淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

森本憲司 展 (神戸芸術センター)

2010-02-07 17:01:56 | 想い
 「ひょうごゆかりの美術家展」を見に行った帰りに、新神戸駅前の神戸芸術
センターでの[森本憲司展」も観た。2度目である。
芸術センターが行った第2回絵画公募展での受賞作家の個展である。

 バスの窓から見える神戸芸術センターと書かれたこの建物がどういう意味を持つ
建物かということをずっと疑問に思っていたのでこの近くへ所用で行った時に寄った
ときに、この個展に出会ったのである。

 この人は北海道中川郡(帯広の近く、冬季オリンピックに中学生で参加出場する
スケート選手の高木さんの出身地とか)に在住。
自営の傍ら5年ほど前から趣味で始めたという。特別に指導をうけることもなく、
団体に所属することもなく、公募展に機会があれば応募して入選、入賞し、個展も
3回開いているそうである。

 開催に合わせて神戸に来ていた時に、会場で会う事ができて、長時間色々と話を
聞くことが出来て、個々の作品についての説明も受けることが出来た。
100号を含む多くの作品からは大自然の中の空気が伺い知れて、展示タイトルの
~心の癒し~そのものであった。

 一期一会を感じ、礼状を送ったらすぐさま几帳面に書かれた書状が送られてきて、
最終日には神戸に来て会場に詰めているので会いたいとも書かれていた。


 ところで、原田の森ギャラリー(兵庫県立美術館王子分館)での「ひょうごゆかりの
美術家展」であるが、洋画、日本画、写真、書道、彫刻、陶芸など150人ほどの作家の
作品が各人1点づつ展示されていた。

 出展作品は作家の代表作品ばかりではないけれども、個人、企業、公民団体の
収蔵品で、そのため普段目にすることの出来ないものも観れるという格好のものであった。
自分としては、山本萬司、尾田龍、川端謹次 各氏の初めて見る作品に接することが
出来て幸いであった。


 絵画部門を見終わって休憩しているときに会場で配られていた作品目録を見ていて
納 健(幻の宴)の記入があるのに気がついたが、果して会場で見た覚えがない。
ぜひ見たいので、見落としたかと再び戻ったけれどもやはり展示されていない。
事務所へ行って問い合わせると、こともなげにそれは彫刻の部に出ているという。
幾らなんでも納健は画家であろう。画家として兵庫にゆかりが出来ているのでは
ないのだろか。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
森本憲司展 (hirugao)
2010-02-07 20:42:56
こんばんは~ satoyamaさん

何時も小まめに展覧会にいらしていますね。
本当に感心します。
白鳥の絵清廉な感じがします。
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hirugao さん へ (satoyama)
2010-02-07 22:21:12
こんばんは

いい作品をいっぱい見て、感動して、その後は
出来るだけ早く忘れようと思っています。
返信する
独学 (magamik)
2010-02-09 21:36:29
こんばんわ~
森本憲司氏は画歴5年、独学ということですか?
驚きですね。
とても良いセンスをお持ちのようですね。
お話がはずんだの分かる気がしますよ。


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magamik さん へ (satoyama)
2010-02-09 23:46:09
そうです、5年です。
よそ見しないで一途に描いている気合が画面から立ち昇っていました。
60歳くらいの純朴そうなお人でした。
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