかけて良かったですね。
向くままの一人歩きも淋しくありません。
描きながら、自然と口は動いています。
1300年もの間ここに佇んで世の移り変わりを見てこられたのですよね。
こういったところは一人でユックリ歩いてみたいものです。
子孫の方おられたらお話してみたくなりますね。
この辺りまで来ると、さすがに外人さんに出会うこともなく、古(いにしえ)を
しのぶ気持ちになります。
2年ほど前から、参加している団体での活動に現(うつつ)を抜かす暮らしを
していて、描くことはもちろん、PCを覗くこともおろそかになってしまっています。